小平市で
モニエル瓦の雨漏りにお困りなら葺き替え工事をご検討いただきたい理由は、
モニエル瓦は現在では入手が非常に難しい屋根材で、部分交換による対応がほぼできないことです。塗装や軽微な補修ならもちろん葺き替え工事は必要ありませんが、雨漏りしているケースではモニエル瓦の下に敷設されている防水紙が機能していないかもしれません(>_<)
モニエル瓦の特徴とメンテナンスについて詳しく解説していきます!
モニエル瓦は、日本モニエル株式会社が製造・販売していた瓦の一種です。
モニエル瓦はコンクリートが主成分となっており、シンプルな形状のものからS字形の瓦のようなデザインのものまで様々な種類が存在します。
この特徴から、耐久性や強度が高いと言われています。
また、乾式コンクリート瓦であり、型に起こして製造されるため、ほぼ同じサイズに仕上がり焼ムラも殆どありません。
そんなモニエル瓦ですが、2010年に日本市場から完全に撤退してしまい、現在ではモニエル瓦は生産されていない屋根材です(>_<)
よく似たものに、
セメント瓦と呼ばれるものがありますね。
セメント瓦とモニエル瓦を見分ける際には、
瓦の小口(上端と下端)に注目するとわかりやすいですよ!
小口の部分がなめらかで、すっきりとしていたらセメント瓦です。モニエル瓦は小口部分が凸凹していますから、その特徴によってセメント瓦と区別することが可能です。
屋根専門業者もこの特徴を利用して、モニエル瓦を見分けているんですよ!(^O^)/
モニエル瓦が雨漏りする理由は、台風などの強風や地震、飛来物などの外部の力によって影響を受け、ずれや歪み、割れなどの不具合が発生することが挙げられます。
モニエル瓦が劣化してきたかも?と思ったら早めにメンテナンスを行うこと大切です。
☑瓦の色褪せ
モニエル瓦は耐久性が高く、長期間美しい外観を保つことが特徴です。
しかし、日光や風雨、大気中の汚染物質などが原因となり、時間の経過とともに色あせてしまうので塗装が必要な瓦屋根です。
塗装が剥げるのは美観に影響が出ることよりも、防水性が失われてしまうことが重大で、モニエル瓦自体に防水性が無くなれば強度が下がり、破損に繋がります。
屋根の塗装は10年サイクルで行うことが、安心できるメンテナンス間隔ですよ!(*^^*)
☑苔やカビ
苔やカビというと、外壁を想像される方が多いかもしれませんがモニエル瓦にも注意が必要です。
そもそも、苔やカビは水分を含んだ湿気のある環境を好み、発生、繁殖していきます。そのため、日中日陰になりやすい北側の屋根は特に気をつけたいところ。
塗膜が十分に撥水性を発揮していれば、雨水がモニエル瓦に滞留することはありませんが、塗膜の失われたモニエル瓦は雨水をぐんぐんと吸ってしまいます(>_<)
苔の範囲が拡大してしまうとモニエル瓦の下に雨が入り込んでしまい、雨漏りを引き起こすためその前にメンテナンスを行いましょう。
☑ひび割れ、欠け
モニエル瓦は、生産していた会社が撤退して数十年経過した現在、国内で手に入れることはほぼ不可能です。
割れや欠けてしまったモニエル瓦の補修では、部分交換で可能であれば似た屋根材で代用するケースが殆どですが、破損が広範囲であったり既にモニエル瓦が寿命を迎えている場合があります。
その場合、防水紙や下地も同様に寿命を迎えている可能性も非常に高くなりますから、屋根葺き替え工事が必要になるでしょう。
モニエル瓦を長く持たせたい!とお考えの方は、軽微な内に補修を行うようにしましょう!(‘Д’)
漆喰が劣化すると、瓦の強度が低下し、屋根全体の耐久性にも影響を与える可能性があります。
適切なタイミングで漆喰の詰め直しを行うことで、屋根の美観を保ち、瓦の耐久性を向上させることができます。
モニエル瓦の漆喰詰め直しのやり方は、まず古い漆喰を丁寧に剥がします。古い漆喰が残っていると、新しい漆喰を詰めても剥がれやすくなるため、剥がした後はしっかりと清掃を行います。清掃が完了したら、新しい漆喰を詰めていきます。この工程を経て、モニエル瓦の漆喰詰め直しを行うことができます。
台風被害でモニエル瓦の棟が倒壊してしまいました。その他屋根部分やモニエル瓦自体に破損や不具合がないことから、棟瓦に被害が集中してしまったようです。
隅棟6.4m分の棟取り直し工事を行うことで新しく土台を形成し、以前の漆喰よりも耐久性や防水性も格段にパワーアップしましたよ!(*^^)v
元々棟瓦に施工されていたモニエル瓦ですが、現在は廃盤となってしまっているので既存のモニエル瓦と遜色のない同じ形状の棟瓦を使用して施工完了です!
雨漏りの心配もなくなり、お客様もほっとされていました(^O^)/
通常は雨漏り視野屋根材に不具合が見られた場合には、葺き替えかカバー工法を検討することが最善の選択とされています。
ですが、モニエル瓦はカバー工法による修理ができません。そのため、重量の問題も考慮して葺き替えを検討することが推奨されています。
屋根材の中でも瓦屋根は最も重い屋根材といわれていますが、いったいどれくらいの重さかご存知でしょうか?
瓦の種類 |
瓦1枚の大きさ |
瓦1枚の重さ |
モニエル瓦 |
横約33.0cm×縦約42.0cm |
約4.5kg |
セメント瓦 |
横約30.5cm×縦約31.5cm |
約3.0kg |
粘土瓦 |
横約30cm×縦約30cm |
約2.7kg |
これだけの重い屋根材が1枚、落下しただけでも重量による衝撃はとてつもないものです。
モニエル瓦から葺き替え工事をするなら、
軽量で耐久性が高い金属屋根をおすすめします!(*^_^*)瓦から金属屋根に葺き直すメリットは、なんといっても
耐久性の向上とメンテナンスの簡素化です。金属屋根は軽量で、屋根の総重量を軽減することができるため、建物の構造にも負担をかけません。1坪あたりの重さを比較すると、モニエル瓦は
約150kg弱という重さに対し、金属屋根であれば
約20kg弱と1/8程度の重さに抑えてくれるのです。
屋根が軽量になれば重心が下に下がり、地震が来た時にも揺れを小さく抑えてくれます。
瓦から金属屋根に葺き直すことで、
建物全体の耐久性を向上させることができます。
モニエル瓦のメンテナンスでは、
塗装が非常に重要です!定期的な塗装によって、瓦の美観を保つだけでなく、耐久性を向上させることができるからです(^_^)/
特にモニエル瓦には表面に
スラリー層という特殊な着色層があり、これが塗装を難しくしている原因です。
このスラリー層は取り除く必要があり、これをしないまま上から塗装を行うとスラリー層ごと塗膜が捲れてしまうのです。モニエル瓦の塗装工事では、入念に高圧洗浄を行った後スラリー強化プライマーを使ってから塗装を行います。
モニエル瓦の塗装工事の際には、工事業者がしっかりとこの工程を理解しているか、施工経験があるのか必ず確認するようにしましょう!
アメピタ!はモニエル瓦の塗装をはじめ、雨漏り修理に特化した施工豊富な雨漏り修理業者です!(*^^*)
小平市でモニエル瓦の点検がお済でない方、お困りごとがあるかたは無料点検をぜひご活用ください。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
アメピタ多摩川支店TOPはこちら
アメピタ多摩川支店
TOPはこちら