愛知県豊明市の貸店舗をお持ちのお客様(オーナー様)から、貸店舗の天井から雨が漏れているとご連絡があり、雨漏り点検で伺いました。 貸店舗の屋根には金属屋根(瓦棒葺き)でしたが、この屋根部材は雨漏りの原因になるため、新しい屋根部材を提案することを伝えました。
施工内容 |
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築年数 |
築50年以上 |
施工期間 |
5日ほど |
工事費用 |
約90万円ほど。 詳細は問い合わせてください。 |
豊明市三崎町にて貸店舗の雨漏り点検に行ってきました。
築年数がかなり古くて、オーナー様と現状の雨漏りの状態を確認させていただきました。
確認したあとで、屋根裏へ侵入して屋根地の状態を確認したのですが、屋根の野地板があまりにも質素なものを使っていて、屋根上にあまり重量をかけれないことが判断しました。
住宅の状態と雨漏りの状況を考えて、現状屋根部材に使われている金属屋根(瓦棒葺き)から雨が漏れていると判断させていただきました。
オーナー様には、金属屋根(瓦棒葺き)を全部取り外して、重量がかからないスレート屋根部材に交換することをご提案とお見積りを作成させていただきました。
ただし、スレート屋根部材も定期メンテナンスが必要です。
⇒スレート屋根(カラーベスト)の雨漏り原因と修理方法
弊社では定期点検も行っていますので、ご安心してお声をかけてください。
金属屋根(瓦棒葺き)とはなにか? そして、なぜ?雨漏りの原因になるのか?
古い住宅屋根や分譲住宅などに、たまに施工されている金属屋根(瓦棒葺き)に関して語弊がないように補足説明です。
今も施工されている金属屋根すべてが雨漏りする屋根部材ではありません。
昔の『瓦棒葺き』と呼ばれる工法が、今現在、雨漏りがしやすい工法なんです。
※協力業者の板金屋さんも、現在は『瓦棒葺き』とは言え、雨漏りしないような違う工法になっているそうです。
この写真のような、屋根上均等の寸法に四角形の木材棒(タル木)を置いてから、その間と木材棒(タル木)の上から板金で加工する工法です。
この工法で雨漏りの原因となるのは、木材棒に板金を取り付けるときに水侵入防止のパッキン付きの釘を使うのでもなく、普通の釘で止めて施工していきます。
そして、釘頭に雨水侵入防止のコーキングボンドも打つこともないため、そこから経年劣化で雨漏りしていき、木材棒(タル木)を腐食させます。
腐食したところに、雨漏りの雨水が侵入して、屋根裏及び天井から雨漏りをさせてしまいます。
前述の板金屋さん曰く、もうこのような工法はしていなく、木材棒(タル木)は取り付けずに板金同士だけで取り付ける施工にされているそうです。
金属屋根をすべて取り外して、スレート屋根を施工していきます。
作業を開始して、金属屋根を取り外していきます。
屋根野地と金属屋根の隙間に防水紙(ルーフィング)が貼ってありました。
防水紙(ルーフィング)が見える範囲の状態にします。
金属屋根を全部取り外してみたら、防水紙(ルーフィング)のほうも穴だらけであって、ここも雨漏りの原因になるかと思います。
穴だらけの防水紙(ルーフィング)を全て取り外し、その上から厚さが12ミリの針葉樹の屋根野地板を取り付けていきます。
針葉樹の屋根野地板を全体にくまなく取り付けたあとに、防水紙(ルーフィング)を屋根野地板の全体に正確に貼っていきます。
防水紙(ルーフィング)の施工の仕方には、定められた順序があります。
順序通り施工していかないと、逆に雨漏りの原因となります。
写真のようなスレート屋根を屋根上に上げて、1枚ずつ取付施工をしていきます。
屋根裏のタル木も通常よりも細くて、もし陶器瓦などで施工すると重量オーバーになってしまうため、今回は、重量が軽いスレート屋根を選ばさせていただきました。
今回の工事以外にもオーナー様からご相談を受けて、雨樋が一部破損していたことと、小波屋根材の雨水の流れがおかしいのでということで、追加の工事をいただきました。
すぐにお見積書を作成しまして、お客様に伝えて了解を得てから、追加工事の方もやらさせていただきました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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