東浦町にお住いのお客様より、外壁塗り替え工事中に割れてしまった屋根瓦の現状調査で雨漏り点検のご依頼をいただきました。
今回の屋根瓦は、洋風平板瓦(F形)と呼ばれる瓦なのですが、製造メーカーはすでに倒産してしまっていますが、かなり割れやすい屋根瓦となります。
屋根の状況を調査するために雨漏り点検を行っていきます
職人さんが乗って割れまくった屋根瓦です。
しかし、冒頭にも書きましたが、こちらの瓦は業界関係者の中ではちょっとした話が流れるほどの屋根瓦でした。
その話と言うのが。。。
他の洋風平板瓦(F形)よりも、かなり割れやすい屋根瓦だそうです!
10数年前だったか? 製造メーカーで競い合って平板瓦(F形)の重量を減らしていくような処置を行い競い合っていた時がありました。
その理由として、屋根瓦は重たいという風評被害を払しょくするために、少しでも軽い瓦を・・・と製造されていました。
その製造過程で、屋根瓦一枚自体の厚みを薄めるように肉厚を減らしていったそうです。
そのため、この様なつくりの全ての屋根瓦がそうとは言わないですが、一部の屋根瓦がかなり割れやすくなってしまいました。
顧客の皆さんにはそれほど知られていなかったと思います
顧客でもある皆様方には、このように洋風平板瓦(F形)の種類の中に、肉厚をそぎ落として軽量化を目指した屋根瓦があったこと。
そして、販売されていた一部の屋根瓦が割れて破損がしやすかったこと。
現在では、昔の様な肉厚がある洋風平板瓦(F形)に戻っていることも。
たぶん、多くの人は知らなかったと思います。
弊社の運営母体のヤマムラ建装㈱では、100年以上屋根瓦工事を行ってきた経験上、今回のような軽量化したけど割れやすくなった屋根瓦は取引はおこないませんでした。
隅棟部で屋根瓦が割れていました。(割れたところに防水テープを貼ってありました)
同じ隅棟部の別の場所でも、2か所目の割れ破損が発見されました。
屋根上に設置されていたエアコンの室外機の下にも、屋根瓦が割れて破損していました。
2階屋根にも登ってみましたが、屋根全体の屋根勾配が緩かったため(約3寸程・約16度ほど)、余ほどのことが無い限り屋根から落ちる心配はないのですが・・・
むしろ、屋根勾配が無さ過ぎて屋根瓦の表面に落ちてくる雨水が、逆流しないか心配になってしまいます。
軒先部先端の屋根瓦も割れていました。
割れた原因として考えられるのが、作業として設置した仮設足場を解体する際に、屋根上で落下しないようにバランスを取り際に、足に力が入って割れてしまったのではないかと予想されます。
これ以外にも、数多くの破損していた箇所はあったのですが(点検写真にも納められています)、全部の写真のアングルが屋根瓦に白色の防水テープが貼っている写真のため、割愛させていただきました。
雨漏り屋根点検として、確認させていただいたところを撮影した写真と一緒にご報告をさせていただきました。
今回の工事の提案としては・・・
1.割れている屋根瓦を新しい屋根瓦で差し替えて行くこと。
2.このブログの最初の方にも書いていますが、この屋根瓦を製造した瓦メーカーが既に倒産しているため、一緒の形の屋根瓦は手に入らないこと。
3.代用の屋根瓦での差し替え工事になること。
などをご提案させていただき、その内容に沿ったお見積書を作成させていただきました。
次回の現場ブログは・・・こちらから↓↓↓『東浦町にて外装工事中に複数枚割れて破損した屋根瓦を新しいのに差し替えする屋根修理』
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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