
ビルで雨漏りをさせないために行うべきメンテナンス


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ビルというと小さなものから大きなものまでさまざまなものがありますが、いずれも高さがあり、陸屋根が多いという特徴があります。
また、ほとんどの場合、S造と呼ばれる鉄骨造やRC造という鉄筋コンクリート造、SRC造という鉄骨鉄筋コンクリート造で、いずれも鉄やコンクリートが使われています。
鉄は水に触れると錆が発生し、強度を低下させていきます。ビルの雨漏りもまた、素早く対処しないと建物の寿命を著しく縮めてしまうのです。
ビルの雨漏りは、その建物の大きさゆえに原因や雨水の浸入箇所の特定が難しいこともあります。雨漏りに気付き、業者を呼んだのはいいけれど、原因や雨水の浸入箇所の特定まで時間が掛かるとしたら、かなり不安ですよね。戸建てのお家でしたら、建物と家財の被害が心配ですが、ビルとなりますと建物と設備だけでなく、ご入居者様の家財なども守らなければなりません。
雨漏りさせないための定期的なメンテナンス、雨漏りした場合の早急な対処、どちらも欠かせないものなのです。
このページではビルの雨漏りがいかに危険か、雨漏りの原因となりやすい部分とその補修方法、雨漏りでどんな悪影響が出るのかなどを知っていただければと思います。
ビルというと一般的にはフロアやお部屋を賃貸物件として貸し出していることがほとんどだと思います。
オーナーの皆様、管理やメンテナンスはしっかり行っていますか。
「ウチはしっかりとした管理会社に任せているかに大丈夫」という方も居れば、「店子(テナント)と付き合いも考えて、定期的に訪問している」という方もいるでしょう。
一般的な戸建ての木造の建物の場合、雨漏りが起こり、そのままにしてしまうと柱やその骨組みである木材に雨水が染みて、腐食させたり、シロアリ被害が発生して建物がダメになってしまうことは皆様、ご存知だと思います。
では、ビルの場合はどうでしょうか。「コンクリートでできているから、木造のように腐食したり、シロアリに喰われたりすることはないよ」とお考えになる方もいると思います。果たして、本当にそうなのでしょうか。
実はコンクリートでできたビルであっても、木造と同じようにダメになってしまうのです。建物の規模が大きいだけに、木造をよりも酷いことが起こる可能性があります。鉄に錆が発生しますとどんどん拡がっていき、やがては崩れてしまいます。これだけでも大変ことなのですが、鉄筋コンクリートの鉄が錆びるともっと酷いことが起こります。
「爆裂」と呼ばれる現象です。
鉄は錆びるに従い、酸素が付いた分、体積が増えていきます。その分、周りのコンクリートを押し退けていくので、それにコンクリートが耐えられなくなると、割れてしまうのです。これは大変危険な現象で、これまでに割れて落下したコンクリート片によって通行人が怪我をする事故は何件も起こっているのです。当然のことながら、建物の強度も大きく低下します。
陽当りがよく紫外線にさらされている上に、最も風雨を受け止めている部分ですから、傷みやすい部分です。手摺りが設けられ、屋上として活用しているのなら、その傷みにも気付きやすいのでしょうが、そういった設備がなく、人が歩行すること前提としていない場合、目に見える不具合があっても気付かないことが多いのです。
排水口やその周辺にゴミが溜まり、雨水が流れないと雨漏りの原因になります。また、どんな陸屋根にも防水層が設けられており、その防水層を保護するためトップコートが塗布されていますが、紫外線に晒される時間も長いため、10年未満で耐用年数となってしまうことも多いのです。トップコートはこまめに塗り替えてあげましょう。
ビルは直方体ばかりではなく、道路に面した部分の上方が斜めに切り取られ、斜壁が設けられているものもあります。これは採光等を確保するために建築基準法で高さ規制が設けられているからです。斜壁は陸屋根のように防水層を設けられているわけではないので、雨漏りしやすい部分です。定期的な外壁塗装が必要です。
一般的にコンクリートは打設後、完全に乾燥するまで数年かかると言われています。乾燥し、水分が抜けると縮み、クラックができることもあります。打設後の乾燥による収縮は0.05%程度ですが、建物自体が大きいのでバカにできません。また、寒暖によっても、収縮と膨張を繰り返します。
戸建てと違って軒や庇がありませんので、外壁に直接、雨がかかります。そのため、窓周辺やサッシ周辺も雨水が浸入してきやすい部分です。
サッシと外壁の取り合いにはシーリング材が充填されているのですが、劣化してくるとひび割れて雨水が浸入しやすくなります。窓の外側にある部分なので、簡単には点検できませんが、歩行可能なバルコニーなどがある場合、点検できる部分もあるでしょう。点検できる部分のシーリング材にひび割れがあった場合は他の部分も同様のことが起こってていてもおかしくありません。業者に相談し、適切な補修をしてもらいましょう。
テナントとしてビルに店舗やオフィスが入っていて室内に漏水している場合、程度にもよりますが業務に支障をきたすことになります。
店舗であれば、商品を雨から守らなければなりませんし、漏水している一画はお客様の安全を考えた場合、使えないことになります。また現在のオフィスであれば、PCなどが何台もあるでしょう。ご存知の通り、電気製品は水に弱く、少しでも濡れれば即、故障に繋がります。
そのことによってテナントが退去してしまったとしたら、間違いなく悪いうわさが立つでしょう。少子高齢化のため、よほどの大都市でもない限り、賃貸の需要は減っていくと言われています。過当競争に打ち勝つためにもメンテナンスは重要なのです。
雨漏りによって漏電が起こっている場合、電気を使うことができません。そして現在では、電気無しで業務が成り立つことはまずありません。また、漏電は火災を発生させる危険もあります。雨漏りは建物への被害だけでなく、こういった二次被害、三次被害を引き起こすことを忘れないでください。
ご自分で所有しているビルが雨漏りしており、それを修繕しなければならないというのはオーナー様にとって頭の痛い話だと思います。
一方、ビルの雨漏りで経済活動が制限されているというのもご入居者様にとって頭の痛い話です。
補修しても雨漏りが解消されないため、最終的にはご入居者様が退去するということになれば、オーナー様にとってさらに頭の痛い話です。ご入居者様がオフィスでも、店舗でも、お客様やお取引先に「移転のご案内」などを出さねばならず、こちらも手間が掛かります。店舗だった場合、かつてはそこにお店が存在したが、現在は別のところで営業中ということを周知してもらう必要があります。こちらも頭の痛い話です。
頭の痛い話の連鎖はできるだけ早い段階で断ち切るべきです。定期的なメンテナンスを陸屋根や外壁に行っていれば、雨漏りが発生するリスクを大幅に下げられます。雨漏りが発生したとしても、メンテナンスの履歴がハッキリしているので、復旧までの時間も大幅に短縮できるでしょう。
雨漏り修理などの工事費は現状を回復するための修繕費であり、経費として計上できます。税制的にもお得なのですから、できるだけ早く直してしまった方が得なのです。現在、ビルで雨漏りが発生しているのにそのまま賃貸に出しているという方はまずいないでしょう。SNSで拡散されれば、ネットにその情報は半永久的に残るでしょうし、評判も悪くなります。
「これまで同じ業者に管理とメンテナンスを頼み続けてきたけど、しっかり管理してくれているか分からない」、「今まで面倒を見てきてもらったが、継ぐ人がいないので廃業する予定だそうだ」という方はアメピタの無料点検を利用してみてはいかがでしょうか。
雨漏りはビルの強度を低下させます
鉄筋コンクリートにひび割れが発生し、雨水が染み込みますと鉄筋が錆びることによって体積が膨張してひび割れを拡げますので、より状態が酷くなります
ビルで雨漏りの原因となりやすい場所は屋上の陸屋根、斜壁やバルコニー、外壁のクラック、サッシ周りです
室内への漏水の全てが雨漏りというわけではありません
給排水管の不具合、エアコンのドレン管、人間の過失によっても室内への漏水は発生します
雨漏りは建物への被害だけでなく、二次被害、三次被害を引き起こすことを忘れないでください
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