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今回の緑区のお客様に関しては、取引先のリフォーム会社さんの方で、室内の雨漏りが発生していたので外壁塗装の塗り替え工事を行うことで、仮設足場も設置して準備していたそうです。
仮設足場を設置したことで、お客様から『同時に屋根の方も点検してほしい』とご相談をされたそうです。
ご訪問させていただきまして、雨漏りしている部屋内を調査をさせていただきました。天井板と内壁に当たる部分で、外壁壁が有る場所付近からの雨漏りが発生していました。
部屋内で、天井の板での雨漏りの発生している範囲での、簡易的に雨漏り場所が原因になっている所を分かる方法で考えると・・・1.天井板の真ん中付近から雨漏り⇒屋根材から雨水を染み込んでいる可能性が高いです。2.外壁近くの天井板・内壁から雨漏り⇒外壁壁・サッシ廻りのシーリング・その頭上の屋根。3.隣の部屋に近い方からの雨漏り⇒屋根の棟際や谷樋鉄板の破損など。
今回は、2番の外壁近くの雨漏りのため、外壁とサッシ廻りのシーリングをまずは確認してみました。サッシ周りのシーリングは、特に劣化を見られませんでした。外壁の接続部分のシーリングに関しても、雨漏りするほどの劣化も見当たりませんでした。
サイディング壁など、壁同士の隙間に埋めるシーリング材。こちらの交換時期が、早い劣化具合ですと10年ほどで塗り替え交換時期がやってまいります。目視での判断では、シーリングが縮まって隙間ができたり、経年劣化によるシーリングがひび割れ状態となっていたら、急ぎで塗り替え交換を行ってください。
サッシ周りとサッシ付近の外壁部の接続部分がある場合は、特にシーリングの劣化には気をつけてください。サッシからの雨漏りが、多くなってしまう原因となりえます。
ちなみに、今回のような少し離れた天井板からの雨漏りの場合は、サッシ廻りのシーリング切れを考えるより、外壁部の接続シーリングの劣化かそれよりも上の屋根からの雨漏りの発生だと考えてください。
シーリングの劣化具合が進んでしまうと、劣化したシーリングが破断してその内部に埋め込んでいるバックアップ材が、剥き出しの状態になってしまい紫外線に当たりやすくなって劣化してしまいます。二枚目の写真は、シーリングが劣化しすぎて内部の青色のバックアップ材が、完全に剥き出しに見える状態となっております。
何故ここまでシーリングの塗り替え工事に関して、説明するのかと言うと・・・
外壁材は釘固定をされて止まっているかもしれませんが、建物全体の揺れが来た時にその固定釘程度では、外壁を固定させ続けることは出来ないのですね。建物全体の揺れとして考えれることで、大きめな地震や強風・突風で建物にぶつかってきた時など、もちろん台風の直撃でも建物が揺れます。その建物の揺れが出たときに、外壁同士の隙間にあるバックアップ材やシーリングである充填剤があることで、建物の揺れの軽減を行っております。
しかし、その充填剤に当たる部分が劣化しているのに放置したままでいると、建物の揺れがあるたびに外壁同士が当たり始めて外壁材の隅側から破断してきます。その破断をも放置してしまうと、その亀裂から雨漏りする可能性が高まります。お客様の方で、建物の外壁点検で呼んだ塗装屋さんやリフォーム屋さんが、シーリングの交換をした方が良いと提案されたら、お見積書を作成してもらって工事の方を進める方向で考えた方が良いかと思われます。
シーリングの塗り替え工事には必ず仮設足場が必要となりますので、仮設足場の架け払いは建物の大きさや設置場所の状況によって金額は変わります。約30坪ほどの2階建て建物で、一回の作業(設置&解体)代として約30~40万円以上になる場合もありえます。そのため、一回ずつ建物の外装工事(屋根・樋・外壁・電気・その他)にて仮設足場を設置・解体するのなら、同時に作業を行って一回分ずつの足場代を減らしていくのも、いい方法だと思いますよ。
屋根の先端部分である軒先部と、切妻屋根の両端でもあるケラバ袖部が合わさる場所に手、軒裏側のモルタルが水分に含まれて剥がれていました。この屋根裏の状態は、ほぼ100%ケラバ袖側から雨水が侵入して、軒先部の破風板で雨水が抜ける場所が無くなっていました。
雨水が溜まり続けて、年数が経過してこの部分一帯を腐食させていったかと、考察することができました。
この様な切妻屋根で、比較的に真っすぐな屋根瓦である洋風平板瓦(F形)が使われている場合、1990年以前の施工では屋根の両端部分でもあるケラバ袖部に、水流れの板金が中に設置されていない場合が多々あります。
1990年代におきた関西地方の大地震以降で、それまで建物に使われる屋根瓦が、和形(J形)瓦が主流だったのが、この年を境に洋風平板瓦(F形)やカラーベストなどスレート瓦が主流となっていきました。その急激な時代の流れがあったため、それまでの屋根瓦の施工は親方から技術を盗んで自分たちも施工できるようになった時代から、瓦メーカーなどが制作した説明書(施工書)を見て覚えて施工する方法となっていきました。
その時の弊害で、和形(J形)瓦ではケラバ袖部には水流れ板金を取付けないため(施工上不可能なため)、その流れから洋風平板瓦(F形)でも水流れ板金を付けないものだろうと勘違いした施工もありえます。
とは言え、他の会社との差別化として工事価格を下げようとするために、ワザと水流れの板金などの必要な板金材を取付けなかった屋根業者もいたとうわさでは聞いたことがありますが・・・
今現在では、新築物件だと10年間の瑕疵担保責任で、その様な作業をする業者はいなくなったと思います(と信じたいです)
今から約30年前やそれ以前に建てた建物だと、保証があるわけでもなくワザとやった作業だと証明できる人も物もないので、何ともならないかと思います。
私から言えることは、お気の毒なのですがこれ以上建物が腐食しない様に、該当する建物にお住みのお客様は、早めの修理を行った方が良いかと思われます。
屋根瓦から、屋根野地の方に雨水が入って理由として、ケラバ袖瓦を固定するための釘のパッキンが切れていました。パッキンが切れていると、ケラバ袖瓦と釘との隙間から雨水が侵入しやすくなります。
それ以外にも、平瓦とケラバ袖瓦の重なり部分の隙間からの侵入も考えられます。こちらには、ケラバ袖瓦の内部に水密材が貼られていましたが、こちらの水密材も年数が経過すると劣化していき、雨水を防ぐ役割が無くなっていきます。
この様な状態にもなりますので、屋根や屋根瓦の修繕・修理などは10~15年ほどに一回は行く方が良いかと思います。10~15年ごとだと負担かもしれませんが、一部修理や修繕工事で済むことも多いと思います。
逆に、なにも触らずに、年数が経過してしまった時には、大規模屋根修繕などの屋根瓦の葺き替え工事やそれに伴って建物屋根の躯体部分の補強工事も追加される可能性は大いにありえます。そうなると、建物が平屋屋根や二階建て屋根の違いや、建物の大きさ・作業するための敷地の有無によっては、最低でも約300万円付近から500万円オーバーの工事金額になる可能性はありえます。常に、屋根の方も気にしていてください!と伝えても、室内に雨漏りが起こらないとわかりにくい事かと思いますが、頭の片隅にでも残しておいてください。
次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市緑区にて切妻屋根のケラバ袖部からの雨漏りする原因となる調査!』
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