雨漏りの原因として考えられるのは、瓦屋根の構造上の問題や経年劣化です。
まず、瓦屋根の構造を理解することから始めましょう。瓦屋根は、瓦とその下地である屋根材から構成されています。
屋根材である瓦は、屋根の構造の一部であり、その下にはルーフィングが設置されます。
ルーフィングは、屋根材の下に設置される防水紙であり、瓦だけでは雨水の浸入を完全に防ぐことができないため、ルーフィングが雨水をシャットアウトします。
そして、ルーフィングの下には野地板があります。野地板は木造住宅の屋根版であり、屋根の構造耐力上主要な部分です。
瓦屋根の構造において、屋根材、ルーフィング、野地板は密接に関連しており、それぞれの役割を果たしています。
瓦が割れても必ずしも雨漏りにつながるわけではありません。
瓦が割れた場合、雨水が浸入しやすくなりますが、割れた箇所が限られている場合や、割れた瓦の下にルーフィングがある場合など、雨漏りが起こらないケースもあります。
ただし、割れた瓦は他の瓦とのバランスが崩れやすく、瓦の並びが乱れる可能性があるため、早めの補修が必要です。また、割れた瓦からの雨水浸入は雨漏りのリスクを高めるため、放置せずに修理することが重要です。瓦の割れや雨漏りのリスクを最小限に抑えるためには、定期的なメンテナンスや補修が必要です。
瓦屋根の雨漏りの主な原因の1つは、瓦のずれ、浮き、割れです。
瓦が正しく配置されていない場合、雨水が瓦の間から浸入し、屋根の下に水がたまる可能性があります。また、瓦が割れてしまうと、雨水が直接屋根の下に入り込むことがあります。
前述したように、瓦のずれ、浮き、割れがあってもすぐに雨漏りになるとは限りません。しかし放置することで雨漏りの原因を作ります。
もう1つの雨漏りの原因は、漆喰の剥がれです。
漆喰は瓦と屋根の間に施される防水材料であり、雨水の浸入を防ぐ役割を果たしています。
しかし、時間の経過や劣化により、漆喰が剥がれてしまうことがあります。剥がれた漆喰の箇所から雨水が入り込むことで、雨漏りの原因になります。
瓦屋根では、瓦が雨水の浸入を防ぐ一次防水と、瓦の下に敷かれたルーフィングが二次防水の役割を果たしています。
しかし、ルーフィングが劣化している場合は、雨水が浸入しやすくなります。防水紙が古くなったり、破れたりしている場合は、雨漏りの原因に直結します。
瓦屋根に限らず、雨漏りの原因は多岐にわたります。
例えば、瓦屋根と外壁の取り合い部分の水切りが錆びていたりすることで雨水が浸入してしまうのは珍しいケースではありません。
瓦屋根の雨漏りは、瓦自体よりも屋根を構成する部位や建材に起因することが多いです。瓦屋根の構造やメンテナンス方法を理解し、適切な対策を取ることで、雨漏りの問題を解決することができます。
瓦屋根の雨漏りの修理やメンテナンスは、専門知識と経験が必要です。
特に、屋根や屋根裏に上る作業は落下の危険性が高く、リスクが伴います。そのため、自身での修理やメンテナンスはおすすめできません。
瓦屋根から雨漏りしている、雨漏りの不安がある場合は、アメピタまでご相談ください。
→
瓦屋根についてもっと詳しく
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
アメピタ多摩川支店TOPはこちら
アメピタ多摩川支店
TOPはこちら