台風などの暴風雨が来る前に経年劣化した天窓(トップライト)を見てほしい。
東海市のお客様より、新築時に屋根に設置した天窓(トップライト)の相談をいただきました。
お客様のお話では、天窓がある部屋の天井に雨水が侵入して雨漏れのシミが出てきているそうです。
台風などの暴風雨が来る前に、一度点検をして欲しいと依頼されました。
お客様にご了解をいただき、雨漏り屋根点検(天窓周辺)を行いました。
屋根上に登らせていただき、下屋根に設置した天窓(トップライト)周辺の雨漏り屋根点検をしてみました。
天窓(トップライト)周辺の施工方法としては、
1.天窓(ガラス箱)の設置
2.雨水が流れるように、捨て水切り板金の設置
3.天窓(ガラス箱)に逆流しないように、水密材を設置
4.雨漏りしないように、屋根瓦を施工します
簡単に考えても、4項目の作業が必要です。
そのため、2台の天窓(トップライト)は連続に取り付けず、少し離れ合って取り付けたほうが、雨漏りには強くなります。
今回、東海市のお客様の設置方法は、施工した職人さんの腕が無いと雨漏りがしやすいパターンとなります。
赤線を取り付けた箇所が、天窓(トップライト)のガラス部分とカバー金具材との間のシーリング処理が劣化しています。
シーリング(コーキングボンド)などは、約10年ほどで劣化が始まると言われています。
こちらの東海市のお客様も、建物が経ってから一回も手直しなどの修繕工事は入れていなかったそうです。
余談ですが、サイディング外壁壁の隙間のシーリングも劣化しますので、約10~15年に一回は点検をした方が良いかと思います。
アメピタ名古屋南店でも、対応はしていますのでお気軽にご連絡をください。
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天窓(トップライト)の下部分、水切り板金から出ている水下鉄板(鉛板)の経年劣化。
表面が剥離して、穴が開く寸前でした。
天窓からの雨漏れの多くは、ここから穴が開いて雨水が侵入して雨漏れとなります。
別の雨漏り点検で伺った工場の天窓の雨漏り写真です。
※掲載することを了承を貰っています。
天窓(トップライト)の水下鉄板(鉛板)からの雨水の侵入して雨漏りしている壁の状況です。
こちらは、室内に雨漏りせずに外壁に伝って下に雨漏りしているのです。
このような感じで、水下鉄板(鉛板)が経年劣化がすると、雨漏りがしやすくなります。
天窓(トップライト)のイメージ写真などはプロのカメラマンが撮影しているので、とても『よく』みえます。
そのイメージを期待して、天窓(トップライト)を設置して確実に後悔することとなります。
天窓設置することのデメリットとして、
1.太陽の通り道にはまると、まぶしく感じてしまいます。
2.夏場は、太陽の厚さが直に来るので非常に暑くなります。
3.今回の東海市のお客様の様に、経年劣化が原因で雨漏りする。
4.材質がガラスのため、汚れがひどく目立ちやすい。
5.10年ごとの点検・修繕工事などで追加のお金がかかる。
6.昔と違って、LED電球・電灯があるので、わざわざ太陽の光を入れる必要も感じません。
これ以外に、天窓(トップライト)設置するときの職方さんの技術力によっては、雨漏れがしやすくなります。
天窓(トップライト)の価格も、窓のサイズが大きくなればなるほど高額になります。
部屋が明るくなるほどの天窓(トップライト)を設置するのなら、相当大きなサイズとなります。
今現在、天窓(トップライト)の設置にお悩みになっている人がいましたら、本当によく考えてください。
私は、天窓(トップライト)に関してはあまりお勧めはしていません。
雨漏り屋根点検(天窓周辺)を完了後、お客様に写真と一緒にご報告とご説明をさせていただきました。
お客様も、雨漏りの問題・太陽光が入りすぎ問題などがあって、もし工事を依頼するのなら天窓(トップライト)を取り外しを願っていましたので、その方向でお見積りを作成させていただきました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
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9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
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