費用を負担して、雨漏り修理をしたのに全然雨漏りが直らない…。

原因がわかればまだましかもしれませんが、業者に頼んだ上に直らないでは素人の方にしたらお手上げ状態、まさに途方に暮れてしまいますよね。ここでは「修理をしたのになぜ直らないのか？」の理由を見ていきたいと思います。雨漏りという現象が起こっているということは必ずどこかに雨漏りを引き起こしている原因が存在します。直らない雨漏りはありませんので、是非期待をもって見ていただきたいと思います。

雨漏りの原因は「調査」によって特定されますが、調査の結果がすぐに出たからといって特定されたとは限りませんよね。あるまじきことですが、勘違い・間違いということもあり得るのです（だからこそ慎重な調査が必要なのです！）。「調査」の段階では「本当にこれだけが原因なのか？」という疑問を持つ必要があります。他に原因があることも考えられますので、可能性を追求する必要があります。原因の特定がズレると修理も誤ったものとなってしまいます。

前述の内容と重複する部分がありますが、「調査」の段階では他に原因があることも考えられますので、可能性を追求する必要があります。複数個所から発生している雨漏りに関しては、築年数と大きく関わりのあるケースが多いです。１度に急に複数個所から雨漏りが発生するケースは少ないです。複数個所から雨漏りが発生しているときは、築年数が経過していて以前から雨漏りが発生しているのをそのままにしていた建物に多く見られます。

築年数が経過している建物に発生する雨漏りは、原因が複数個所あるという意識や姿勢のもとで「調査」に臨むことが必要となります。

原因が特定されているのに雨漏りしてくるようであれば、それは修理や施工に対する技術が未熟であるとしか言いようがありません。もしくは原因が特定されていないということになります。このような場合、改めて修理が必要になりますが、業者の選定から改めて見直していきましょう。

 

原因が特定されていないことが考えられます。原因が特定されていないのに塞いだり直したりしてしまうと、水は出口がある方へ流れていきますので別なところから流れ出てくることがあります。また、可能性としてあり得るのは、建物の傷みが全体的に進行していて色々なところで不具合が発生したことから新たな雨漏りが発生してしまうこともあり得ます。

雨漏りの浸入経路は多岐にわたり、屋根、外壁、バルコニー、シーリング目地、天窓、換気口など様々な箇所が原因となります。また一つのことが、また別の原因を生み出してしまう事もあります。

紫外線や雨風など常に厳しい環境に晒されているお住まいは毎日劣化が進んでいるため、当然経年による劣化や不具合が次々と雨漏りの原因を作ってしまう事も考えられます。僅か数ミリの小さな隙間からでも浸入する雨水ですから、思いも寄らない箇所から入り込んでいることもあり、例えば屋根からの雨漏りだと思い込んでいたら、実は外壁からの雨漏りだったという事例もよく聞く話です。

二度と再発させず根本的に解決するため、前述の通り「雨漏りの修理」はもちろんですが、「調査」の重要性をぜひご理解いただき、原因の特定のために「調査」に時間と労力をかけて対応してくれる業者に依頼していただきたいと思います。

雨漏りを発見したら、できる限り速やかに業者に点検を依頼していただきたいと思います。雨水や湿気による建物への二次被害を最小限に食い止めなければいけません。基本的に内装材は、外装材のように水への抵抗は高くありません。雨水が染み込むことで雨染み、変色、めくれ、カビなどの要因となります。さらにそこからご家族の健康を害するような三次被害へと発展してしまったら取返しが付きませんよね。

雨漏りは早期に修理をすることで被害を最小限に抑えることができます。天候が回復したタイミングでぜひ下記のチェック項目を確認してみてください。

またご自身で実際の雨漏りの様子やチェックして怪しい箇所を撮影し、施工業者に見せることは原因特定に非常に有効で、雨漏りを早期に解決する大きなヒントにもなります。再発してしまった雨漏りを二度と繰り返させないためにも、普段お住まいのお客様にもご協力いただくことで、確実で早い雨漏り解決が可能となります。

無料点検でお伺いさせていただいた際にはぜひ上記についてお知らせください。こうしたお客様からの情報が調査において非常に有効となります。

●雨漏りの状態を動画で撮影しておくのも効果的です！
台風や水量の多い雨は高圧洗浄を使用しても再現が出来ないこともあります。また、台風や水量の多い雨を予測してタイミング良く調査にお伺いするのも難しいケースがあります。特に夜間に訪れる台風や水量の多い雨の場合はお伺いすることが難しいです。

そんな中でも、滴っている水の様子などの動画があれば原因特定に近づきやすいです。可能であれば雨漏りしている動画の撮影もしておきましょう。百聞は一見に如かずで、言葉で説明するのが難しくてもリアルな雨漏りの様子を業者に伝えることができますね。

 

雨漏りは雨により、室内へ雨水が流れてきたり滴ってきたりする現象のことを言いますよね。当然ですが、天井や壁から出てくるこの現象はあくまで現象であり、原因は屋根や外壁といった建物の外部にあるケースが殆どです。
雨は建物外部で発生していることなので、建物外部のどこかに原因があって、原因個所から建物内部に浸入してきます。よって雨漏りの原因は建物外部にあることが殆どなのです。

雨漏り修理工事の基本的な流れとしては、

調査による原因特定
適切な修理
施工後の検証

の順番で行います。

何よりもまずは正しく「調査による原因特定」をして現状の把握をすることが第一優先事項となります。真の原因特定を行えなければ、それ以降の修理や施工といったアクションの精度は低くなります。間違った箇所を修理しても雨漏り解決にはならないということは明らかですよね。また雨漏りの原因が複雑に絡んでいる場合では「調査」や「修理や施工」「検証」を交互に細かく行いながら進めていくケースもあります。

いずれにしても調査段階において真の原因を特定することが出来れば、導かれるように「適切な修理」の内容や方法が決まってくるのです。

この3ステップの中で最も大切なのが「調査による原因特定」。

建物状況を適切に把握して、どのような経路で雨水の浸入経路が考えられるのかを推測しますが、「雨漏り修理は難しい」と言われる所以として、例えば雨が降るたびに毎回雨漏りが発生する訳ではなく、風が強い日など特有の条件下でのみ発生する場合や、雨水の浸入経路が1箇所とは限らない場合があるのです。

再発させることなく一刻も早くお客様の不安やストレスを解消するため、雨漏り調査時には念入りに目視や触診、打診はもちろんそれ以外の専門的な方法によって不具合箇所を見つけていきますが、これら原因を特定するための調査方法についてご紹介いたします。

お客様のご在宅時にお伺いさせていただき、ご協力のもと無料点検を実施させていただきます。お客様からのヒアリングをもとに雨漏りの経路や原因を観察していきます。
一か所だけの確認ではなく、原因であろう箇所に影響を及ぼしている部分や、被害箇所において状態や規模を目や手を使って確認していきます。

例え同じ材料が使われているお住まいでも、晒されている環境や劣化状態は千差万別です。当然雨漏りの原因も様々ですので、一軒一軒必要な対処方法も変わってきますよね。
「これだけやっておけばどんな家の雨漏りも絶対に直る」といったような決まったセオリーがないからこそ、私たちアメピタでは一軒一軒のお住まいの点検に十分な時間をかけ、建物の構造をきちんと理解したスタッフが隅々まで目を使い、手を使い確認させていただいております。

 

雨漏りの原因を追究及び特定させるうえで効果的なのは、散水試験と呼ばれる調査です。
雨漏りに繋がりそうな部分に対して、あえて水をかけて雨漏りの有無を確認する方法なのですが、どこにでもかければ良いという訳ではなく、散水するポイントをある程度絞ってから行います。

散水試験を行った結果、室内に水が流れ込んでくるということは、水をかけたところが原因ということになるため非常にわかりやすい調査方法ですよね。しかし散水試験を行ったからといってすぐに室内に流れ込んでくるとは限りません。建築部材に染みてから滴ってくるケースもあります。その場合は、室内に滴ってくるまで時間がかかり、散水試験を行ってから１時間程度経過してから滴ってくることもあります。また散水する方向や強さも調整しながら雨漏りを再現させ、原因を特定していくのです。雨漏り修理の経験が豊富で、長年の経験がなせるプロフェッショナルの仕事と言えるのではないでしょうか。

散水試験にかかる時間としては、すぐに判明するケースもあれば１日かかるケースもあります。

 

赤外線サーモグラフィーという言葉を何となく聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。カメラで物体を映したときに温度の違いを色の違いで表す装置ですね。この赤外線サーモグラフィーカメラを雨漏り調査に活用する方法もあります。

建物を赤外線サーモグラフィーカメラで撮影した上で、雨漏りしている箇所とそうでない箇所の温度差を視覚化することによって雨漏り箇所を視認するという方法で、雨水が染みている箇所の温度は周囲と比較して低く青色になるため、雨水の浸入経路を特定することが可能となるのです。サーモグラフィー調査は雨が降った翌日に撮影すると、特に雨漏り箇所がわかりやすく視覚化され、原因の特定に有効です。

足場がなく長時間の散水試験ができない建物などにも有効的で、散水試験と併せて散水試験後の雨水の経路確認に使用することもあります。

デメリットとしては少し離れた箇所からの撮影が必要になるため、隣の建物との距離が近い場合は使用することができません。また高性能な赤外線サーモグラフィーカメラを使用するため調査費用が発生することがほとんどです。

原因が特定ができない限りは意味のない工事になってしまいますよね。依頼するのであればやはり徹底した原因特定に力を注いでくれる業者を選んでいただきたいと思います。

原因が特定できたら初めて「適切な修理」を行います。

雨漏り修理は、部分的な補修工事で終わるケースや大掛かりな工事に発展する場合もあります。例えば、窓周りから雨漏りが発生していると特定でき、被害状況も軽微な場合は、窓周りのシーリング材の打ち替えのみで終わることもあります。しかし外壁内部への雨水浸入が長期間にわたって放置されており、下地まで腐食が進んでしまっている場合は外壁材の張替えや下地補修まで必要になることもあります。

このように原因が特定できたところで原因や現状に合わせて、適切な工事の見積もりや工事内容を説明してもらい、納得できた上で工事を進めましょう。

そして最後は「施工後の検証」をし、雨漏りが解決できた事を確認します。

原因特定が正しく行われており、そこに対して適切な補修が行われていれば雨漏りは解決となりますが、「完工」となるには雨漏りが発生していない確認がやはり必要となりますよね。念には念をいれて「施工後の検証」を最終確認として行い、解決できたことを確認して完工となります。

雨漏り修理のために、わざわざ大規模なリフォームなんて考えていないという方が多いのではないでしょうか。そんな出費を考えてもいないという方が多いですよね。
本来であれば大規模な補修が必要になる前に根本的な解決がなされているというのが理想です。そもそも「雨漏りが直らない」「何度も再発する」などと悩まなくても済みますもんね。

そのために必要なことの一つとして「こまめにお住まいの点検・調査を受ける」ということを忘れないでいただきたいと思います。こまめな点検・調査により事前に雨漏りの兆候を見逃すことなく、適切な補修やメンテナンスを行うことで大規模なリフォーム工事を避け、簡単な補修で根本的な解決が図れることも多いからです。私たちの身体も、例え異常がなかったとしても健康診断を行うように、やはりお住まいも定期的に診断を受けることが最も経済的にお住まいを長く使うコツですよね。

そしてもう一つは屋根であれば葺き替えや屋根カバー工事、外壁であれば張替えなどのリフォームも、やはり雨漏りを根本的に解決する選択肢の一つであるということです。

ご存じの方も多いと思いますが、屋根材・外壁材には耐久年数がありますよね。そのため屋根葺き替えやカバー工事、外壁張替えといったリフォームが必ず必要になる時期がやってくるのです。これはお住まいを維持していく上でどうしても必要なことですよね。

こうしたリフォームには多くのメリットがあり、屋根や外壁を真新しくするため、雨漏りの原因が屋根や外壁に起因する場合は雨漏りの抜本的な解決につながることが多くあります。当然新築と同じ状態に近づきますので雨漏り再発の心配も少なくなるでしょう。保証も付きますのでご家族の安心にも繋がりますよね。

また雨漏りが起きなければ建物自体の寿命が延びることにも繋がります。「雨が降るたびに心配になる…」といったこれまでのストレスからも解消されますね。
この先雨漏りが再発するたびに足場を架けることを想定すれば、足場代を節約することにも繋がり、結果トータルコストが減るといったことにもなるのです。

まずはこれからお住まいとどのように付き合っていくのかをじっくり検討していただき、長期的な視点で雨漏り解決を考えるべきか、短期的なものでも十分なのかを考えてみましょう。

 

　

外装工事の中でも、長年の経験や知識が必要な雨漏り修理。直すのは「業者」「職人さん」ですから、どんな「業者」「職人さん」を選ぶのかが重要になってきますよね。
特に「何度直しても雨漏りが直らない」とお困りの方にとってみれば、これまでの業者選びで見直すべき点がある可能性もあります。業者を選ぶポイントも見ていくようにしましょう。

＜絶対に失敗したくない！雨漏り修理業者選びで成功するための業者選び重要ポイント＞

 

繰り返される雨漏りに「何やっても無駄なんじゃないか？」「どこの業者を信用して依頼していいかわからない」とうんざりしてしまっている方も多いですよね。

しかし原因のない雨漏りは存在しません。必ず原因があります。何度直しても直らずに繰り返される雨漏りも、調査の手法を変えてみたり、今ある現状を動かしてみたりと、調査を繰り返すことで必ず道は開けます。直しても直らない雨漏りにお困りの方はぜひアメピタの無料点検をお申込みください。外装の専門である私たちが徹底的に雨漏りの原因究明を行い、解決に導きます。