既存の屋根を新しい屋根材で覆う屋根カバー工事とは違い、屋根材や防水紙(ルーフィング)、傷んだ野地板までを新しいものへと交換する屋根葺き替え工事。
屋根の劣化状態や雨漏りの被害状況に応じて部分的な葺き替えを行うのか、全体的に行うのかは変わりますが「屋根自体を新しいものへと生まれ変わらせる」ということで言えば根本的な雨漏りや屋根のお悩みを解決するための効果的な手段の一つです。
「雨漏り修理」と聞いてすぐに「屋根葺き替え」をイメージするという方は少ないかもしれませんね。例えば「劣化した屋根材を交換する」「割れた屋根材をコーキングで補修する」など雨漏りというと軽微な部分補修を想像するという方が圧倒的に多いのではないでしょうか。しかし実は多くの現場で、雨漏りのお悩みや不安を解決する手段として屋根葺き替え工事をお任せいただいているのです。
それは、
●屋根材が寿命を迎えてしまっている
●雨漏り被害がひどく屋根の下地まで傷んでしまっている
といった必然的に葺き替えが必要な状況だから、という理由の他にも
●屋根を新しくすることで屋根の寿命を延ばすことができ
●屋根材を軽くすることで耐震対策にもなる
など、葺き替えを行うメリットが多分に存在するからなのです。
現在雨漏りでお困りの方、また不安な方にとって屋根リフォームの選択肢の一つである屋根葺き替え。葺き替え工事が必要となる理由やメリット、デメリットなどについて解説してまいります。我が家には葺き替えが必要なのかどうかご検討いただく際のご参考になさってください。