雨漏りに悩まされている住宅の多くは、築20年を超えるスレート屋根が原因になっているケースが少なくありません。
この記事では、横浜市鶴見区北寺尾で実際に行った「スレートから金属屋根への屋根カバー工法」による改修工事を事例に、工法の流れやメリット、注意点を解説します。
スレート屋根は軽量で施工性が良く、長年にわたり住宅に多く採用されてきた屋根材です。
しかし、10〜15年を過ぎると塗膜が劣化し、ひび割れやコケの発生、反り、ズレなどが顕著になります。
こうした劣化が進行すると、防水機能が失われ、雨漏りに直結してしまいます。
また、下地材まで傷んでしまうと補修コストも高額に。
劣化したスレート屋根におすすめなのが、屋根カバー工法(重ね葺き工法)です。
この工法では、既存のスレート屋根の上から新たな金属屋根材を施工することで、解体費を抑えつつ断熱・防水性能を向上させることができます。
特に金属屋根は、軽量かつ耐久性に優れており、地震に強いというメリットも。
1. 現状確認と施工準備
最初に屋根の状態を確認し、既存のスレート屋根がカバー工法に適しているかを調査します。
ひどく破損している場合や下地が腐食している場合は、張り替え工事を検討することもあります。
2. 防水紙の設置
スレート屋根の上に防水シートを敷設します。
今回使用したのはタジマの「タディスセルフ」という高性能な防水紙で、自己粘着性がありズレにくいのが特長です。
その後、防水紙の上に屋根材の施工準備を進めます。
3. 金属屋根材の施工
防水処理が完了したら、いよいよ金属屋根材の取り付けに入ります。
金属屋根には「立平葺き」などの継ぎ目の少ない工法が用いられ、雨漏りリスクが大幅に軽減されます。
4. 完成後の仕上がり
施工後は、見た目も美しく、断熱・遮音性も向上します。
何よりも、長年の雨漏りリスクから解放される安心感が大きな魅力です。
以下は屋根カバー工法による主な利点です。
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・解体費用が不要でコスト削減
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・廃材が出ないのでエコ
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・工期が短く、住みながら工事可能
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・断熱・防音効果が高まる
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・外観がスタイリッシュに変身
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・軽量な金属屋根で耐震性アップ
屋根カバー工法には以下のような注意点もあります。
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・下地の腐食があると施工できない
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・既存屋根の通気性が悪いと結露リスクがある
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・雪止めや雨樋などの付帯部の交換も必要な場合あり
施工前には、信頼できる専門業者による現地調査と説明をしっかり受けることが重要です。
横浜市鶴見区北寺尾での屋根リフォームはアメピタにお任せ!
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スレート屋根の雨漏り対策には、金属屋根への屋根カバー工法が最適です。
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