東郷町にて、普段より親交がある取引先でもある建築屋さんより、お客様の敷地内に建っていた離れの建物を解体したそうです。その際に、接触していた母屋の屋根を修理してほしいと、ご連絡をいただきお伺いしました。今回の現場ブログは、普段の現場であった事のブログとなりそうですね。今回の作業案件の内容として、赤矢印で差した建物を解体して新しい建物を建てるそうです。その解体予定の建物に接触していた、S形の屋根瓦が施工されていました。緑矢印が記載されているところまで、屋根自体を縮小して収縮された範囲の屋根を修理していきます。解体からS形の屋根を収縮する作業までは、その建築屋さんの方で段取りしてくれるそうです。収縮したあとの建物の、屋根瓦の修理工事を依頼をされました。
収縮された屋根のケラバ袖部付近に、【破風板】と屋根瓦の高さ調整とビス釘を打ち込むための【タルキ】を取付けられました。どのような屋根瓦を施工するときにでも、このケラバ袖部には調整用材料が打たれていることがあります。この調整材に向けて、ビス釘や固定釘などを打ち込むためや高さ調整の為でもあります。
ケラバ袖部に取り付けられた破風板とタルキの上に重ねるように、追加の防水紙(ルーフィング)を貼っていきケラバ袖部の防水処理を行っていきます。防水紙(ルーフィング)の通常の長さでは長すぎるため、カッターナイフなどで切り取るように加工して、こちらのケラバ袖部に取り付けて行きました。特に、ケラバ袖部に取り付けられたタルキの高さ分があるため、ここの分の防水紙(ルーフィング)の立ち上げしておかないと、雨水が流れてきた時には雨漏りの原因となりやすいです。そして、屋根瓦が葺き終わっているため、この雨漏りの原因は見つけることがかなり困難な状態になり、ほぼ(無料)初動調査での見当たり調査では発見することは不可能に近いかと思われます。(有料)初動調査に移行して、仮設足場の設置してからケラバ袖付近を瓦めくりをするぐらいの調査が必要となってきます。そのため、この部分の防水紙(ルーフィング)の作業は、(この後の項目でもある水流れ板金の取り付け)共々、修理作業などでは必須の作業となりやすいのです。
ケラバ袖部に取り付けたタルキに接するように、水流れの板金を取付けて行きます。
取り付け後、上から被せるようにS形の屋根瓦を、一枚ずつ取り付けて行きます。
ケラバ袖部の水流れの板金(赤矢印先)は、和形・日本瓦(J形)と呼ばれる昔ながらの屋根瓦以外のほとんどの屋根瓦には、まず間違いなく必要な部材となります。
ただ、築20年以上の切り妻屋根の建物には、取り付けられていない場合もありえますが、この水流れ板金が入っていない場合、ケラバ袖部から雨漏りなどの形跡が発生するかと考えられます。
弊社アメピタ名古屋南店では、簡単な目視でケラバ袖部の水流れ板金が、施工の有無を調査することもできますので、お気軽にお声をかけてください↓↓↓
S形の屋根瓦を、軒先部の方から一枚ずつ取り付けて行く時に、タルキの上に乗せるように取り付けることで、タルキの高さ分の調整することが出来てきます。
そして、S形の屋根瓦の固定を一枚ずつビス釘で固定していき、屋根瓦の落下防止を施していきます。
この後の作業でもある、ケラバ袖瓦を取り付けて行く前に、ケラバ袖部に取りつけてあった破風板に、上から重ねるように破風板金を取付けて行きます。ケラバ袖瓦を取り付けた後でも、破風板金は取付けれないことは無いのですが、その場合は、少し無理に作業をすることになりやすいです。そのため、タイミングがいいのならケラバ袖瓦を取り付ける前に、破風板板金を先に施工する方が綺麗な作業となりやすいかとおもいます。破風板板金の固定には、同色の色付きの専用釘を打ち込んでいって固定をしていきます。
ケラバ袖部に取り付けて行った屋根瓦の端に、屋根材でもある【水密材】を一枚ずつ取り付けて行きます。この【水密材】を取り付けることによって、激しい雨が降ってもケラバ袖の方向に流れずに、屋根瓦の真ん中部分の谷部に流れていき、軒先部に設置している雨樋の中に入るようになっております。
ケラバ袖部に専用の瓦でもあるケラバ袖瓦を、屋根の先端部分でもある【軒先部】の方から屋根の頂点でもある【大棟部】の方へと一本ずつ取り付けて行きます。ケラバ袖瓦の固定に関して、パッキン付きビス釘をケラバ袖瓦の横側から打ち込んで固定を施していきます。
後片付けとして、作業で使った工具や道具などを降ろしてから、作業した範囲をブロワーで掃除をして作業は完了となりました。建築屋さんに、工事の完了でお声をかけさせていただき、ずっと屋根の修理の工程を見ていたので、助かりました!ありがとう!と声をかけていただきました。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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