皆さんこんにちは! アメピタ天理店調査員小浦です。
今回は、奈良市にお住いのT様より「雨が降ると天井に雨染みが出来るので 雨漏り調査をしてほしい」
とお電話をいただき、調査にお伺いしました。
奈良市のT様邸の建物の詳細としましては、雨が降ると和室の天井に雨染みが出来る 築年数20年の立派な日本瓦屋根の木造建築 屋根のメンテナンスは一度も行っていない
といった内容です。
では、無料雨漏り調査の開始です!調査の様子をご紹介していますのでご覧ください!
まずは室内の雨漏りの状況の確認からです!
この状況の確認がほんとうに大切なんですね。雨漏りの進行具合や、屋根上の雨漏りの場所が、おおまかに特定出来るのです。
屋根の上に上がってみると・・・
複雑な形状で雨漏り原因になりえる箇所が3箇所ありました!
今回の無料雨漏り調査では、消去方法で調査を行っていきます。
一番怪しい箇所から順番に散水して雨漏り箇所を特定する といったながれです。調査員の思いは・・・
「3箇所とも雨漏りの原因では ないかもしれない」「他に怪しいところはないだろうか」?
と気を引き締めながら、散水を行っていきます。 過信は禁物です!
谷板板金 取り合い箇所 切違い箇所
雨漏りの原因になりえる箇所を三つに分けたのが上記の写真です。
※谷板板金(たにいたばんきん)とは
屋根上に設置されている雨といのことです。谷板板金は屋根の中でも最重要箇所で、少しでも穴が開くと、たちまち雨漏りを引き起こすのです。
※取り合い箇所とは
二つの屋根が連結している箇所で、この連結箇所に雨水が浸入しない様に、銅板を仕込んでいるのです。この銅板も非常に重要な銅板で、経年劣化等で銅板に少しでも穴が開くと、たちまち雨漏りを引き起こす
箇所なのです。
※切違い(きりちがい)箇所とは
建物の構造で、屋根に段差がつくところなのですが、この箇所の雨漏りも非常に多いのですよ。切違い箇所の雨漏りは、おおむね施工不良が原因なのです!悲しくなりますね。
散水開始です!
まずは、一番怪しいと思う谷板板金に散水開始です・・10分・・20分・・・と散水しているのですが雨漏りは・・・出ませんでした。
次に怪しいと思う取り合い箇所に散水です!10分・・20分・・・・と散水するのですが・・出て来ません。
続きまして、右横の写真に写っている写真切違い箇所に散水です!
1分たつか経たないか その時です! 部屋の中から「染みてきたよ!」っと声が!散水ストップです。
雨漏りの原因は切違い箇所だったのです!
原因が特定できて「ほっ」としました。 無料雨漏り調査終了です。
雨漏りの原因が特定出来たので、お客様にご説明をしたところ「これで安心できました!」と言っていただきました。大変うれしく思います!
お客様が「すぐにでも修理をしてほしい」と おっしゃっていただいたのですが、すぐに出来る修理では無かったので応急修理を行い、修理のご提案をさせていただきました。
修理の提案としましては、①雨漏り箇所の修理 ②谷板板金の交換(銅板からステンレスに)③取り合い箇所の銅板交換(ステンレスに)をご提案しました。
雨漏り箇所以外の修理のご提案をした理由は、上記の写真に見られるように、谷板板金と取り合い箇所の銅板が、経年劣化で今にも穴が開きそうだったからなのです。
お客様にご了承をいただき、後日修理にお伺いすることになりました。
アメピタ天理店では、無料で雨漏りの原因を特定します。
雨漏りでお困りの方は是非アメピタ天理店にご相談ください!