豊明市にお住いのお客さまより、ゲリラ豪雨などの大雨が降った後、軒先・軒裏が雨染みがあるので、心配もあるので一度点検して欲しいと依頼がありました。
日程を決めてからご訪問に伺いました。
お客様と簡単な現在の状況をお聞きしてから、雨漏り点検を開始しました。
軒裏を全体的に雨漏り点検をしはじめて、外壁と軒裏のあたりから雨染みが出始めていました。
屋根には勾配があるため、雨水が侵入すると雨水の量に寄りますが、先端の軒先漆喰まで辿り着きます。
今回も、一部ですが軒先漆喰にも雨染みが出来ていました。
屋根上に登らさせていただいて、屋根全体を雨漏り屋根点検を行いました。
屋根瓦全体は、雨漏りが発生するほどの割れやヒビなどの破損は見当たりませんでした。
雨水が染み込むほど、まだ屋根瓦は劣化していなかったので、残りは谷板鉄板が原因かとあたりを付けました。
材質として、屋根瓦は陶器になるので経年劣化にて雨水が染み込むこともありえます。
ただ、雨水が染み込むような屋根瓦にするのに、50~60年以上の時間が必要となります。
カラーベストのような厚みが薄い屋根材は、実際25年ほどで防水力は全くなくなり雨水が染み込んでいると聞きます。
すぐに室内が雨漏りするかと言われると、新築施工時に屋根地とカラーベストの間に防水紙(ルーフィング)が施工してあると、雨水が染み込んでも当分は大丈夫かと思います。
手抜き工事で防水紙(ルーフィング)が施工されていないとか、すぐ劣化する安物の防水紙(ルーフィング)を使用されていると、室内への雨漏りも早い段階で来ると思われます。
豊明市のお客様の屋根には、全部で3か所の谷部・谷板鉄板を施工されている箇所があります。
雨漏り屋根点検の結果、経年劣化で腐食が始まっていたことと、谷板鉄板と周辺の屋根瓦との隙間に雨水侵入防止の養生材が入っていませんでした。
※養生材については、ここ最近のゲリラ豪雨などの大雨が多くなって雨水がオーバーフローする可能性が出てきたため、最近の施工に取り入れられています。
八谷部での本体棟施工が、現在の施工の仕方とだいぶ変わっています。
写真の赤線周辺で、本体棟の作業は終了となります。(真っすぐカットして状態)
そのため、緑の線まで本体棟を延ばすことはしていません。
伸ばすことによって、雨漏りの原因が増えていきます。
黄色の線が雨水の流れだとすると、赤色の線が雨水が侵入しやすい箇所になります。
このような個所から本体棟内部に雨水が侵入して、本体棟から雨水が侵入して雨漏りの原因を作ります。
特に、真ん中の赤色の線上にある漆喰が、経年劣化が原因で剥がれてしまった場合、雨水が直接しみわたり雨漏りの原因となりえます。
今回は台風などの豪雨で、軒裏に雨染みがあるとのことで点検を行いましたが、雨漏り屋根点検の際にスマホで撮影した写真などを見ていただきながら、雨漏りの原因と対策をご提案させていただきました。
後日、お客様の元に作成したお見積書を見ていただいて、ご家族でご相談して欲しいと促しました。
ゲリラ豪雨などや台風などの大雨で、雨漏りしてしまっている建物の、雨漏り屋根点検も対応できますので気軽にご連絡をください。
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