名古屋市で安心を!古い屋根の雨漏りを下地から徹底解決
名古屋市で長年お住まいの方、ご自宅の屋根は大丈夫でしょうか?
「うちは築年数が経っているから雨漏りが心配…」「昔ながらの瓦屋根だけど、今の技術で直せるの?」といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
特にこれから迎える梅雨や台風シーズン、秋の長雨を考えると、屋根の健康状態は非常に重要です。
実は、築年数の古いお家では、たとえ瓦に目立った破損がなくても雨漏りが発生することがあります。
その原因は、目に見えない屋根の下地に潜んでいることがほとんどです。
私たちは、名古屋市およびその近郊地域で、長年の経験と確かな技術で皆様の大切な住まいを守る屋根リフォーム専門業者です。
この記事では、私たちが実際に行った名古屋市瑞穂区での屋根改修工事を例に、古い屋根の雨漏り原因と、それを根本から解決する「下地からの徹底改修工事」について、専門用語をわかりやすく解説しながらご紹介します。
弊社、直通ダイヤルは、こちらになります↓↓↓
古い瓦屋根の意外な落とし穴!雨漏りの原因は瓦だけじゃない?
「うちの瓦屋根、割れてないのに雨漏りするんです…」そんなお声をよく耳にします。
実は、特に1980年代以前に建てられた古い瓦屋根では、瓦にヒビや割れがなくても雨漏りするケースが少なくありません。
その原因は大きく2つ考えられます。
まず一つ目は、陶器製の瓦が年月の経過とともに水を吸いやすくなることです。
新しい瓦はほとんど水を吸いませんが、長年雨風にさらされることで、徐々に水を含んでしまうようになります。
すると、瓦の裏側からじわじわと雨水が染み出し、屋根の内部に侵入してしまうのです。
そして二つ目は、瓦の下に敷かれている「杉皮材(すぎかわざい)」の劣化です。
杉皮材とは、杉の皮を剥がしたもので、昔の屋根では防水の補助的な役割を担っていました。
しかし、これも年月が経つと劣化して隙間ができやすくなり、そこから屋根の骨組みである「野地板(のじいた)」がむき出しになってしまいます。
すると、雨水が直接野地板に浸入し、雨漏りに繋がるわけです。
このように、瓦自体が無傷でも、その下の素材が劣化することで雨漏りは発生します。
名古屋市や周辺地域で雨漏りにお困りの方は、ぜひ一度、私たちプロにご相談ください。
瓦の状態だけでなく、下地の状態もしっかりと点検させていただきます。
今回ご紹介する名古屋市内の住宅の屋根は、昔ながらの「湿式工法(しっしきこうほう)」という方法で施工されていました。
この工法では、瓦の下に「屋根土(やねつち)」と呼ばれる粘土状の素材を使って瓦を固定するのが特徴です。
まずは、古くなった屋根瓦をすべて撤去する作業から始まります。
湿式工法で固定された瓦は、屋根土としっかりとくっついているため、一枚一枚に力を込めて慎重に剥がしていく必要があります。
今回の現場では約33坪の屋根に1,200枚以上もの瓦が使われており、これらすべてを手作業で取り除くのはまさに根気のいる作業でした。
瓦を取り除いた後も、大変な作業は続きます。
瓦の下に残された屋根土を、丁寧に撤去していきます。
この屋根土は、野地板の上に敷かれたザラザラとした「杉皮材(すぎかわざい)」に絡みついているため、スコップの先をテコのように使ったり、手作業で少しずつ剥がしたりと、これまた地道な作業です。
撤去した屋根土は土嚢袋に詰め、ダンプに積み込んで適切に処分します。
屋根土の撤去が終われば、次に杉皮材も剥がします。
すべての杉皮材を取り除くと、ようやく屋根の骨組みとなる「野地板(のじいた)」が姿を現します。
私たちは、このような昔ながらの工法で施工された屋根にも、これまでの経験と培った技術で柔軟に対応し、名古屋市および周辺エリアで確実かつ丁寧な屋根リフォームをご提供しています。
古い瓦や屋根土、杉皮材をすべて撤去し、屋根の基礎部分である「野地板(のじいた)」がむき出しになったら、いよいよ下地からの改修工事が始まります。
まずは、今後の補強作業や新しい屋根材の施工に備えて、野地板を丁寧に清掃します。
古い土やゴミを徹底的に取り除くことで、傷んだ箇所や腐食している部分がはっきりと見えるようになり、必要に応じて補修を行うことができます。
この一手間が、屋根全体の寿命を左右する重要なポイントになります。
清掃を終えた野地板の上には、新たに「野地合板(のじごうはん)」という補強材を重ねて取り付けます。
使用するのは、厚さ12ミリの丈夫な針葉樹合板で、一枚ずつ屋根の骨組みを支える横方向の木材「タルキ(垂木)」にしっかりと釘で固定していきます。
タルキにしっかりと合板を固定することで、屋根全体の強度が格段に向上し、地震や台風による強風にも耐えられる、より安全な屋根構造が実現できるのです。
そして、屋根全体に新しい野地合板を張り終えたら、その上から「ルーフィング防水紙」を重ねて貼っていきます。
ルーフィング防水紙は、雨水が屋根の内部に浸入するのを防ぐための下葺き材で、屋根の防水性を左右する極めて重要な材料です。
このルーフィングを貼る際には、上下や左右を適切に重ねながら隙間なく施工することが肝心です。
実はこのルーフィングの貼り方には正式なルールがあり、過去の修繕工事では、大工さんなどが簡易的に施工したために適切に貼られておらず、雨漏りの原因となっていた例も少なくありません。
どんなに良い屋根材を使っても、ルーフィングの施工精度が低いと本来の防水性能は発揮できません。
私たちは、細部にまでこだわり、確実な防水対策を施すことで、お客様に心から安心していただける屋根を提供します。
新しい屋根で安心の暮らしを!丁寧な施工がもたらす安心感
ルーフィング防水紙の施工が完了したら、いよいよ新しい屋根材を取り付けるための最終段階に入ります。
今回は洋風の「平板瓦(へいばんがわら)」を使用するため、その前にいくつか重要な下準備を行います。
まず、屋根の先端にあたる「軒先(のきさき)」部分には、水返し用の板金を取り付けます。
これは、雨が降ったときに水がスムーズに軒先の雨樋に流れるようにするための金属製の部品です。
この板金があることで、雨水が屋根材の下に逆流するのを防ぎ、軒先の劣化を防ぎます。
次に、屋根の端の部分である「ケラバ袖」と呼ばれる場所にも、雨水の侵入を防ぐための板金を設置します。
この板金は、万が一瓦の隙間から雨が入り込んでも、内部に染み込むことなく、板金を伝って軒先の雨樋まで安全に水を流す設計になっています。
特に築30年以上の建物でケラバ部分から雨漏りしている場合は、このような板金処理がされていない古い工法で施工されている可能性があります。
私たちは、こうした細かな部分にも最新の注意を払い、適切な板金処理を行うことで、雨水が建物内部に浸入するリスクを限りなくゼロに近づけます。
私たちは、地域の気候特性を熟知しており、名古屋市およびその近郊での屋根工事において豊富な実績を誇ります。
お客様の住まいを守るため、見えない部分こそ丁寧に、そして確実に施工することを徹底しています。
古い屋根の雨漏りにお悩みの方、今後の雨の季節に備えたい方、名古屋市や近郊で屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
お客様の状況に合わせた最適なプランをご提案し、安心で快適な暮らしをサポートさせていただきます。
この度は、弊社のブログ記事をお読みいただき、誠にありがとうございます。
名古屋市およびその近郊地域の皆様の快適な暮らしを支えるため、屋根の専門家として、常に最高の技術とサービスを提供することを心がけております。
屋根のことで何かご不安なことやご相談がございましたら、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
お客様のご状況に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
今後とも、皆様の住まいが安全で快適であるよう、精一杯サポートさせていただきます。
- 古い瓦屋根の雨漏りは、瓦だけでなく下地の劣化が原因の場合が多いです。 特に1980年代以前の湿式工法で施工された屋根は注意が必要です。
- 下地からの徹底的な改修工事が、雨漏りを根本から解決し、屋根を長持ちさせる鍵です。 野地板の補強やルーフィング防水紙の適切な施工が重要になります。
- 当社は、名古屋市の地域の気候に合わせた屋根工事に多くの実績があり、細部にまでこだわった丁寧な施工を行います。
- 名古屋市や近郊で屋根の雨漏りやリフォームをご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。 経験豊富なプロが、お客様の住まいに最適な解決策をご提案いたします。
雨漏りやお住いの建物の内装工事や外装工事でお困りの際は
下記までお気軽にお問い合わせください!
受付時間 9時~17時(平日)
※定休日でも、対応していることもありますので一度ご連絡をください。
0120-806-393【フリーダイヤル】amepita@yamamura-kensou.com
※弊社は少人数での業務を行っているために、『個人のお客様』や『弊社と昔からの取引がある会社様』とのお取引を大事にしているため、新規企業様のご依頼は少しの間は受け付けをしていませんので宜しくお願いします。
トップページに戻る⇒
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
アメピタ名古屋南店TOPはこちら
アメピタ名古屋南店
TOPはこちら