
雨漏り修理業者を選ぶポイント7つ!費用目安や応急処置も

ただ「どんな業者に頼むのが良いのかわからない」「信頼できる業者の選び方がわからない」など業者選びで不安はありませんか?
業者選びに失敗してしまったことで「雨漏りが再発してしまった」「間違った工事に多額の費用を掛けてしまった」など辛そうな表情でお話ししてくれたお施主様を私たちは何度も見てきました。
雨漏り修理工事の成否を分ける最初の分岐点「業者選び」のポイントを7つ解説します。
目次 【表示】 【非表示】
- 雨漏り業者を選ぶポイント1 雨漏りだからこそ対応が早い地元の業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント2 お住まいを隅々まで点検・調査をしてくれる業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント3 屋根や外装に精通している専門業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント4 リフォーム瑕疵保険の登録事業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント5 契約書・保証書などをきちんと提出してくれる業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント6 これまでの実績が見える業者
- 雨漏り業者を選ぶポイント7 建設業許可を取得している業者
- 雨漏り修理業者を選ぶポイント こんな業者はご遠慮ください
- 雨漏り修理はどこに頼むべき?
- 新築10年以内の雨漏りは「家を建てたハウスメーカーや工務店」に相談
- 雨漏り修理費用の目安
- 応急処置の方法
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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判断基準や業者選びのポイントがわかっていればインターネットで目星のつけた業者のホームページを閲覧して必要な箇所をチェックして、自分に合った業者を選ぶということも可能ではないと思いますが、その判断基準ってどこ?業者選びのポイントって何?という方もきっと多いですよね。
身近に信頼できる業者がいない、知らないためにインターネットで業者を探さなくてはいけないという方も多いのではないでしょうか。そういった方もどうかご安心ください。インターネットでもしっかり雨漏りを直してくれる業者を選ぶことは可能です。まずは一覧をご覧ください。
<絶対に失敗したくない!雨漏り修理業者選びで成功するための業者選び重要ポイント>
- 雨漏りだからこそ対応が早いことが重要
- 30分~60分程度お住まいを隅々までじっくりと点検・調査してくれる
- 屋根や外装に精通している専門業者である
- リフォーム瑕疵保険の登録事業者である
- 見積書・打ち合わせシート・契約書・保証書などきちんと書類を提出してくれる
- これまでの施工事例やお客様の声といった実績がわかる
- 建設業許可を取得している
- いきなり家を訪問してきて不具合を指摘する飛び込み業者
- 点検時間が10分程度とやたらと短い
- 工事や工程について説明がなく、いつから工事が始まるのか・何をするのかわからない
- 保証期間や内容について説明がない
- 契約書がない
- 今日だけの特別キャンペーンやモニター価格をもちだしてきて契約を急がせる
- 見積書が詳細でなく、工事の中身や単価がわからない

それでは、それぞれ詳細を見ていきながら業者選びのポイントをマスターしましょう!

「来週雨が降るという予報がでていた」「台風が上陸しそう…」などといった天気予報が出ていると心配になってしまいます。
そこで、何かあった場合でもすぐに応急処置や雨養生をしに来てくれるなど迅速に対応してもらえる距離に会社があるというのは雨漏り業者を選ぶポイントとして大切ではないでしょうか。
雨漏り修理を依頼するのに片道3時間以上もかかる業者に依頼するという方はなかなかいらっしゃらないとは思いますが、近い地元の業者であれば頼みやすさも安心感も違います。
インターネットで業者を探していて気になる業者がいたらまずは会社概要で住所を確認してみてください。所在地や支店の住所がお住まいの市町村や近隣にあればまさに探していた地元の業者さんですよね。
少し離れている業者さんの場合であれば施工エリアを確認してみると良いでしょう。その業者さんが普段施工を行っている市町村が掲載されているはずです。普段その業者さんがお仕事で駆け回っている地域にお住まいのご住所が入っていれば遠慮なく依頼できますね。
万が一お住まいの市町村が施工エリアから外れている場合でも対応してくれる業者もいらっしゃるとは思いますが、通常は対応エリア外のためどうしても訪問までに日数がかかってしまったりなどということもあるかもしれないので、一度お電話にて確認してみるようにしてください。


雨漏り修理のステップは大きく分けて以下の3つです。



正しい調査が行わなければ、なぜ雨漏りが起こってしまったのかという原因の特定や修理を行うべき箇所の特定などできませんよね。まったく見当違いの場所を修理したところで雨漏りが直るはずもありません。
だからこそ「点検・調査」をきちんと行っている業者を選んでいただきたいと思います。
雨漏りの現場に多く携わっていると「雨漏りが再発してしまった」「間違った工事に無駄な費用を掛けてしまった」というお客様が意外に多く、「点検・調査」をじっくり行えばそのようなことにはならなかったのでは?というケースも多々あります。気づかないまま放置をしてしまうと二次被害や三次被害と被害を広げてしまう雨漏りだからこそ後から後悔する業者選びだけは避けたいですよね。
ホームページで業者を探す場合は無料点検に対応してくれているかを事前に確認したうえでお問合せしていただくと良いと思います。どちらの業者も基本的には点検・調査には対応してくれるはずですので在宅時に来ていただくように日程を調整してみてください。
優良な業者を判断する一つの材料として「点検時間」があります。最適な工事をするためにはお家の周りをぐるっと一周して眺めるだけでは詳細はやっぱり分かりません。また、10年以上が経過しているお住まいであれば将来の不安をあらかじめ潰しておくため、次に雨漏りを引き起こしそうな箇所も事前に発見して、予防をしておきたいところですよね。
そういったことを考えると点検・調査には30分程度は必要になるのではないでしょうか。
私たちアメピタでも30分~60程度お時間をいただいて、被害箇所から屋根や外壁はもちろん必要があれば屋根裏等も許可をいただいた上で点検・調査させていただく形となります。(必要であれば雨漏り再現のための散水試験等もご提案させていただきます)
何度直しても直らない雨漏りにお悩みの方はこちらもご参考になさってください。

さらに、点検時に以下のことをきちんと徹底してくれている業者であれば皆さんが「頼んでよかった!」と思える業者をお選びいただけると思います!
もちろん点検時に不明なことがあれば遠慮なく質問してみましょう。
<雨漏り修理業者 点検時のチェックポイント>
約束の時間はきちんと守られていましたか?
屋根の上・外壁などお住まい全体を点検・調査してくれましたか?
屋根裏など見えにくい場所の点検・調査もしてくれましたか?
点検・調査時の写真を見せていただき状況の報告は受けましたか?
打ち合わせ内容をきちんと記録するなど配慮がありましたか?

雨漏り修理というとどんな会社が専門なのでしょうか?
家を建ててくれたハウスメーカーや工務店はもちろん、総合リフォーム店や屋根工事やさん、外壁塗装やさん、ホームセンターまでもが雨漏り修理を受け付けてくれていますよね。これだけいろいろな会社が対応している雨漏り修理となると「もしかして専門業者なんてないのかな?」と思っても不思議ではありませんね。しかし、実は工事には種別によってしっかりと専門があります。
まず雨漏り修理という表現ですが、これは雨漏りを直す工事全般を指します。工事内容はともかくとして雨漏りを直すために行った工事はすべて雨漏り修理工事ですよね。
工事内容を細かく見ていくと、例えば「谷板金の交換」や「外壁目地のコーキング」、「漆喰詰め直し」、「天井のクロスボード張替え」などいろいろありますが工事の種類によって板金屋さん、外壁塗装屋さん、瓦工事屋さんなどそれぞれ職種が全然違うのです。
でもそもそも雨漏りの原因もわからないのに点検で板金屋さんを呼ぶべきなのか?外壁塗装屋さんを呼ぶべきなのか?それともいくつか呼ばなくてはいけないのか?判断なんてできませんよね。雨漏りに関することを一括して安心して任せられる専門業者がいてくれると大変便利で安心だと思います。
そういう意味では、専門業者をご希望であれば「外装リフォーム屋さん」がまさに探していた業者さんでしょう。
雨漏りは必ずお住まいの外側から発生します。ですから当然、原因はお住まいの外側部分、つまり屋根や外壁といった外装にあることになります。外装リフォームとは雨漏り修理だけではなく屋根工事や外壁工事を専門に取り扱うリフォーム会社さんです。
もちろん瓦から板金、外壁など外装にまつわるあらゆる工事を専門的に請け負っている会社ですので、雨漏りに関しても必要な工事に応じて適切な職人の手配や工事の日程調整などを無駄なく行っていただけます。このように常に外装に関わっている専門業者だからこそ点検・調査はもちろん、適切な修理にも雨漏り修理という分野においてはスペシャリティを発揮してくれることでしょう。


皆様は「リフォーム瑕疵保険」という保険をご存知でしょうか?
住宅関係に従事する方でもない限り聞いたことがないという方がほとんどですよね。「瑕疵」など普段使わない単語も入っていたりといまいちピンとこないという方も多いと思います。
<リフォーム瑕疵保険とは?>
「瑕疵」とは欠陥のことで、既存住宅のリフォーム工事を行った際に万が一欠陥から雨漏りが発生してしまった場合、その補修に掛かる費用を補填してもらうことができる保険です。つまり、万が一質の悪い工事によって雨漏りが起こってしまった場合にでもお客様だけが泣くようなことがないように用意されている保険なのです。リフォーム瑕疵保険を取り扱う住宅瑕疵担保責任保険法人は「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」の第17条の規定に基づき国土交通大臣に指定されており、以下の5つの会社があります。
●国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人
・株式会社住宅あんしん保証
・住宅保証機構株式会社
・株式会社日本住宅保証検査機構
・株式会社ハウスジーメン
・ハウスプラス住宅保証株式会社
リフォーム瑕疵保険は生命保険や医療保険などとは違い、お客様ではなく雨漏り修理を施工する施工会社が瑕疵保険登録事業者として登録され、お客様のご希望があれば保険会社に申し込むという流れとなります。
国土交通大臣指定のリフォーム瑕疵保険登録事業者となるためには当然厳正な審査を通過する必要があります。また工事中・完工後に第三者機関による検査が行われ、工事に欠陥がないかどうかを厳しく確認されるため、工事の質においても欠陥やミスのない工事がおのずと期待できます。
これまで雨漏りで悩んでいたからこそ「欠陥のない確実な工事」は誰もが望むところですよね。安心を真っ先に考えたいという方はぜひ業者のホームページでリフォーム瑕疵保険の登録事業者かどうかを確認してみるようにしましょう。もし気になる業者が登録事業者であればまさに安心を提供してくれる選ぶべき業者ですね。

身近なものの契約ごとには印鑑が必要で、契約書が必ず発行されますよね。
例えば携帯電話の契約や住宅ローンの契約、マンションの賃貸契約、仕事をするにも雇用契約書など、契約書はどこにでも存在します。
保証書も同様ですよね。電気屋さんで電化製品を買えば必ず保証書がついてきます。
このように通常私たちが何かを契約する、依頼する、購入する場合には契約書や保証書、見積書などの書類が必ず作成されます。非常に一般的ですよね。
しかしながら建築業界は非常に古い体質で、実はこうした書類等を整備できていない会社が多いのが実情だったりします。見積書や請求書に関してはお金のことでもあるため形式的なものを用意している会社がほとんどですが、契約や保証に関しては「口約束」という会社も多く、打ち合わせの内容についてもまったく記録を取らないという会社が実はほとんどだったりするのです。
業者とお客様との関係性もありますし、お客様が納得・満足のいく工事をしてくれることがもっとも大切なことですよね。契約書がある会社が必ずしも施工も一級品というわけではないので契約書や保証書がない業者を非難しているわけではないのですが、インターネットで業者を探す場合においてはほとんどのケースでこれまで取引のない初めての業者さんに依頼するというケースがほとんどではないでしょうか?


お客様の立場で考えたときに、まったく知らない業者に大切なお住まいの工事を依頼するのに契約書もその後の保証書もないというのは大変不安ではありませんか?
「言った・言わない」、「こんなはずではなかった」など後々のトラブルを防ぐためにも口約束だけではなく書面できちんと条件を提示してくれる業者を選んでいただきたいと思います。
ただこれまで契約書や保証書を作成したことがない業者に「作成してください」とお願いしてもきちんとお客様の利益を守る契約書や保証書を作ってくれるかどうか不安も残りますよね。そういう意味ではホームページ上できちんと書面についている業者に最初から工事を依頼するのが安心できる確実な業者選びになるでしょう。

ホームページ上でどれだけ素晴らしいことを訴えていても、実際にお客様に満足していただける対応や雨漏り修理ができなければ意味がありませんよね。
初めての業者に依頼するわけですから「信頼できる業者かな?」「きちんと工事をしてくれる技術がある会社かな?」と気になるのは当然ですよね。
すべての方が気になるこれらについては、その会社の「実績」をぜひ確認するようにしてください。どれだけ良いことを言っていても実績は嘘をつくことはできませんので実績を見れば、サービス力や提案力、技術力、対応などその会社のすべてを確認することができます。ホームページで実績を確認するために「施工事例」「お客様の声」をぜひチェックするようにしましょう。

施工事例
施工事例と言うとビフォーアフターの写真だけに注目しがちですが、是非施工途中にも目を向けていただきたいと思います。良い仕事は良い過程があってこそですよね。
施工途中を確認することで「こんな風に雨漏り修理って進めるんだな」と工事過程を確認し、知識を深めることもそうですが、お客様に対する心配りや丁寧な仕事ぶりが確認できるというメリットもあるのです。
例えば職人さんはヘルメットをかぶって作業していましたか?
小さなことですが、安全に気を配って工事をしている会社かどうかが分かりますよね。
完工時にきちんと現場が掃除されていましたか?
もし掃除しておらず、散乱した現場の様子が見えてしまうと、もしかしたら毎日の仕事終わりや完工時に現場を汚れたまま放置してしまう業者かもしれません。不在時に安心して工事を任せられませんよね。
また専門的なことがわからなくても、工事を紹介している文章から丁寧さや誠実さも伝わってきます。
ビフォーアフターの写真で、雨漏り被害を受けたお住まいが綺麗になった写真を見ると、なんだか素晴らしい仕事が行われたように見えてしまいがちですが、業者や職人さんの完工までの振る舞いや現場の状況にも目を向けることで、信頼できる業者かどうかを選ぶための重要なポイントになるのです。
お客様の声
雨漏り修理業者のホームページを見ていると「お客様に選ばれる理由」や「当社の強み」といったページを見かけることはありませんか。
穿った言い方をすれば「書くだけなら誰でもできる」ため、書いてあることだけを素直に信じてしまうのは不安ですよね。どんな業者でも自分たちを良く評価してほしいと思っています。例え悪徳業者であっても「自分たちは悪徳業者です」と書くことはしませんよね。
では一体誰の言うことが信頼できるのでしょうか?
最も信用できるのは、間違いなくその業者に修理を依頼したお客様からの声ではないでしょうか。お金を払って雨漏り修理を依頼したお施主様からの視点で書かれたお客様の声は、業者について素直に評価した通信簿のようなものです。
「ここにお願いして本当に良かった!」という声が何十も何百もあればまさに地元の方から指示されている業者だと言えますよね。
<「お客様の声」を見る時のチェックポイント>
なぜその会社を選んだのか?
営業や職人さんはどうだったか?
不安だったことは?それがどう解消されたか?
特に良かったことは?
施工事例やお客様の声が豊富であるということはこれまでその業者がお客様に信頼されてきた証拠であります。ぜひじっくり見てみてください。

施工事例やお客様の声がこれまでのお客様から信頼されてきた証だとすれば、建設業許可は国や自治体から信頼されている証です。建設業許可の許可要件について国土交通省では以下のように定めています。
1.建設業の経営業務について経験がある管理責任者がいること
2.専任の技術者がいること
3.契約の締結や履行について誠実性があること
4.自己資本500万円以上、500万円以上の資金調達能力を有するなど財産的基礎があること
上記の基準を満たす経営能力、技術、誠実性、資金といった点で認められなくては建設業許可を取得することができないため、建設業許可を持っているということは、持っていない業者と比較するとそれだけで信頼できることがわかりますよね。
公的に認められた信頼できる業者に不安なく任せたいという方は建設業許可の有無を確認してみると良いでしょう。
雨漏り修理業者を選ぶポイント こんな業者はご遠慮ください
ここまで「業者選びで成功するためのポイント」についてお話させていただきました。
それらの内容に当てはまらない業者がすべて悪いということでは決してありません。もちろん信頼できる業者も中にはいるでしょう。でもそれは確率の問題だからわかりませんよね。
初めての業者選びの際に「何を基準に選んでいいのかわからない」まま適当な業者に依頼した結果、「余計な費用が掛かってしまった」「再発してしまった」などという結末にならないように次のような業者には注意してください。
<こんな業者にはご注意下さい>







雨漏り修理はどこに頼むべき?
雨漏り修理専門業者やリフォーム会社
また屋根や外壁など外装の工事に強いリフォーム会社でも雨漏りの点検・修理が可能です。
ハウスメーカーや工務店
新築から10年も経たずに雨漏りが始まったなど信じたくもありませんよね。
ただ現実にこうした事例に出会うことがあります。当然ですが使用される部材はすべて新品ですから考えられる可能性は次のどちらかです。


お客様にとってみれば「そんなことってあるの!?」と信じられない気持ちですよね。どちらにしてもお客様の過失によるものではありませんから、こういった場合は無償で修理を行っていただけるケースがほとんどです。どうぞご安心ください。その理由を説明させていただきますね。
新築には「住宅瑕疵担保責任保険」という保険があり、2009年の瑕疵担保履行法の施工によって、新築を提供する建築会社は万が一の際の保証金を法務局などに供託したときを除いて、必ずこの「住宅瑕疵担保責任保険」に加入しなければならないと義務付けられています。
前述の通り、「瑕疵」とは欠陥のことでしたが、住宅瑕疵担保責任保険ではリフォーム瑕疵保険同様、ハウスメーカーや工務店が新築で供給した住宅に万が一欠陥があった場合、その補修に掛かる費用を補填してもらうことができる保険です。
ちょっと難しいのですが、新築の場合は万が一欠陥があった場合でも住宅瑕疵担保保険によって、お客様だけが泣くようなことがないようにきちんと「法律で守られている」のです。
住まいの役割は「雨風からご家族を守るもの」ですから、雨漏りがしているということは当然住まい本来の役割を果たせていないということになりますよね。つまり瑕疵(欠陥)です。
前出の瑕疵担保履行法では「瑕疵」の範囲として柱や壁、基礎などの構造耐力上の主要部分と屋根や外壁、開口部などの雨水の浸入を防止する部分の瑕疵について建築会社は10年間瑕疵担保責任を負うとされています。これは法律で定められていることですので、もしご自宅が新築から10年以内で雨漏りが発生した場合は、まずは家を建ててくれたハウスメーカーや工務店さんに相談してみるようにしましょう。

万が一家を建ててくれた会社が倒産したとしても、お客様自ら瑕疵の修理に掛かる費用について保険金の請求を直接保険会社にすることができますのでどうかご安心ください。
10年以内でも台風や豪雨、落雷などの被害による雨漏りは対象外
住宅瑕疵担保責任保険とはあくまでも瑕疵(欠陥)による雨漏りであり、施工した建築会社に責任があります。ただ台風や豪雨、落雷といった自然現象でお住まいに不具合が発生し、雨漏りが起こった場合は建築会社を責めることはできません。
でも台風などは毎年必ず発生しますし、こうしたことで雨漏りが起こる可能性は瑕疵による雨漏りよりよほど可能性が高そうですよね。もちろんこのような雨漏りはお客様の責任でもありません。「どうしたらいいの?」と不安になってしまう方も多いかもしれません。
このような台風や豪雨、落雷、雪害、雹害などの自然災害に関しては火災保険が利用できますので、もし上記に当てはまる自然災害によって雨漏りが発生した場合は当ページを参考にしてお選びいただいた雨漏り修理業者に一度相談してみるのがよいでしょう。

雨漏り修理費用目安
アメピタでは簡易的な補修は33,000円から承っております。
しかし雨漏り修理にかかる費用は原因によって様々です。ここでは代表的な工事について費用目安をご紹介いたします。詳しくはお問合せください。
※表示価格はすべて税込みです。
瓦屋根
棟取り直し | 18,150円~/m ※3段まで |
漆喰の詰め直し | 8,800円~/m |
谷板金の交換 | 33,000円~ |
金属屋根、スレート屋根等
棟板金交換 | 6,600円~/m |
金属屋根の張替え(部分補修) | 93,500円~ |
屋根大規模修繕
屋根葺き替え | 1,097,800円~ ※切妻屋根60㎡ |
屋根カバー工事 | 877,800円~ ※切妻屋根60㎡ |
外壁、その他
シーリング補修 | 1,100円~/m |
外壁クラック補修 | 27,500円~ |
天窓交換 | 462,000円~ |
雨漏りの応急処置
間違った対処は被害を悪化させることもあります。また、屋根に上っての作業などはたいへん危険なのでおやめください。修理専門業者の対応を待ちましょう。
雨漏り発生時にご自身でできる応急処置の方法をご紹介します。
バケツや吸水シートなどを使う方法
シミ出てくるような雨漏りなら、雑巾や古い布を押し当て、こまめに替えてください。ペット用シートなど吸水シートを活用するのも便利です。
広い範囲はビニールを使って
むやみに塞がないこと
雨漏り修理は、納得して信頼できる業者にお任せするようにしましょう
雨漏り修理をして数か月たったら、また雨漏りが始まってしまっている…
こんながっかりすることってありませんよね。
雨漏りを直すためには、雨漏り直す実力を持った業者を選ぶことが大変重要です。
それは大手のハウスメーカーでしょうか?それとも金額の高い工事の見積書を提示してくれた業者でしょうか?
このページを読むまでは「何を基準に?」「選ぶポイントは?」と疑問ばかりの方もきっともう業者を選ぶ基準を持っていらっしゃいますよね。ぜひ正しい判断基準をもって、信頼できる業者をお選びいただけたらと思います。


雨漏り修理業者を選ぶポイントまとめ
雨漏り修理業者選びで成功するための業者選び重要ポイント一覧
- 雨漏りだからこそ対応が早いことが重要
- 30分~60分程度お住まいを隅々までじっくりと点検・調査してくれる
- 屋根や外装に精通している専門業者である
- リフォーム瑕疵保険の登録事業者である
- 見積書・打ち合わせシート・契約書・保証書などきちんと書類を提出してくれる
- これまでの施工事例やお客様の声といった実績がわかる
- 建設業許可を取得している
- いきなり家を訪問してきて不具合を指摘する飛び込み業者
- 点検時間が10分程度とやたらと短い
- 工事や工程について説明がなく、いつから工事が始まるのか・何をするのかわからない
- 保証期間や内容について説明がない
- 契約書がない
- 今日だけの特別キャンペーンやモニター価格をもちだしてきて契約を急がせる
- 見積書が詳細でなく、工事の中身や単価がわからない






