屋根材の部分交換やコーキングによる応急処置などと違い、屋根材自体を新しくし、既存の屋根材を覆ってしまう屋根カバー工法。既存の屋根材に重ねて新しい屋根材を葺くことから重ね葺きとも呼ばれています。
雨漏り修理というと原因箇所を特定し、そこの部分に対して処置を行うといったイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
それに対して屋根カバー工法は、屋根の面、もしくは全体に対して行うリフォームになりますから「雨漏りを屋根カバー工法で解決」と聞くと少々大げさに聞こえてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし実際には多くの現場で雨漏り被害や不安を解決する手段として行われているのがカバー工法なのです。
雨漏りの原因には、何か飛来物によって屋根材が割れた、壊れたといったようなことがない限り、経年劣化によって屋根に傷みや不具合が生じ、そこが原因となり雨漏りまで発展するということが大半です。もし突発的な事象であれば部分的な補修で凌ぐという方もいらっしゃいますが、経年劣化による屋根の不具合は、時間を巻き戻すこともできませんから応急処置や部分処置では根本的な解決にならないことがあるためです。
こちらのページでは
カバー工法を検討するタイミングや
カバー工法のメリット、
デメリット、そして
カバー工法ができる屋根材についてなどを解説していきます。雨漏り解決の一つの手段としてぜひ参考になさってください。