常滑市にお住いのお客様より、外壁塗装の塗り替え工事を行うので、落下防止などの安全対策のために設置した仮設足場。
その仮設足場があるうちに、屋根の状態を点検調査して欲しいとご依頼がありました。
屋根の点検調査で工事が必要な時は、お見積りを作成して欲しいと言うことも同時に依頼されました。
ご連絡を頂きまして、後日日程でお客様のご都合の良い日でご訪問させていただきました。お客様とのご挨拶の後で、今回の点検依頼に関してのヒアリングをさせていただきました。建物の外壁部分を塗装で塗り替え作業を行うため、落下防止などの安全対策で設置しました。
仮設足場がある間に、屋根の方も同時に点検調査を行ってほしかったそうです。そして、屋根の方で手直し修理が必要なところがあったら、見積もりを作ってほしいそうです。
早速、仮設足場の階段や作業床を使わせていただいて、屋根の方を点検調査を行っていきました。
まずは、屋根瓦の先端部分でもある軒先部で大きな隙間部分に屋根漆喰を塗ってあるかどうか調べます。
その屋根漆喰には劣化が無いのか調べて行きました。
今回対象となる屋根瓦は、スパニッシュ瓦と呼ばれる欧風瓦の系統に似た屋根瓦が使われておりました。
このスパニッシュ瓦は大きなカーブ部分があるため、屋根の先端部分に使われている所には大きな隙間があくことがあります。
ここには屋根漆喰を塗ったり、この形状をプラスチックで造られた【面戸】が取り付けられることがほとんどとなります。専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
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『被害拡大を防ぐ!雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』
屋根の先端部分の軒先瓦を、足場の作業床から歩きながら確認していったのですが、屋根漆喰で塗られた所は経年劣化があって塗り替え時期が越えているかと見かけました。ただ、それ以上に問題になってしまうのが、全く作業として意味不明な隙間部分に新聞広告が突っ込まれていて隙間が埋められていました。とんでもなくありえない作業でありました。
こちらのお客様の建物は建坪もかなり大きくて、大きなシャッター付きの車庫もあるぐらい誰がどう見ても高額な金額な建物のように見えました。そんな高額な建物に対して、この様な新聞広告を入れた不良施工を行って行くとは・・・
この当時の施工業者は、自分たちが儲けるためなら最低な作業を簡単にやっていくような酷い業者ですね!
一番酷い所となると、軒先瓦に突っ込まれた新聞広告がしっかり突っ込まれていないために、軒先の雨樋の方に垂れさがっていました。これに関しては、お客様には写真を撮影して正確に報告をさせていただきました。
先ほどの、軒先瓦の隙間への修理の方法として、軒樋と軒先の雨樋との隙間があまり無く作業がしにくい状態でした。このため屋根漆喰を塗り直すことは、隙間幅からかなり厳しいためプラスチック製の面戸板を取付け用かとはこの時点で考えていました。
屋根の上も点検調査を行って行くために、屋根に登っていきます。ちなみに、今回のお客様の屋根の勾配がそこそこ早いため、屋根の上に安全対策の仮設足場を設置されておりました。基本的に、仮設足場を設置する時に屋根の勾配が5寸勾配(約26.5度)以上の場合は、屋根上に安全対策の仮設足場を追加で取り付けることも十分ありえます。
屋根の一番端側に使われるケラバ袖瓦や、屋根の頂点部分でもある大棟部に使われている冠棟瓦などを、固定するために打ち付けられていた釘がその瓦に使われるはずの無い規定以外の釘が取り付けられていました。先ほどの屋根の先端部分に新聞広告を使っていたこともあり、新築時にここの作業を任された作業者は相当屋根に対して理解に乏しい人が施工したんだろうな~と、予想が出来ましたね。
大棟部に塗られていた屋根漆喰も、目視点検を行ってみましたが表面が経年劣化をおこしていました。そして、棟瓦の方へ目線を変えてみたら、棟瓦を固定していた固定釘もこちらも同様に経年劣化から棟瓦から少し浮き出していました。ここら辺も、修復作業として修理が必要かなと感じましたので、後ほどお客様にはお伝えしました。
一か所、外壁の壁際が屋根と接してありまして、そこの部分には熨斗瓦が二段で積まれていました。その熨斗瓦の下部分に、屋根漆喰を塗って雨水が入らないようにしていましたが、そこの屋根漆喰も経年劣化で腐食し始めていました。そのまま、その熨斗瓦に段で積まれた外壁土居のし部分の先端に目をやってみたら、こちらも屋根漆喰で塞ぐように塗られていましたが、その屋根漆喰が同様に経年劣化による剥がれ始めていました。この様な感じで、屋根の点検を行ってみてお客様にご報告をさせていただきました。点検調査中に撮影した写真を見ていただきながら、今現状の屋根の状態を知っていただきお見積りを作成してお渡しして工事を行うかどうかを、ご家族様でご相談していただきました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『常滑市にてS瓦(スパニッシュ瓦)に修繕作業や補強工事を施していきます』
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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