
屋根葺き替えで雨漏り被害や不安を解決いたします






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既存の屋根を新しい屋根材で覆う屋根カバー工事とは違い、屋根材や防水紙(ルーフィング)、傷んだ野地板までを新しいものへと交換する屋根葺き替え工事。
屋根の劣化状態や雨漏りの被害状況に応じて部分的な葺き替えを行うのか、全体的に行うのかは変わりますが「屋根自体を新しいものへと生まれ変わらせる」ということで言えば根本的な雨漏りや屋根のお悩みを解決するための効果的な手段の一つです。
「雨漏り修理」と聞いてすぐに「屋根葺き替え」をイメージするという方は少ないかもしれませんね。例えば「劣化した屋根材を交換する」「割れた屋根材をコーキングで補修する」など雨漏りというと軽微な部分補修を想像するという方が圧倒的に多いのではないでしょうか。しかし実は多くの現場で、雨漏りのお悩みや不安を解決する手段として屋根葺き替え工事をお任せいただいているのです。
それは、
●屋根材が寿命を迎えてしまっている
●雨漏り被害がひどく屋根の下地まで傷んでしまっている
といった必然的に葺き替えが必要な状況だから、という理由の他にも
●屋根を新しくすることで屋根の寿命を延ばすことができ
●屋根材を軽くすることで耐震対策にもなる
など、葺き替えを行うメリットが多分に存在するからなのです。
現在雨漏りでお困りの方、また不安な方にとって屋根リフォームの選択肢の一つである屋根葺き替え。葺き替え工事が必要となる理由やメリット、デメリットなどについて解説してまいります。我が家には葺き替えが必要なのかどうかご検討いただく際のご参考になさってください。
屋根葺き替えは屋根リフォームの中でも最も大規模な工事の一つで、屋根を構成する屋根材はもちろん、その下地である防水紙や野地板まで既存のものから新しいものへと交換する工事となります。もしかしたら屋根葺き替えと聞くと、雨漏り修理としては大げさのように聞こえてしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方にしてみたら突然訪れた業者から「葺き替えが必要です」と言われたらびっくりしてしまいますよね。
もちろんすべてのケースで必ずしも葺き替えまで考えなくてはいけないというわけではありません。被害状況によっては部分的な屋根材の交換や板金の交換のみで解決することも、多くのケースであり得ます。
言うまでもなく屋根からの雨漏りを防いでいる屋根材や防水紙には寿命があります。
例えば寿命を過ぎたスレート屋根であれば、防水性を失うことで雨水を吸収、下地の劣化を助長し、雨漏りへと繋がります。瓦屋根であれば、割れやすくなることで雨水の浸入個所を作ってしまう事になります。また金属屋根であれば、錆や錆による穴あきなどにより雨水の浸入を許してしまうほどの不具合が発生します。
屋根の一次防水としての役割を持つ屋根材が経年劣化を起こし、不具合を発生させればそこから雨水が浸入し、二次防水である防水紙の劣化を傷めつけ最終的には雨漏りへと発展します。
屋根材や防水紙が耐用年数を迎えてしまっている場合は、雨漏りの程度に関わらず将来的な不安を消すためにも葺き替えを選択するのがベストだと言えます。
<屋根材別耐用年数>
※耐用年数は立地や環境によっても変わります。点検時に被害・劣化状況に応じて適切なご提案を致します。
【屋根材別の雨漏り原因と解決策はこちらをご覧ください】
雨漏りが起こっているということは、屋根を通って建物内部にまで雨水が浸入しているということですよね。
屋根リフォームの選択肢としては葺き替えの他に、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる屋根カバー工法(重ね葺き)もありますが、あくまでも屋根を支える下地である野地板が健康で、強度がある場合に限った話です。
木材である野地板にとって水分は大敵です。防水紙を貫通した雨水によって被害を受けた野地板が腐食してしまっているような状態である場合は下地の交換が必要となるため葺き替えが適切です。
屋根の寿命を守るためには10年に一度といった定期的な塗装メンテナンスが必要となります。塗装によって屋根材の防水性を維持することで雨漏りからお住まいを守っているわけですが、屋根材によっては塗装を施すことができず即座に葺き替えか屋根カバーが必要となる屋根材が存在します。
心当たりのある方、不安な方は新築時や前回のリフォーム時の仕上げ表や保証書等を確認してみましょう。
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上記の屋根材はアスベストが健康被害をもたらすことがわかったのち、各社がノンアスベスト屋根材の開発に取り組む中で発売された屋根材です。当然不具合が多いことから製造中止にもなっているため、部分的な交換もすることができませんし、割れやすいといった不具合、塗装をしてもすぐに塗膜が剥がれてしまうといった不具合もあります。
どれかに当てはまる屋根材を使用しているお住まいは雨漏りがしている、していないに関わらず深刻な被害に直面する前に葺き替えすることをお勧めします。
(※1975年~1990年に岡山積水工業にて製造されたセキスイかわらUはアスベスト含有の屋根材となります。)
ご家族が安心できる生活を守ってくれているお住まい。大切なお住まいですからできる限り長く、健康であってほしいですよね。いずれは寿命を迎え、葺き替えが必要となる時期がやってきますが、葺き替えは雨漏りの不安を一掃するばかりか、さらに安心して生活ができるという大きなメリットもあるってご存知ですか?
ここでは葺き替えをすることによる大きなメリット、そしてデメリットについて見ていきましょう。
葺き替え工事で得られる最大のメリットではないでしょうか。
葺き替え工事では既存屋根材だけではなく防水紙や野地板といった下地もすべて新設するため、屋根材や防水紙の劣化、野地板の雨水による腐食に至るまで全てを解決できます。
例えば寿命が近く、すでに劣化が進行している屋根にお住まいの方の中には「雨が降るたびに雨漏りしないか心配」「屋根の劣化を繰り返し補修しており手間がかかっている」といった方はいらっしゃいませんか?
風雨から私たちを守ってくれている屋根の健康状態が悪ければ年中雨漏りの心配をしなくてはいけなくなりますよね。葺き替え工事を行い、屋根をまっさらな状態に交換することで、将来にわたって安心が長続きするお住まいへと生まれ変わらせることができるのが葺き替えの大きなメリットです。
建物の見た目は重要な要素の1つです。例えば赤い屋根や青い屋根など、屋根によって建物のイメージは大きく左右されますよね。
屋根材を新しく葺き変えることで新築の時のような新鮮さを感じることができるのもメリットの1つです。
日本で古くから使われている屋根材に粘土瓦(日本家屋に使われているいぶし瓦や釉薬瓦)がありますね。こうした瓦は非常に高い耐久性があり、塗装といったメンテナンスが不要であるためメンテナンスコストに優れた屋根材と言えます。
しかし一方で非常に「重たい」というデメリットも存在します。そのデメリットは地震発生時にお住まいに大きな影響を与えることになります。
屋根が重たくなることで、建物の重心が高くなり、地震発生時に建物が受ける揺れが大きくなってしまうのです。
屋根材をこれまでよりも軽いものへと葺き替えることでこうしたデメリットを解消し、お住まいの耐震性能を上げることも可能となります。雨漏りの心配も解消した上で、地震に対する備えにもつながるということでは一石二鳥な工事ということも言えますよね。
上記では粘土瓦を例に出しましたがセメント瓦やモニエル瓦、スレート屋根の葺き替えにおいても屋根の耐震を考慮することはお住まいを長持ちさせるうえでも重要ですね。
部分補修に比べると規模が違いますから、既存屋根材の撤去や新しい屋根材や建材の費用、人件費と費用が高くなることは容易に想像できてしまいますよね。
仮に屋根全体をメンテナンスするとして、塗装やカバー工法と比較してもやはり葺き替えが最も費用が高額となります。
ご家庭の財布を管理するご主人や主婦の皆さんにとっては大変気になる問題ですよね。
リフォームローンの活用もできるとはいえ、少額のショッピングとはわけが違います。屋根葺き替えは嗜好品や趣味の買い物ではありませんから、タイミングが訪れれば必要となるわけですが、雨漏り被害の現状を正確に把握した上で「いつ行うべきか」はじっくりと考えてみましょう。
屋根カバー工法と比較して、費用が高くなる要因の一つが廃材の撤去です。カバー工法は既存屋根の上に重ね葺きするため廃材が出ませんが、葺き替えは既存屋根材、下地を撤去するため廃材の処分費用が掛かります。その際に現在の屋根材がアスベストを含有したスレートであった場合はその量によって数十万円から百万円単位での撤去費用が掛かります。
屋根材に使用されているアスベスト自体は国土交通省の区分でも飛散レベル3と最も低く、粉砕やよほどの劣化がなければ私たちの健康に影響を与えることはありません。そのためアスベスト含有のスレート屋根のリフォームとしては費用的な側面から見て屋根カバー工法も選択肢の一つです。
簡潔に葺き替えの工程をご説明しますと、以下の7ステップです。
およそ1週間~長くて2週間程度の工事となりますが、カバー工法では2と3を行わないためその数日分工期が短くなります。雨漏りを根本解決に導くための工事ですからこの数日間をデメリットととらえるかどうかはお客様次第ではありますが、工程や工事日数等についても覚えておいて損はありませんよね。
「埃が飛んで近所迷惑にならないかしら?」
「工事中の音が隣の息子さんの勉強の邪魔にならないかな?」
などご近所にご迷惑がかからないかどうかは、工事を頼むお客様の立場で考えると、今後のお付き合いもありますからとても心配ですよね。確かに音や埃は工事をする以上、何も出ないということはありませんが、お客様の立場でご近隣にも最大限の配慮をすることが工事の品質だと考えております。
足場に掛けるメッシュシートやお車の移動や養生、また工事工程をご近隣の方にもお伝えするなどお客様だけではなく、ご近隣の方に対しても生活にストレスが極力ないよう配慮した上で工事を行いますのでご安心ください。またアメピタでは工事着工前にご近隣の方々へのあいさつも欠かさず行いますので、こちらもご安心ください。
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着工前にご近隣の方へご挨拶に伺い、工事内容や日程をお伝えします | 養生シートによって埃や塗料、高圧洗浄による水飛沫のの飛散を防止します | 屋根材や足場等の搬出・搬入時のトラックが通行の妨げにならないよう配慮します |
屋根カバー工事と違い、葺き替え工事はどんな屋根であっても施工することが可能です。ただし使用する屋根材は現在の屋根材が何を使用されているかによっておすすめできるもの、できないものがあることを覚えておきましょう。
メリット部分でも記載がありましたが、屋根を変えることでお住まいの雰囲気をガラッと替えることができるのも葺き替え工事の楽しみの一つでもありますよね。
もしかしたら「金属屋根からお洒落なアスファルトシングルに変えたい」「スレート屋根だったのを和風の瓦屋根に変えてみたい」などご希望をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただし葺き替え時に屋根材を選ぶにあたっては「現在の屋根材よりも重たいものは原則NG」ということを覚えておいてください。上記の表はそれらを考慮した対応表となります。
建物は設計時に外壁材や屋根材の重量に応じて柱や耐力壁の数を決められます。
重量のある瓦屋根を載せるお住まいは当然ながらその重量に耐えられる構造で建てられますし、金属屋根の建物は金属屋根の重量を支えられるように設計・建築されています。金属屋根のお住まいで瓦の重量に耐えられるように建てられていないのです。
そのため葺き替え時には「屋根の重量」を考慮した選択が必要になるということなのです。
実際に葺き替え工事を依頼するとなればどのように工程が進んでいくのか気になりますよね。それでは最後に実際の事例を参考に葺き替え工事の流れについてご説明いたします。
まずは既存の屋根材や防水紙を撤去することから始まります。撤去に際しては処分する屋根材とはいえ丁寧に扱わなければいけません。割れてしまった屋根の破片が屋根から落ちて人や物を傷つけてしまえば一大事ですし、それらを掃除する手間もかかってしまいます。
野地板の増し張りを行うことで屋根の強度を上げることにもつながります。また野地板を敷く際は垂木に釘やビスを打ち込み固定します。
野地板の上に防水紙を敷設していきます。軒から棟に向かって下から上へと敷いていきます。これにより防水紙の重なり部分が下を向き、防水紙からの雨水の浸入リスクを抑えることにも繋がります。
棟とは屋根面同士が重なる山となる部分であり、雨漏りの原因となりやすい場所でもあります。板金を固定するための貫板を設置し、棟板金を被せて固定します。
こちらで葺き替え工事が完工となります。
私たちアメピタはこれまで20,000件を超える屋根・外装工事の中で数々の雨漏りを解決に導いてきました。
原因究明から工事内容の選定、施工まで経験や知識、実績が必要な雨漏り補修、その中でも工事の規模や費用などが大きくなるのが葺き替え工事です。
「葺き替えが本当に必要かどうか?」
「将来的なことも踏まえて葺き替えが最良の選択なのか?」
雨漏りや外装リフォームの専門家としてプロの視点、そしてご家族やお住まいの将来を考慮した上で正しい選択をご提案いたします。
現在雨漏りにお悩みの方はもちろん、雨漏りや屋根に対する不安がある方はどんな些細なことでも結構ですのでお気軽にご相談ください。
屋根葺き替えで雨漏り被害や不安を解決のまとめ
屋根材が寿命を迎えているケースや下地の被害が顕著で腐食が進んでいるようなケースでは部分的な補修ではなく、屋根の葺き替えが適切です
屋根の葺き替えには雨漏りや屋根の異常を根こそぎ解決するだけではなく、軽い屋根材へと葺き替えることでお住まいの耐震性を向上させるというメリットもあります
逆に費用が他の工事と比較して高い、また工期が長いというデメリットも存在します
葺き替えを検討する際は現在の屋根材よりも軽い屋根材を選ぶ必要があります
葺き替え工事の工程は既存屋根材の撤去から、野地板の増し張り、防水紙の敷設、屋根材の敷設、棟板金の設置という流れで工事が進みます