2025年04月04日追記
名古屋市緑区のお寺さんより、屋根から雨漏りをしているので、一度見てほしいとご連絡があり、お伺いしました。築年数もかなり古い建物でして、使われている屋根瓦もかなり劣化している状態でした。屋根裏地の状況を確認させていただきました。屋根裏地から撮影した状態です。天井板から雨漏りしてきたそうで、屋根躯体のタルキが長年の雨漏りで腐食していました。
なお、お寺さんのような古い建物であるため、天井と言うものは無くて、屋根の躯体と野地板の裏地がそのまま見える状態となっています。
住職より了解をいただき、屋根に登りまして雨漏り点検を行いました。雨漏り点検の依頼をいただいた建物は、本堂では無いのに、越屋根が付いた大きな屋根でした。
越屋根の土台部分にあたる熨斗瓦などが劣化は見受けました。
屋根形状の一つで、屋根の上に小さな屋根が乗った状態の屋根。立ち上がり部分を利用して、換気や採光の役割があります。現代の建物部材に置き換えると、換気口や天窓などに当たります。(室内からの撮影)越屋根から採光している状態になります。
寺社仏閣などは、小規模の屋根修繕を何度も繰り返しています。
1列だけ年代が違う瓦で修繕されています。
いつに行ったかは定かではないのですが、以前、修繕工事で屋根を触っていることがわかります。
屋根瓦同士の固定が外れて、屋根瓦が下にズレ始めていました。
かなり年数が経過している屋根瓦には、この様な状態になっていることも多々ありえます。
経年劣化による、屋根瓦が縦に亀裂が入って割れていました。この様な亀裂の隙間から、雨水は侵入しやすくなってしまいます。
破損していた瓦に、コーキングボンドを塗って固めて防水処理をしていました。
コーキングボンドなどは、10~15年ほどで劣化をし始めます。
応急処置としては作業に適していますが、そのまま放置するのはどうかと思いました。
少し脱線しますが。。。
現代のサイディング外壁などにも、接続部分にコーキングボンド(シーリング)が塗って埋め込まれて防水処理をしています。
こちらも耐久年数として、10年から良く持っても15年ほどになります。
その度に外壁塗装とは言わないが、コーキング(シーリング)の取り替え修繕は行った方が良いかと思います。
近くのシーリング屋さんや塗装屋さんなどにお声をかけてみてください。
鬼瓦が一か所、脱落していました・・・最近では、あまり見られなくなりましたが、昔の建物で入母屋屋根形状で大棟から降りてくる『降り棟部』。
その先端でもある鬼瓦が、転倒したのか?無くなっていました。
鬼瓦を吊っていた針金が内部で腐食して切れたのかと判断しました。こちらの部分は、住職さんにも提案させていただきましたが、新しく鬼瓦を付けるよりは屋根漆喰で塞ぐように塗って敷く方で提案しました。屋根漆喰での提案した理由として・・・1.住職より出来るだけ小規模で治まるようにして欲しいと。2.この鬼瓦の部分は、住職も思っていなかった場所。3.新しく鬼瓦を付けるのに、『降り棟』も一部解体して鬼瓦を付ける準備が必要なため。他にも問題になりそうなことがありますが、専門的な話になるため割愛させていただきます。
点検作業後に、撮影した写真を見てもらいながら、住職にご説明させていただきました。
越屋根の建物範囲で、越屋根から屋根先端の軒先部まで、新しい屋根瓦で葺き替えを提案をさせていただきました。
後日お見積書を作成してお届けに参りました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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