東浦町にて、寄棟形状の屋根が付いた建物にお住いのお客様より、通りすがりの訪問業者から『屋根がズレている』と伝えられました。心配になったので、調べて弊社にご相談のご連絡をいただきました。お客様のお宅では、和風の屋根瓦がとりつけられていました。その屋根の頂点部分でもある棟部には、棟瓦を積み上げて作られていた棟がありました。
その棟が、台風並みの強風などが当たったり、経年劣化などが原因で棟に通りズレなどが発生していました。
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後日、お客様のお宅へご訪問させていただきました。お客様とお会いしてから、これまでの状況を簡単なヒアリングをさせていただきました。そのお話だと、通りすがりだと強調してきて話してきた人(訪問業者?)から『お宅の屋根がズレているので知り合いなどの業者さんに頼んで治した方が良いですよ』と言われたそうです。最初は、(親切な人もいたもんだな~)と思っていたそうです。
しかし、数十分も経過していないうちにまた声をかけて来て、『あれから親方に話したらお前が直しに行ったれ!と言われたのでまた声をかけさせていただきました』と伝えてきたそうです。その時点で、屋根がどんな状態だったとしても、この人間が怪しそうに思えたそうです。
すぐに、『知り合いでいますので結構です』と断ったそうです。突然訪問してきて、『すぐに治しますよ』と言われても、あとでとんでもない高額な請求されるかもしれません。
それなら、自分で調べて納得した業者さんに、お願いしたくてご連絡をしたそうです。内容をお聞かせいただいて、まずはその訪問業者が伝えて行った屋根の方を点検するために、脚立を設置して屋根に登ってみました。
お客様の建物の屋根が【寄棟】形状と呼ばれるものでして、簡単にご説明すると屋根の四方向から隅棟部が昇ってきて屋根の頂点部分でもある大棟部に交わる屋根のことを指します。そのため、棟瓦を使って積み上げて行く棟部の数が一番多くなるのが、重厚さがだせるのが寄棟屋根のイメージとなります。
こちらのお客様の建物の様な寄棟屋根以外にも、【切妻屋根】や【入母屋屋根】なども建物の屋根としては主流になるかと考えれらます。建物の屋根でも、【切妻屋根】や【入母屋屋根】や【寄棟屋根】などが混在して合わさっている屋根もあります。
その建物屋根の見分け方として、屋根全体に考えて半分以上をその屋根形状が占有しているのかを、確認してその建物の基本ベースの屋根形状となります。
屋根に登って点検をし始めて行ったのですが、屋根の頂点部分でもある棟部の通りがズレていました。目視による点検だったので、台風並みの強風などが棟部の側方から衝突して押し出されたのかもしれません。
それ以外に、経年劣化による棟の通りズレを起こしていたのかもしれません。
判断が付きにくかったですが、実際は棟部の通りがズレていたのを発見しました。
寄棟屋根で、屋根の四方向から登っている隅棟部も、棟冠瓦を中心に通りがズレていました。ここまで目視点検で調査を行っていくと、本来は棟瓦で積み上げている棟部はそれぞれの段階で屋根土や南蛮漆喰などを塗っていき、それで接着させながら棟瓦を取り付けて行きます。そのため、棟瓦同士を接着させるために棟の内部には、かなりの量の屋根土や南蛮漆喰が含まれていることになります。とは言え、この様な横ずれしてしまっている棟冠瓦などを見ると、棟の内部にはあまり棟が含まれていないのかと予測してしまいます。
屋根の棟部がある所々で、経年劣化が原因なのか?屋根漆喰が一部剥がれて屋根上に転がっていました。新築時の屋根漆喰を塗ったときに、屋根の土台となる屋根土などとの接着力が少ないと剥がれることもありえます。
ここまでの状況だと、修理として作業に入ると一旦すべての棟を解体してから一から取り付ける可能性がありますので、お客様とご相談したいと思います。
屋根の目視点検を終わらせてから、お客様と現在の状態を点検中に撮影した写真を一緒に見てもらいながら、現状と今後の修理の際のご説明をさせていただきました。今の現状から考えて作業の提案としては、一旦は棟部を解体しないといけないのでそれ以降の作業として、解体した棟瓦を再度同様の場所に積み上げて行く方法があります。もう一つの作業方法として、大き目な棟冠瓦を使って一本ずつ並べながら棟部に取り付けて行く、棟作業の施工方法があることをお客様にお伝えさせていただきました。お伝えさせていただいた内容でお見積を作成して、後日お客様にお渡しさせていただきました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『東浦町にて通りズレしていた和風の棟瓦を解体!棟内部では疑問が残る施工方法でした』
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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