弊社、直通ダイヤルは、こちらになります↓↓↓
屋根からのSOS!足場を有効活用した安心点検で住まいを守る
名古屋市熱田区にお住まいのお客様から、「塗装工事で設置した足場があるうちに、屋根の点検もしてほしい」というご依頼をいただきました。
以前に屋根から鉄板が落ちてきたことがあったそうで、「もしかして屋根は大丈夫なのだろうか?」とご不安になり、今回ご連絡くださったとのことでした。
屋根からの落下物、想像するだけでも怖いですよね。
ましてや、それがご自宅の屋根からとなると、その後の生活も心配になるのは当然です。
私たちは、お客様のそうしたご不安を解消し、安心してお住まいいただけるよう、丁寧な点検と分かりやすいご説明を心がけています。
足場がある今だからこそ、普段は見ることができない屋根の細部までしっかりと確認し、お客様の疑問やご心配にしっかりとお答えいたします。
お客様宅へ、協力会社の塗装屋さんと一緒に伺いました。
お客様からのご相談は、以前に屋根から部材が落ちてきたとのこと。
まずはその部材を確認させていただき、その後、雨漏り点検を、と意気込んでいたのですが、屋根の急勾配に一同びっくり。
これほど勾配が急な屋根では、仮設足場がなければ安全に屋根に上ることさえできません。
お客様には、屋根の上を安全に移動しながら点検を行うためには、どうしても仮設足場が必要になることをご説明しました。
後日、仮設足場が設置されてから、改めて雨漏り点検を実施しました。
カラーベスト屋根材の色褪せが見られましたが、こちらは塗装工事で綺麗になる予定です。
また、今回は屋根の急勾配に対応するため、転落防止を兼ねた屋根上足場も設置しました。
これがないと、私たちも安全に点検作業を行うことが難しかったと思います。
結果として、塗装工事のための仮設足場を有効活用できたため、お客様には点検費用を別途ご負担いただくことなく、一度の足場設置で全てをまかなうことができ、費用面でもお得になりました。
雨漏り点検が難しいケースとは?
点検を行うのが難しい、または不可能な主な条件は以下の通りです。
- 屋根の勾配が急すぎる場合(4寸以上、約24.1度以上): 一般的な屋根よりも傾斜がきつく、滑りやすいため大変危険です。ただし、いぶし屋根(瓦の一種)の場合は4.5寸勾配(約24.2度)まで点検可能なこともあります。
- コケや汚れがひどいスレート系屋根(カラーベスト含む): コケや埃、汚れが堆積していると、足元が滑りやすくなり、大変危険です。
- 3階建て以上の建物: 高所作業になるため、仮設足場が設置されていないと安全に点検を行うことができません。ただし、屋上に出入り口がある場合や、1階・2階に脚立をかけられるベランダがある場合は、点検可能なこともあります。
これらのケースでは、安全確保のため、仮設足場の設置が必須となります。
足場がない状態での無理な点検は、作業員の危険だけでなく、屋根材を損傷させてしまうリスクも伴います。
落下の原因は?棟板金の下に隠された安心と不安
今回の雨漏り点検のきっかけは、お客様が気にされていた本体棟板金の落下箇所でした。
点検したところ、棟板金が剥がれ落ちた部分のカラーベスト(屋根材)の下には、しっかりとルーフィング防水紙が施工されているのを確認できました。
そのため、幸いなことにすぐに雨漏りにつながるような緊急性の高い状況ではありませんでした。
しかし、防水紙がむき出しの状態が長く続けば、紫外線や風雨の影響で劣化が進み、将来的に雨漏りの原因になる可能性は十分にあります。
「今は大丈夫でも、このままだと後々心配…」そうお感じになるのは当然のことです。
お客様には、この点を詳しくご説明し、できるだけ早めに棟板金の取り付け工事を行うことをご提案させていただきました。
築15年以上のカラーベスト屋根は要注意!
屋根のてっぺんにある棟(むね)の部分は、屋根材を固定するために木材(最近では耐久性の高い樹脂製に変わりつつあります)が使われ、その上から棟板金と呼ばれる金属の部材が被せられています。
この棟板金は釘でしっかりと固定されているのですが、ここに落とし穴があることも。
実は、以前の施工方法だと、打ち込んだ釘の頭に防水のためのコーキング処理がされていないことがありました。
そのため、長年の風雨にさらされると、釘が少しずつ緩んで抜け落ちてしまうことがあるんです。
釘が抜けると、棟板金に隙間ができてしまい、ちょっとした強風でも飛ばされたり、落下したりする原因になってしまいます。
もし、お住まいの屋根が築15年以上のカラーベスト屋根でしたら、一度専門家による屋根点検をされることを強くおすすめします。
「うちの屋根は大丈夫かな?」とご心配な方は、ぜひお気軽に弊社にご相談ください。
専門のスタッフが丁寧にご説明し、お客様のお住まいの状況に合わせた適切なアドバイスをさせていただきます。
お客様宅の屋根を点検した際、屋根のV字部分である谷(谷部)で、カラーベスト(コロニアル)の破片が落ちているのを発見しました。
破片は谷板金の上を滑り、屋根の先端まで達していました。
さらに別の谷部でも、カラーベストの破片が今にも取れそうな状態に。
点検後、お客様には撮影した写真で屋根の現状を詳しくご説明しました。
費用を抑えた修理をご提案
今回の工事では、以下の内容をご提案しました。
- 落下していたカラーベストの破片は、幸いにも割れや傷がなかったので再利用。
- 同時に落ちていた棟板金も、奇跡的に凹みがなく、そのまま使用可能でした。
- これらの部材を元に戻すための工賃と副資材代、そして諸経費を合わせたお見積りを作成。
お客様には、もし工事をご依頼いただけるようでしたら、現在設置されている仮設足場があるうちにご連絡いただきたい旨をお伝えしました。
後日、お見積りを持参し、内容をご確認いただいたところ、その場で修繕工事をご依頼いただくことができました。
このように、屋根の小さな異変も放置せず、早めに点検・修理を行うことが大切です。
お客様のご負担を最小限に抑えつつ、適切な修繕方法をご提案させていただきますので、ご自宅の屋根で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
次回の現場ブログはこちらから読み進めます↓↓↓
『名古屋市熱田区 【急勾配屋根】同時がお得!賢い足場活用と棟板金の二重固定で修復』
雨漏りやお住いの建物の内装工事や外装工事でお困りの際は
下記までお気軽にお問い合わせください!
受付時間 9時~17時(平日)
※定休日でも、対応していることもありますので一度ご連絡をください。
0120-806-393【フリーダイヤル】amepita@yamamura-kensou.com
※弊社は少人数での業務を行っているために、『個人のお客様』や『弊社と昔からの取引がある会社様』とのお取引を大事にしているため、新規企業様のご依頼は少しの間は受け付けをしていませんので宜しくお願いします。
トップページに戻る⇒
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
アメピタ名古屋南店TOPはこちら
アメピタ名古屋南店
TOPはこちら