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皆さんはどのようなお住まいで生活をされていますか?
戸建て住宅という方もいらっしゃいますし、アパートやマンションなどの集合住宅という方もいらっしゃるでしょう。
戸建て住宅の場合はもちろん購入された方が定期的なメンテナンスを行っていくのですが、賃貸アパートや分譲マンション等の場合、内装リフォームならまだしも外装のリフォームを勝手に行うことはありませんよね?
オーナー様や管理会社様がしっかりと管理されているためです。
しかし中にはアパートやマンションで雨漏りが起きてしまい困ったという方もいらっしゃると思います。そのため実際には住まわれていないオーナー様や管理会社様にも定期点検と適切なメンテナンスを行うことが求められます。今回はアパートやマンションで雨漏りが起きてしまった場合の重大さと、行うべきメンテナンスについてご紹介したいと思います。
アパートやマンションは戸建て住宅や貸家とは異なり多種多様の方が入居されています。高層マンションですと何百世帯も入られていることでしょう。このような集合住宅で雨漏りが起きるとどのようなことが起こるでしょうか?
通常の戸建て住宅の場合、天井や壁の染みから雨漏りに気付き補修工事を検討されるかと思います。その際には屋根が原因か、壁が原因かということまではなんとなくわかりますよね?
しかしアパートやマンションの場合はたくさんの方が入居されていますので戸建て住宅よりも被害が大きな規模になるのに加え、階段や通路等の共有スペースも存在します。これによりまず雨漏りであるのか、漏水が起こっているのかの判断が難しくなります。すると戸建て住宅よりも雨漏りの発見に遅れ、気が付いた時には甚大な被害が生じているというケースが多く発生しております。
また建物規模が大きいため、雨漏りの原因を突き止めることが難しくなります。例えば外壁のクラックから入り込んだ雨水が直近の部屋に浸入するとは限りません。1件の雨漏りの原因を突き止めるために建物全体の状態を調査する必要があり容易ではありません。
雨漏り調査を妨げる原因としてアパートやマンションに入居されている方のライフスタイルも関係します。共働き世帯の場合は日中誰もいないため、雨漏りに気が付かないケース、調査日の調整等が難しいケースがあります。必然的に雨漏り補修が遅くなり建物の寿命を短くしてしまうのです。
仮に入居者様が雨漏りに気が付いた場合も賃貸の場合は所有者様がいらっしゃいますし費用の問題がありますので勝手に補修を行うわけにもいきません。
以上の事からアパートやマンションは戸建て住宅とは異なり、実際雨漏りが発生してしまうとたくさんの問題が積み重なります。そのため入居者様ではなく、オーナー様・管理会社様が点検を徹底し雨漏りを発生させないということが大切です。
ではアパートやマンションで雨漏りを発生させないメンテナンスにどのようなものがあるのかをご紹介いたします。
アパートやマンション等は規模により建物の構造が異なると思います。数世帯のアパートであれば戸建て住宅のような木造住宅のケースもありますし、タワーマンション等は鉄筋コンクリート(RC)造、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造等が挙げられます。耐久性はもちろん変わりますが唯一変わらないのが「経年劣化を起こし、いずれは雨漏りを起こす可能性がある」ということです。
どのような構造に関しても必ず管理者様は定期的な点検を行い、不具合を発見し次第補修を行っていく必要があります。
数十世帯が入居するアパートの場合は屋根が化粧スレートや金属屋根材で仕上げられているケースが多くみられます。この場合屋根材の吸水や錆の発生で耐久性が著しく低下してしまいますので、戸建て住宅同様に屋根塗装による塗膜保護を行います。
雨漏りが発生してしまった場合は屋根材というよりもその下地となる防水紙が寿命を迎えている証拠です。屋根カバー工法や屋根葺き替え工事で雨漏りを改善しましょう。
RC造・SRC造ですと屋上とも呼ばれるフラットな陸屋根に仕上がっているケースが多いです。RC造・SRC造は非常に頑丈ではありますが、雨漏りを起こすことでそのマンションやアパートの規模に関わらず耐久性が著しく低下してしまいます。
往生や陸屋根はウレタン防水やシート防水で形成した防水層によって雨水の浸入を防ぐ防水施工がされています。
陸屋根で雨漏りが起きると上階はもちろんその下階にまで雨漏りが起きる可能性がありますので、15年程度での防水メンテナンスが求められます。雨漏りが起きてしまうと下地が吸水している状態ですので新築時と同じ防水工事を行うと防水層に膨れを起こす可能性があります。雨漏り被害や築年数によって下地と防水層が密着しない絶縁工法による防水工事を行います。
通常の戸建て住宅同様、サイディングやモルタル外壁のアパートやALC外壁のマンションは、吸水による外壁材劣化・腐食を防ぐための外壁塗装を行う必要があります。
また築年数が経過しており雨漏りが発生した場合、部分的な外壁張替よりも外壁カバー工事が適していることもございますので費用等を踏まえご検討ください。
つい見落とされがちなのがコンクリート、タイルを使用しているマンションです。サイディングの耐久性とは歴然の差がありますが、クラックと呼ばれるひび割れは雨漏りを起こすリスクがあります。
タイル自体は吸水性が低く塗装の必要性もありませんが、目地にクラックが生じることで雨水が浸入、タイルを張り付けているモルタルが劣化することでタイルの剥離・落下を起こす危険性もあります。
アパートやマンションの規模次第では足場の仮設費用だけで高額になりますが、雨漏りを起こしてからの補修の難しさを考えると早め早めに対処していく方がコストも手間も削減することができます。
ではもし実際に雨漏りが発生してしまった際、入居者の方はどのような行動をとれば良いのかをご紹介いたします。
賃貸アパートやマンションは入居者様ではなく、管理会社様もしくはオーナー様が所有されています。そのため建物の劣化を助長させる雨漏りの発生は規模の大きさに関わらず連絡をしましょう。アパートやマンションの劣化が原因で雨漏りが発生した場合は、入居者様が補修費用を負担することはありません。
しかしトイレを詰まらせてしまった、排水不良が起きていた等、入居者様の使用方法に問題があった場合は原因を突き止め補修費用が発生する可能性があります。アパートやマンション等で雨漏りが拡大すると後々ご自身の生活にも大きく影響する事がありますので、使用スペースに被害が発生していなくとも雨漏りを発見した場合は速やかに報告をしましょう。
室内で雨漏りが発生してしまった場合、家財が危険に晒されるという点は戸建て住宅と同様です。バケツやタオルを置き雨漏り被害が拡大しないように応急処置を行いましょう。また雨漏りが起きた箇所を特定しない限りは補修工事も進みません。どこで雨漏りを発見したのか、どのような条件だったのか、どの程度の被害なのかをわかる範囲で管理会社やオーナー様へ伝えましょう。
所有されているアパートやマンションで実際に生活をしているオーナー様、管理会社様は少ないかと思います。普段生活をしていないからこそ少しの不具合を発見する・メンテナンスの必要性を強く感じることはなかなか難しいかと思います。しかし賃貸として所有されている、管理をしている立場である以上、入居をされている方の生活を守ることに責任があります。毎日アパートやマンションを点検することは現実的に難しいですが、雨漏りを防ぐため・いざ雨漏りが起きた際の対策に簡単に出来ることもありますのでいくつかご紹介いたします。
戸建て住宅同様、アパートやマンションも徐々に劣化していき、年数が経過すればするほど補修箇所も増えていきます。特に台風や積雪等自然災害によって突如雨漏りや破損を起こすことも少なくありません。数か月に一回、自然災害後に一度でも点検を行い補修の必要性があるかを判断しましょう。
棟板金が外れかかっている、波板が固定できていないといった状態はアパートやマンションの入居者様だけでなく、近隣にお住まいの方までも不安を感じてしまいますので要注意です。空き部屋で雨漏りが起きると下階や隣室に被害が及ぶ可能性がありますので、必ずクロスに剥がれがないか、雨染みがないかをチェックしておきましょう。
アパートやマンションは屋根形状・屋根材・外壁材も様々ですので、建売住宅のように「近隣で塗装メンテナンスをしているからそろそろ塗装を考えよう」といった考えでメンテナンスを行うことはありません。所有されているアパートやマンションにどのような素材が使用されているのか、どの程度でメンテナンスを行うべきかを把握し、その年数に合わせて補修を検討する必要があります。
規模が大きいからこそ劣化が見られる部分、問題がない部分があるかとは思いますが、最も劣化が顕著に表れている部分を参考にメンテナンスを考えていきましょう。
アパートやマンションで雨漏りが起こった場合、課題はスピードです。
入居者に被害が及ばないよう雨漏りの原因を突き止め最適な補修工事を行うためには、建物構造やメンテナンスに精通した業者を見つけておくことが非常に重要です。
例えば雨漏りの応急処置も室内では簡単ですが屋外は非常に危険です。すぐに駆け付け適切な対応をしてくれる施工業者とは常に信頼のおける関係を持っておくことも大事です。アパートやマンションでの施工実績があるのか、雨漏りの特徴や被害から原因追究が出来るのか、建物に対し最善なメンテナンスを適正価格で行ってくれるのかを見極めましょう。
費用は非常に重要なポイントではありますが施工業者によって補修内容が変わる、部分メンテナンスを繰り返すと、大きな雨漏りが発生した際に原因が分からなくなってしまいます。今後のメンテナンスのことも踏まえ信頼できる施工業者を見つけまとめて補修を依頼することがアパートやマンションの寿命を維持する秘訣です。
アパートやマンションの雨漏り補修に関するまとめ
アパートやマンションで雨漏りが起きてしまった場合、被害を受けるのは所有者ではなく入居者様です。雨漏りを放置することは許されず被害の拡大を抑えるための適切な対応が求められます
アパートやマンションの規模や仕様によってメンテナンス方法は異なりますが、メンテナンス不要という建物はありません。定期点検を行い、日頃太陽光や雨水で劣化し続けているアパートやマンションに適切な補修工事を行いましょう
入居者様はアパートやマンションで快適な生活を送るためにも雨漏りを発見次第の報告、雨漏り被害が拡大しないよう応急処置を行う必要があります。また雨漏りの原因や規模に関わらず、管理会社様もしくはオーナー様に連絡しましょう
普段アパートやマンションで生活をされていないオーナー様・管理会社様は劣化の発見が遅れる傾向があります。定期点検や建物に合わせたメンテナンス、そしていざ雨漏りが起きてしまった時にもすぐに補修をお願いできる施工業者を見つけておきましょう
アパートやマンションはたくさんの方が安心して生活を送るための建物です。雨漏りは建物の劣化を促進させるだけでなく入居者様の生活も脅かす危険もありますので、必ず雨漏りを起こさない生活、メンテナンスを心がけていきましょう