雨漏り箇所との因果関係は簡単で、被害箇所は即座に特定することができました。
実際に屋根に上って調査をしたところ、谷板金(屋根と屋根の境目の谷状の箇所)に雨漏りの原因箇所を確認出来ました。写真の中央付近の茶色い箇所が谷板金です。錆びて劣化してしまっていることがわかりますね。また葺き土も露出してしまっています。土ですから雨水を吸い込み、それが下地から屋根裏、室内へと雨漏りの進行を進めたのでしょう。
瓦が割れたり剥がれるだけでは直ちには雨漏りは発生しませんが、葺き土や下地が雨風に晒され続けことで劣化が進み、雨水の浸入口を作り、そこから本格的な雨漏りが生じてしまいます。また、瓦は重さが1枚数キロに及び、剥がれた状態で屋根上に放置されているのは危険で、雨漏り以外の人的被害を及ぼす可能性があります。早急な屋根補修工事をご提案致しました。
特にこの週末は台風19号が日本に接近する見込みとされています。台風では特に瓦屋根の影響が出やすいため台風後は特に注意が必要ですね。