吹田市出口町のお客様より窓枠部分に雨染みが広がっているので補修をお願いしたいというご要望をいただきまして現場調査を行いました。
なぜ窓枠から雨漏りするの?
数か月前に気づき様子を見ていたようですが、雨が続く日にはポタポタと水滴が落ちるまでになってしまったようでご心配になりアメピタ吹田店にお問合せをいただいたという次第です。窓枠からの雨漏りで、原因となり得るのは多くのケースでコーキングの劣化によるものです。
はめ込むようにして取り付けられている窓枠は同然外壁と一体化していませんから、隙間や立て付け部分から雨漏りが当然想定されます。それらを防ぐためにコーキングで塞ぎ、雨漏り予防をしているのですが、このコーキングも数年で劣化が始まり、約7年~長くても10年程度で寿命を迎えます。破断や割れ、剥がれなどといった症状を見せますがいずれにしてもコーキングに雨水を通す穴を作ってしまいますから、それが原因で雨漏りにつながるということですね。 今回はコーキングを増し打ちすることで補修をさせていただくご提案をさせていただきました。
屋根も同時に調査させていただきます
あわせて築20年以上、メンテナンスを行ってこなかったということで屋根の調査も同時に実施させていただきました。使用されている屋根材はすでに廃盤のモニエル瓦です。 塗装が完全に剥がれてしまっていることが一目でわかります。
こちらも雨漏りの原因となり得る箇所がいくつも散見されました。まずは棟瓦を固定している釘の浮きです。こうしたわずかな穴からも雨漏りが始まってしまうので要注意です。 また塗装が剥がれて瓦自体が雨水を吸い込んでしまっています。藻が大きく成長してしまっています。屋根の不具合は雨漏りに直結することが多いため、見えない場所だからこそ定期的な点検が必要ですね。