お客様より雨漏りがするようでアメピタ名古屋南店にご連絡を受けました。
現在の内容をお聞きしましたら、一か所雨樋からの雨漏りが酷くて、雨が降るたびに雨漏りで落ちてくる雨水を受けるためのバケツを準備しているそうです。
既に雨漏りの兆候が出ているそうで、どこから雨水が侵入しているのか?雨漏り点検の依頼を請けました。
まず、雨漏りをしている雨樋を見させていただきました。
(左写真)お客様の方で雨漏りがしている箇所に、防水テープを貼ってはいます。
雨樋を確認している際に、屋根の軒先のモルタルが、雨漏りが原因で水が侵入している箇所がありました。
屋根のコーナー部を中心に左右に雨水が侵入して雨漏りしています。
赤丸で囲んだところが、特にひどい状態で、本当に軽く指で触ったぐらいで、腐食で崩れ始めました。
この地点の雨漏りなら、雨樋よりも屋根上に何か原因があるかと思い、そちらも屋根点検をしました。
屋根上で雨漏り点検をしてみました。
予想とおり、こちらの屋根の形状に【谷部】がありました。
※ 右写真の赤矢印の箇所
他の屋根の箇所は、特に問題は無さそうでした。
【谷部】に設置している【谷部鉄板】を、雨漏り検査で見に行ってみたら・・・
予想はしていましたが、【谷板鉄板】に穴があいていて、ここから雨水が侵入して雨漏りの原因となっていました。
こちらのように、日本瓦で1990年代に入るかどうかの頃まで【谷板鉄板】には『銅板』で加工して施工されていました。
そのため、1990年以前の【谷板鉄板】はリフォームや差し替え修復などしていない場合、穴があいていている可能性があります。
1.材質が銅板である。
とはいえ寺社仏閣の屋根にも銅板が使われると言われると思いますが、厚みなどがかなり差があり住宅に使用される銅板のほうが厚みが薄いです。
2.同じ個所に雨粒が落ちる。
経年劣化と意味と一緒ですが、長年同じ個所に雨粒が落ち続けて穴があきます。
3.屋根瓦の色で塗られる釉薬の鉛が溶け出す。
今の製品(釉薬)には、鉛は無くなりましたが、昔の製品(釉薬)には鉛が入っていて、それが経年劣化で溶け出している。
4.近年の酸性雨が降るため。
昔の環境でしたら、住宅に使われる銅板と言えとそれなりに長い間持つと思われていましたが、昨今の酸性雨が原因で穴があきやすくなったという話もあります。
※ちなみに、屋根瓦のしっくいについても酸性雨が原因で昔よりも持たなくなってきているそうです。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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