川崎市麻生区金程で雨漏りしているお住まいの調査を行った後の補修工事をご紹介いたします。補修は土井熨斗瓦の漆喰が剥がれていることから、漏水しているため、一旦解体した後に再度積み直す土居熨斗瓦の積み直し工事を行います。
土居熨斗瓦は、日本の伝統的な瓦のひとつで、江戸時代に開発されました。その特徴は、瓦の表面に浮彫りされた熨斗紋様(のしもんもよう)です。熨斗紋は、日本の伝統的な文化において縁起の良いシンボルとされ、縁起物として用いられてきました。土居熨斗瓦は、この縁起の良いシンボルを屋根に表現し、建物全体を美しく装飾します。
また、土居熨斗瓦は、形状にも特徴があります。縦長の長方形で、四隅が斜めにカットされ、中央に軒をはさむ横長のくぼみがある形状をしています。この形状は、瓦を重ね合わせる際に隙間ができないように考慮されており、雨漏りを防止する効果があります。
土居熨斗瓦は、地震に強い瓦としても知られています。縁側や玄関先など、耐震性が特に求められる場所に用いられることが多く、耐震改修工事の際にも選ばれることがあります。
現代でも、土居熨斗瓦は伝統的な和風建築物や和風庭園などの装飾として愛され続けています。その美しさと実用性から、伝統的な瓦のひとつとして、今後も長く継承されていくことでしょう。
土居熨斗瓦の積み直しは、屋根の修理や改修時に必要になることがあります。
積み直しの手順は、まず古い瓦を取り外し、下地の点検や修繕を行います。次に新しい瓦を積み直しますが、これにはいくつかのポイントがあります。
一般的な工程としてまず、瓦を積む際には、風や雨水が入り込まないように、瓦と瓦の隙間を埋める下敷き材を敷きます。そして、瓦を一枚ずつ並べて、釘やクランプで留めます。瓦と瓦の隙間は、風や雨水が入り込まないように、コーキング材などで埋めます。
また、土居熨斗瓦の場合、正しい積み方が重要です。瓦を斜めに置き、互い違いにして積み上げます。このようにすることで、風が吹いたときに瓦が外れるのを防ぐことができます。
実際の工事の様子では、もともと使用していた瓦を一旦解体してから、再度積み直す工事になるため、外した熨斗瓦は屋根の安定したところに整理しておきます(右写真)。
瓦を撤去した後、漆喰を使って土台をつくりその上から瓦を設置します。銅線を使ってしっかりと固定すれば土居熨斗瓦の積み直し工事は完了となります。イメージとしては棟瓦取り直し工事と同じ流れになりますが、土居熨斗瓦があるお住まいはあまり多くないため、私達アメピタのような施工実績が豊富な業者へ依頼することをオススメします。私達アメピタでは
18,150円から棟瓦取り直し工事を承っておりますので、気軽にご相談ください。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ横浜支店】
アメピタでは、地域密着お客様第一主義を掲げ、お客様のご不安をいち早く解決できる為に出来る限り迅速に対応させて頂いております。
雨漏りは、「屋根だけ」や「外壁だけ」など、単体の知識や経験だけでは止まらないケースがあります。アメピタでは、それぞれの専門的な知識に加えお住まい全体を捉え、雨漏りを止める知識と技術を持ち合わせております。
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