知多市にて、強い横風が吹いた時に押し出された屋根瓦の通り。
横ズレていることに下から見て気が付いたお客様のご依頼があって、ご訪問をして雨漏り屋根点検を行ってみました。
こちらのお客様の方で、他社の外壁塗装の塗り替え工事を行うときに、仮設足場が建てられていました。
その際に、お客様より足場が建っている時に点検してほしいとご要望があり、ご訪問して仮設足場を伝って屋根上を点検してみました。
写真のように、屋根瓦の縦の通りがガタガタになっていました。この様な状態になった原因として、屋根土を使わない乾式屋根施工ではあるのですが・・・1.屋根瓦の縦の割り付けも横の割り付けも、若干、甘め寸法で取り付けられていました。2.屋根瓦の固定釘が、4段に一枚ペースしか打たれていません。(最低でも2枚に一枚ペース)3.甘めの寸法施工のため、ケラバ袖瓦もズレて引っかかり合って固定されるはずが、それも出来なくなっていました。
上の段の屋根瓦と下の段の屋根瓦が、ズレが生じていました。このズレ部分から、雨水が屋根裏に入りやすくなっております。屋根瓦が斜めにズレているので、先ほどの上下の屋根瓦のズレ・ガタツキが出来てしまったのかと考えられます。
切妻屋根の建物を、向かって見上げて右側の端にある大袖ケラバ瓦(右袖瓦)の通りが、台風並みの強風で横風に当たったときの衝撃が強かったみたいです。それが原因で、大袖ケラバ瓦(右袖瓦)の縦の通りがガタガタになっておりました。
反対面でもある、建物の向かって左端にある小袖ケラバ瓦(左袖瓦)も横風に煽られて通りがガタガタでした。先ほどの大袖ケラバ瓦にもありましたが、ケラバ袖瓦の上に一本連なっている白色の樹脂に覆われた鉄の棒。古い建物の屋根瓦、ケラバ袖部と軒先瓦部に連なって縛られています。
軒先瓦とケラバ袖瓦の上に連なっている鉄の棒とは、役割とは、
この鉄棒が取り付けられている理由ですが、台風並みの強風が吹いた時に屋根瓦が煽られて飛ばされるのを防ぐ役割があります。
鉄の棒で連なっているため屋根瓦が飛ばされないと、その当時は信じられていた施工方法です。
今現在では、この鉄棒が固定されている方法が、ケラバ袖瓦や軒先瓦の固定するための針金で縛ったあまりで、この鉄棒を縛られています。
が、鉄の棒は錆びてしまうため、瓦を固定縛りしていた針金さえも錆で腐食させていしまいます。
鉄の棒の固定が無くなっているため、強風などの屋根瓦のズレ以外にも、雪が積もったときに鉄の棒が切れて屋根先へとダラリと伸び切ってしまう雪害にもなりえます。
こちらの修理方法として、鉄の棒を屋根瓦取り外して、針金で固定していた屋根瓦を専用工具で穴を開け直してから、パッキン付きのビス釘を打ち込んで固定する修理作業もあります。
詳細をお求めの場合、弊社にお問い合わせしてください。
お客様よりご要望があった、ケラバ袖瓦のガタツキを中心に雨漏り屋根点検を行いました。撮影した写真を、お客様に見ていただきながら現状のご説明をさせていただきました。お客様も、今回の塗装の塗り替え工事もあるために、屋根瓦の通りを治す程度の内容で出来ませんか?と聞いてきました。そのベースでお見積書を作成してお客様にお渡しに参りました。作業の内容はこちらの現場ブログにて書いております↓↓↓『知多市にて外壁の塗り替え作業で安全対策に設置した足場!同時に和瓦の手直し修繕!』
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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