「突然」発生した雨漏り修理のための「突然」の出費。

定期的なメンテナンスを行っていればこのようなことにはならなかったかもしれませんが、今更それを言っても遅いですし、起きてしまった以上放置するわけにはいかないのが雨漏りです。進行性の不具合であるため時間が経過すればするほどお住まいを腐食で蝕んでいきますから一刻も早く直して、被害を食い止めたいと誰もがお思いですよね。

雨漏りの解決には、例えば隙間を埋めるためのシーリング充填や板金のビス留め程度の小規模修繕から、屋根自体を新しくする葺き替えやカバー工法といった大規模リフォームまで、被害の進行状況に応じて必要となる工事は様々です。小規模修繕であれば数万円でできても、大規模なリフォームとなると数十万円、またはそれ以上といったことも少なくありません。そうなれば多くの方が「雨漏りは直さなきゃいけないけど、費用はどうしよう…」と慌ててしまいますよね。

私たちがお付き合いさせていただいておりますお客様の中には、現金でお支払いしたいという方もいらっしゃれば、大きな金額が突然出ていくのは避けたいという理由から「リフォームローン」をご活用されるお客様もいらっしゃいます。いずれもお客様にお選びいただく形になりますが、こちらのページではリフォームローンについて、またご活用に当たってご理解いただきたいメリットやデメリットについて解説いたします。

雨漏り補修工事は時に高額なリフォーム費用がかかる

これは言うまでもありませんよね。

雨漏り箇所をいつまでも放置してしまうと、雨漏りが深刻化し、建物を弱めてしまいますし、酷い雨漏りになると雨漏り箇所を補修するだけでなく、雨漏りによる二次被害の補修も必要になります。壊れた家具や家電の買い換え、シミやカビで汚れた内装材の張替え、シロアリ駆除工事といった他の工事費用も発生してしまいますので、雨漏りは被害が少ないうちに！が鉄則なのです。

しかし「雨漏り修理にいくらかかるかわからない」「高い工事が必要だったら困るから」という理由で工事をためらってしまっているという方はいらっしゃいませんか？

費用の目途が立って不安がなくなれば雨漏り修理をためらう時間も短縮できますので、まずは雨漏り補修工事の費用相場について知っておきましょう。

雨漏り修理の方法と費用相場

雨漏り修理費用は雨漏りの進行度や発生箇所によって異なります。雨漏りが軽度であれば部材の部分交換といった小規模の工事で済むこともありますが、雨漏りが慢性化して建物の腐食が進んでいた場合は、外壁や屋根全体に渡る高額かつ大規模な工事が必要となってしまいます。

部分補修やシーリングによる補修

このような部分的な不具合が原因で雨漏りが発生したような場合は、「部分的な」外装材の交換、シーリング充填、防水工事など不具合箇所のみを対象とした部分補修で解決するケースも多々あります。

費用は部材の種類や範囲にもよりますが、5万円前後の少額工事となるでしょう。

棟板金や水切り板金の交換

棟板金や水切り板金とは屋根に落ちる雨を受け流し、排水する雨仕舞部材です。（雨仕舞について詳しくはこちら>>）

どちらも建物を雨漏りから守るためにとても重要な部材ですが、錆による劣化、強風による剥がれなど風雨による被害を出しやすい箇所でもあります。極端な錆や錆による穴、強風で剥がれて曲がってしまった、また耐用年数を迎えてしまっているといった場合は板金の交換工事が必要となります。費用としては交換の範囲にもよりますが約5～20万円程度となります。

屋根や外壁のカバー工法

カバー工法、重ね葺きや重ね張りとも言いますね。劣化した屋根材や外壁材の上に、新しい屋根材や外壁材を重ねる工事を言います。

屋根材の葺き替えや外壁材の張り替えに比べれば費用は安く済みますが、大規模な工事であることに変わりはなく、使用する外装材や施工範囲によりおよそ80～200万円という高額な費用が必要になってしまいます。

屋根の葺き替え、外壁の張り替え

下地まで劣化してしまっているようなケースにおいてはカバー工法が行えないため、下地の交換から行う「屋根葺き替え」や「外壁張替え」が必要です。

屋根葺き替え、外壁張替えでは既存の屋根・外壁材をすべて撤去・処分する費用が発生し、さらに工期も長いためカバー工法と比較しても高額となります。使用する外装材や施工範囲によりますがおよそ120～350万円程度という外装リフォームの中でもっとも大規模な工事となります。

雨漏りが起こらなかったとしても、それぞれの寿命が訪れればいつかは必ず必要となる工事です。とは言え、計画から外れた突然の出費は家計にとって大変な痛手という方が多いのではないでしょうか。こうした費用感を覚えておくことは、お住まいを維持し、資金計画を立てる上で大変参考になりますね。

マイカーローンや教育ローンに比べると馴染みはないが、実は金利がお得なリフォームローン

軽微な雨漏り補修で済む方の中にも、

「どうせ雨漏り修理をするなら、いっそのこと葺き替えをしてしまいたい」

「足場を架けるなら屋根修理と併せて外壁塗装もやってしまいたい」

と考えられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに、いずれは大規模なリフォームが必要になるならこの機会に済ませてしまうという手もあります。しかしやはりすぐに資金を用意できる方ばかりではないと思うのです。そうした方も含めて大変便利なのが「リフォームローン」です。

ローンというと住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどがおなじみです。

でもリフォームでローンなんて考えたことなかったという方も多いのではないでしょうか。

実は身近なマイカーローンや教育ローンと比較してもリフォームローンのほうがお得というケースも多いのです。

例えばみずほ銀行であれば自動車購入でも使える多目的ローンの金利は変動金利で5.875％に対して、リフォームローンは3.975％、です。

イオン銀行であればマイカーローンが3.8～8.8％、教育ローンが2.8％に対してリフォームローンは2.45％です。（※2020年2月1日現在）

実はこのように数字で見ると、同程度の金額のものを購入するのであれば圧倒的にリフォームローンを活用する方が経済的なのです。こうした事を理解しておくと、リフォームだけではなく将来的な資金計画や、何にローンを使うとお得なのか？など計画を立てやすくなりますので是非覚えておいていただきたいと思います。

リフォームローン？自己資金どっちがいい？それぞれのメリットを理解しましょう！

ご家族ごとでそれぞれの資金計画がおありだと思います。場合によっては自己資金があっても、経済的であるならリフォームローンを活用したいという方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで、ここではリフォームローンと自己資金、それぞれのメリットについて見ていきましょう。

リフォームローンのメリットは何と言っても自己資金がなかったとしても工事を依頼することができるという点ですね。資金繰りという点で大きなメリットです。

また突然の雨漏り修理やリフォームで自己資金を使うことを避けられるので、お手元に現金を残しておくことで雨漏り以外の万が一にも備えることができ、経済的な余裕を持てることもメリットです。

例えば100万円の工事を自己資金で行うということは、貯蓄から100万円をお支払いされるということですから、月に4万円ずつ貯蓄していた場合は約2年分の貯蓄がなくなるということですよね。こうした想像をすると少し不安になるという方もいらっしゃるかもしれません。リフォームローンはこうした不安を毎月の支払いに替えることで解消することができます。

また金利がかかるという点は自己資金と比較した際にデメリットになり得ますが、超低金利時代という時代背景もあり非常に優遇された条件で資金を調達することができるようになりましたね。

ただし、リフォームローンは全てのリフォーム会社が取り扱っているわけでもなく、また全ての方がローン審査に通るとも限らないといった点があることを覚えておいていただきたいと思います。リフォームローン、自己資金、それぞれのメリットをご理解いただいた上で、是非ご家族にあう形を選択してくださいね。

リフォームローンのご活用もご遠慮なく私たちにご相談ください！

私たちが雨漏りでお悩みのお客様の元に駆け付け、状況をご確認させていただく際に「なぜもっと早く呼んでいただけなかったのだろう？」と思うことがあります。

そのことについてお伝えすると、

「修理するとなると大きな費用が掛かるかもしれないから様子を見ていた」

「雨漏りは心配だけど、突然の出費は避けたいから何とか自分でできる範囲で応急処置していた」

といったことをおっしゃっていたお客様がいらっしゃいました。

やはり雨漏りやお住まいについて不安や心配はお持ちでも、生活を考えると「大きな出費は困る」「できるだけ突然の出費は避けたい」というお気持ちが強く、一歩を踏み出せないという方が多いんだなということを考えさせられます。きっと同様のお悩みから雨漏り解決に躊躇している方が多いのではないでしょうか。雨漏りの心配、費用の心配など、心労のある中で生活していらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

しかし先述もしましたがバブル絶頂期と比較しても驚くほどの低金利時代の今、自己資金がなくとも、安い金利で費用を借りることができリフォームを行うことができる時代です。雨漏りは進行性の不具合ですから、放置することでどんどんお住まいを傷め続け、補修のためにさらに大きな出費が必要になるということが起こり得る事案です。アメピタでは雨漏り修理はもちろんですが、それにかかる費用やリフォームローンのご活用のご相談も受け付けております。是非お気軽にご相談ください。

また無料点検、お見積りまでは一切費用が掛かりませんので、こちらもお気軽にご活用ください。