豊明市のお住いのお客様より、ゲリラ豪雨などの激しい雨が降ると天井が雨染みが出ると言うご相談をいただきましたので、ご訪問をして現在の状況を確認しに行きました。
ご訪問させていただき、お客様との現在の状況をヒヤリングさせていただきました。
築30年近くの建物ですが、これまで屋根も外壁も雨樋も、完全な状態での保全工事や補修工事に手を出していなかったそうです。
※隅棟鉄板のみ数年前の大型台風にて飛散したので、応急修繕作業がしてありました。
カラーベスト屋根のため、耐久年数の限界に辿り着いていそうです。
元メーカー営業部長を務めた人に聞いた話です。
『カラーベストは設置20年で取り替えを考えて、設置25年以上ではもう耐久年数は無くなってしまうものですよ』
厚みが薄いのもあり、経年劣化の年数が早い屋根部材になります。
またカラーベストは、2,004年に法律で規制されてアスベストを含めてはいけなくなりました。
それ以前のカラーベストはアスベストが含有しているので、産業廃棄物として捨てるのもかなり高額な金額を請求されます。
塗装の塗り替え工事にてカラーベスト屋根塗装があります。
この塗装に関しては、少し気を付けてほしいこともあります。
1.色が剥げてきて意匠的に綺麗に塗ること。
2.塗装で塗ったからとして、耐久年数がかなり伸びるわけではありません。
3.精々、数年ぐらい耐久年数が伸びる程度です。
4.協力業者の塗装屋さんいわく、屋根塗装に防水効果はほとんど無い!こと。
5.技術の無い塗装工事屋が、屋根塗装して逆に雨漏りの原因となることもありえます。
カラーベスト屋根の塗り替え塗装も完璧ではないことを、頭の片隅に置いてもらえれば幸いです。
屋根上に登り、雨漏り屋根点検を開始させていただきました。
流石に、カラーベストの表面が経年劣化をしていてマダラ模様のように色剥げ劣化をしていました。
新築時は綺麗な色ですが、一度も屋根塗装など保全工事に手を入れていなかったので、耐久年数を超えた状態になっていました。
数年前の台風にて、隅棟鉄板が飛散して応急修繕作業として、隅棟鉄板だけは変わっていました。
ここまで、カラーベストの表面が劣化している場合は、屋根上に登ると滑りやすくなるので、雨漏り屋根点検者も歩行に気を付けながら点検作業を行いました。
なお、古いカラーベスト屋根に関しては、雨漏り屋根点検の点検可能屋根勾配を3.5寸以下とさせていただいています。
これ以上、勾配がきつい場合は雨漏り屋根点検のお断りすることもありえます。
雨漏り屋根点検を終えて、スマホで撮影した写真などと一緒にご説明させていただきました。
基本は、カラーベスト屋根の耐久年数が越えていて取り替え時期が来ていること。
ただ、この当時のカラーベストにはアスベストが含有していて、産廃代がかなり高額になることを伝えました。
こちらからのご提案で、カラーベストの上から鉄板屋根を施工する『カバー工法』と言うものがあることを伝え、後日、お見積りを作成してお客様の元へお届けに参りました。
カラーベスト屋根の雨漏り点検も対応しています。
点検可能な屋根勾配は限定されますが、一度お気軽にご連絡をください。
※個人のお客様のみ。 業者関係者からのお話はお断りしています。お問い合わせフォームはこちらから⇒
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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