お客様の元にご訪問させていただき、挨拶の後に今の雨漏りの現状をヒアリングを行わさせていただきました。お話によると、代々受け続けている建物だそうで、お客様の代では簡単な屋根リフォームを行ってはいたそうです。
しかし、屋根の葺き替え工事までは手を付けていなかったそうです。玄関先から屋根を見上げてみた状態ですが、屋根瓦の方が築年数が経過しすぎて交換時期も越えていそうな状態でした。
お客様にお願いして、雨漏りしている部屋を見させていただきました。部屋についてお客様が指さした方向を見てみたら、天井板全体が雨の進入を許している状態になっていました。雨染みの状態から、それなりに長い期間雨が入っているのかと、予測することが出来そうな状態です。
天井板の端側を、雨水が伝ってしまい内壁の方まで、雨水が回っている痕がついていました。ここまで雨水が入っていると、天井裏でもある屋根の構造部分が腐食しているかと考えれますね。屋根裏の構造部分に使われている材質が、木質系の材質が使われているのは確定的なので、雨水が入ってしまうと腐食する原因となりえます。
スマホに取り付けれるサーモグラフィカメラを使って、天井裏の雨水の進入状態を確認してみました。このサーモグラフィカメラは、撮影したところの温度を撮影するため、通常の雨が入っていない天井裏だと、この写真のようにオレンジ色でもある暖色系の色合いの写真が撮影されます。
雨漏りしている部分の天井裏を撮影すると、カメラの画面には雨漏りしている所が青紫色になって映る感じとなります。
雨漏りしていると言うことは、天井裏に雨水が溜まってその周辺は温度が下がるため、青紫色に温度が下がった状態で撮影されますね。
ご訪問日の当日が雨模様となっていたため、天井からの目視点検は雨が浸入していることで、撮影することも出来ました。それ以外にも、雨の侵入経路が予想が出来やすくなっていました。ただ、屋根の方は雨が降っているため屋根の上まで見ることが出来ないので、高所撮影用のカメラセットを準備して撮影を開始しました。なお、2階建ての建物までなら高所カメラを使って屋根の目視検査は出来ます。ただ、今流行りの分譲住宅に採用されている3階建て以上の建物には、この高所カメラは届かないので使用することができません。屋根などの点検を行わないといけない場合は、その時はお客様負担での点検簿ための仮設足場の設置が必要となるかと考えられます。
土地敷地が広いお宅での3階建て以上の話だと、今度はドローンが飛び立つことが出来ますので、仮設足場の設置まで入らないかと考えられます。
(飛行禁止空域が存在しますのでもしその空域内の建物だと飛行することが出来ないかと思われます)
もう一つ、3階建て以上のマンションと呼ばれる建物も、屋根に登れる点検口兼ハシゴが設置されている事もありますので、その際も屋根の勾配が緩ければ問題は無いかと思われます。
大棟部に棟瓦を使って積み上げられていますが、こちらも耐用年数が越えていてすぐとは言わないが、大型の台風や大きめの地震の揺れによっては崩れることもありえます。こちらの大棟部や隅棟部には、一本棟工法と言う大き目の横幅の冠瓦を使って、棟を積み上げずにその横幅が広い冠瓦一本で施工する工法です。大棟などを高く積み上げないとアカン!とも考えていない方なら、棟の重量も減って自然災害が起きても固定方法さえしっかりしていれば、屋根から屋根瓦が落ちてくることも限りなく少なくなります。金額的にも、自然災害に対しても、施工手間に関してもメリットが多い施工方法となります。デメリットと言うと・・・しいて上げたとして、棟瓦を積み上げる施工よりも一本葺きのため、屋根が軽く見えてしまうことですかね。
最初の方にも書きましたが、『簡単な屋根リフォームを行っていたのが』・・・屋根瓦にコーキングボンドを塗って屋根瓦同士を固定接着していくラバーロック工法が行ってありました。ただこの工法は、コーキングボンドも10年ほどしか持たないため、あまり良いリフォーム工事とも言えないのですね。あと、屋根瓦めくりなどで撤去する時には場合によっては産廃収集場所では、通常の【屋根瓦の引き取り価格】ではなく【コーキングボンドが接着されている屋根瓦】として追加請求されるてしまいます。
そのため、お見積価格にも追加金額として掲載されるかと考えられます。
軒先瓦の方ですが、横の通りは真っすぐになっておるのですが、本来施工されてはいないといけない、軒先瓦への固定釘や固定針金縛りなどが、全くされておりませんでした。現在は、先ほどのコーキングボンドで屋根瓦が接着されているから、軒先瓦も押し出されずに通りが通っていられるのですが、劣化が始まれば軒先瓦が通りがズレ始めて、屋根瓦全体がズレ落ちてくる可能性もありえます。この様な感じで、目視による屋根点検も終了しました。お客様には、屋根での撮影したのを見てもらいながら、現状のご説明をさせていただきました。撮影した状態では、屋根瓦が破損していたり亀裂が入っている屋根瓦は無かったのですが、実際に天井板に雨が漏れていることを考えて、屋根瓦が耐久年数が越えてしまっているのが原因となります。屋根瓦自体が、雨水を吸い込んでしまってそのまま屋根瓦に裏側を通って、屋根裏部屋から天井裏まで辿ってしまって雨漏りしているかと考えられます。古い建物の場合は、意外にこのような雨漏りが多いと感じられます。屋根瓦が雨水を吸い込んで、雨漏りをおこしているのが、屋根瓦が破損していないや亀裂も入っていないため、なかなか納得されないかとも多いですよ。作業の提案としては、屋根瓦の葺き替えしか手が無いかと考えられます。一度、お見積りを作成してお客様に確認していただいてからの話かなと思いますね。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『東浦町にて古い屋根瓦の葺き替え工事!同時で屋根の構造部分を新しい素材で固定補強!』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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