葛飾区西水元のお客様より雨漏りが発生してしまったとご相談をいただきましたので、さっそく調査にお伺いしました。
雨漏りの原因は経年劣化・破損・施工不良等限られますが、補修方法に関しては屋根材や雨漏り発生箇所によっても全く異なります。今回は廃盤屋根材で雨漏りが発生した際の対応をご紹介したいと思います。
調査に伺った際、すぐに雨漏りを確認した和室を確認させていただきました。天袋周辺の壁には雨染みがついておりかなり大量な雨水が入り込んでしまったことが確認できますが、まずこの時点で雨漏りの原因は限定できます。雨水は柱を伝って横に移動することもありますが、下から上に上がっていくことは毛細管現象のようなことが起きない限りあり得ません。
つまりこの時点で天袋よりも上にある屋根で雨漏りが発生した可能性が高いことがわかります。
屋根裏調査を行うと詳細な発生箇所が一目瞭然です。この時点で屋根に上がった際の調査場所を特定できるのですが、
修理業者から屋根裏を調査せずに屋根葺き替えやカバー工法を提案されたという方が非常に多いのです。確かに雨漏りを補修するには、屋根葺き替え工事がベストです。しかしもし最小限のコストで補修できるのであればそちらのほうが良いですよね?
雨漏りを改善させるための選択肢があるのであれば、その中からコストや質、メリット・デメリットを比較検討しましょう。
今回調査を行ったのは
モニエル瓦と呼ばれる1970~80年代に普及した屋根材ですが、メンテナンス性が悪くすでに廃盤になっています。屋根材自体に破損等は見当たりませんでしたが、この時点で40年程度は経過している可能性がありますので、注意すべきは防水紙と天窓(トップライト)の寿命です。メンテナンス歴は定かではないという事ですが、防水紙は20~30年程度、天窓は20年で交換が推奨されています。
このように破損などはなくとも雨漏りしている場合は屋根全体の寿命を迎えている可能性が高いです。
また今回使用されているのは塗装が必要なモニエル瓦です。葺き直し工事で再利用できたとしても塗装メンテナンスは必須、そして破損してしまえば在庫がないため失敗が許されません。そのため今回最適なメンテナンスとしては屋根葺き替え工事となります。もちろんその際に下地の補強、軽量屋根材への変更、天窓を設置するか塞ぐかという事もまとめて考えられますので、コスト以上のメリットがあるかと思います。
アメピタではお住まいの状況、屋根材の特徴、雨漏りの原因を踏まえたうえで最適な補修方法をご提案させていただいております。点検・お見積りはもちろん、気になること・不安・疑問に関してのオンライン相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ東東京支店】
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