笠木は
ベランダやバルコニー、陸屋根の外壁の上に被せられている仕上げ材のことです。
塀の上部や屋内の階段手摺にも取り付けられており、建物の装飾としての役割もありますが、最も重要なのは
雨や紫外線から手摺や外壁などを守るのが笠木の役割です。
笠木に不具合が出やすい箇所についてご紹介いたします。
笠木を固定している釘やビス、強風や雨水、紫外線の影響で抜けかけたり錆びてはいませんか?
釘やビスは笠木の下に施工されている防水紙、木材まで貫通して施工されているので、緩んでいたり錆による不具合が出れば雨水が浸入してしまえば被害が深刻になってしまうのは明白です。
笠木の板金同士のつなぎ目にはシーリングが充填されていますが、痩せて亀裂が入ったり剥がれたりすることが多い場所です。
柔らかく伸縮するシーリングは、雨風に濡れ紫外線によって乾燥を繰り返すため、収縮が激しく寿命が短いのが特徴。シーリングがひび割れていないか、黒ずんでいないか日頃から確認できる範囲で見ておきましょう。
笠木は金属板金で出来ていることがほとんどですが、高温の太陽光を長年浴び続ければ熱で変形を起こしてしまいます。
そこへ強風などによる影響を受けると笠木が浮き、そこからできた隙間に雨水が浸入して笠木の基礎を腐食させていくので浮きや歪みにも注意したいところです。
なんといっても笠木で注意したいのは錆です。
笠木はトタンやガルバリウム鋼板など、金属でできていることが多く、錆が発生すればあとは広がって腐食していくだけです。
穴が空いたり、ボロボロと崩れ落ちてしまえば笠木としての耐久性は著しく低下し、防水紙や下地にまで雨水が浸入し、雨漏りを引き起こしてしまうのです。
笠木のメンテナンスには、
☑塗装
☑シーリングの充填
等があげられます。
まずは笠木を塗装でメンテナンスする方法です。
金属でできた笠木は塗膜によって防水保護が施されていますが、経年劣化によって塗膜が失われていきます。
防水保護ができない状態だと錆が発生する原因にもなるので、笠木に色褪せやチョーキング現象が見られたら塗装メンテナンスのサインです。
つづいてはシーリングの充填です。
笠木は板金同士の継ぎ目や、ビス、笠木と外壁の取り合い等にシーリングが施されています。
シーリングは濡れたり、乾燥を繰り返すことで収縮し、ひびや剥がれを起こしやすいのです。シーリングは部材の要になる場所に充填されているため、シーリングの劣化が見られたら充填し直すようにしましょう。
笠木がメンテナンスだけでは雨漏りが直らない場合、笠木の交換が必要になります。
笠木から既に雨漏りしている場合は、防水紙や下地にまで雨水が進みダメージを与えている可能性が高くなります。
被害の範囲が大きい場合は、
外壁材を剥がして構造体を補強したりと大掛かりな工事が必要になるケースも少なくありません。笠木の状態を確認し、損害がどこまで及んでいるのかを判断するためにも、笠木の点検やメンテナンスは必ずプロの業者へ依頼してください。
新しい笠木に交換となった場合、できれば少しでも雨漏りリスクを減らしたいものです。
笠木の素材や施工方法で雨漏りのリスクを抑えることは可能です。わからないこと、不安なこと、ご相談があれば雨漏り修正専門のアメピタまでご連絡ください!
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