屋根に降る雨水を防いでくれるのは、
スレートや
瓦などの屋根材のイメージが強いですが、それだけではお住まいへの雨水の浸水を防ぐことが出来ません。
その為、屋根材の下には
防水紙(ルーフィング)を設置する必要があります。
今回は、防水紙の役割、種類や耐用年数、防水紙の捲れ・劣化によって
雨漏りが発生したお住まいの現地調査の様子をご紹介いたします。
防水紙はルーフィングともいわれ、建物の屋根や壁などの外部構造物に使用される重要な素材です。屋根材の下に設置することで水の侵入を防ぎ、建物内部を水や湿気から保護することが主な役割です。屋根や壁の隙間や継ぎ目からの浸水や雨漏りを防ぐために、防水紙は不可欠な役割を果たします。
以下に使用頻度の高い防水紙の種類を2つご紹介いたします。
アスファルトルーフィング:
フェルト・アスファルトを主原料にして両面に鉱石粉を固着させた防水紙です。価格が安価な事が特徴ですが、技術の進歩により一昔前のアスファルトフェルトよりも性能は飛躍的に向上しています。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング):
改質アスファルトルーフィングは、アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を加えた防水材料です。耐久性に優れており温度変化に強く、伸縮性や曲げに対する柔軟性も高いためおすすめの防水紙です。種類も豊富であり、田島ルーフィングのマスタールーフィングの様に長期寿命のものもございます。
続いて、上記に紹介した防水紙の耐用年数は、以下の通りです。
アスファルトルーフィング:15~20年
改質アスファルトルーフィング:20年超
田島ルーフィングのマスタールーフィング:60年以上
田島ルーフィングのマスタールーフィングは、耐用年数60年以上と驚きの耐用年数を誇っています。
しかし、化粧スレートの耐用年数は30年程度ですので、防水紙の耐用年数を迎える前に屋根の葺き直しになってしまう自体も予想されます。
防水紙を選定する際、まずは屋根材や次回のメンテナンスの予定をしっかりと考えることをお勧めいたします!
次に実際に現地調査で確認した防水紙の劣化・捲れの様子をご紹介いたします。
防水紙の劣化により雨漏りが発生しているお住まいの現地調査
袖ケ浦市代宿の防水紙の劣化により雨漏りが発生しているお住まいの現地調査の様子をご紹介いたします。
お伺いさせて頂きますと、瓦屋根のお住まいでした。まずは雨漏りの発生個所を確認させていただきます。
写真の様に天井材が浸水した水分の影響で変色・変色を起こしてしまっています。
続いて、瓦屋根の調査です。
写真の様に割れてしまった瓦を確認いたしました。
また、瓦を捲り防水紙を確認いたしますと、防水紙は、劣化・捲れが発生しておりました。
早急に葺き直し、もしくは葺き替えが必要な状態です。
雨漏りを防ぐためにも防水紙の定期点検・メンテナンスは重要です
瓦や屋根材に割れなどが発生していても防水紙が機能していればすぐに雨漏りが発生することはありません。
しかし、防水紙が劣化・捲れにより機能していない状態ですと通常の雨が降った際や、屋根材に異常が発生した際に浸水してしまうリスクが非常に高くなります。
雨漏りを防ぎ、安心してお住まいを長くご使用いただく為にも、防水紙を含めた屋根全体の定期点検・メンテナンスをお勧めいたします。
私達、アメピタは
点検からお見積りの作成まで無料にて承っております。
お住まいの防水紙にご不安がある方がおられましたらぜひお気軽にご相談ください!
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ木更津支店】
地域密着だからこそ出来る、「迅速な対応」「お客様の期待に応える」。お客様第一主義をスローガンに、スタッフ一同「お客様のために」を信念に、雨漏り修理に取り組んでおります。
いろいろな雨漏り修理を行ってきた私たちだからこそ出来る、「技術」「経験」があります。お客様の雨漏りに対するお悩みを早期解決に全力でお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
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