「屋根塗装を行ったばかりなのに雨漏りが発生してしまった…」
　アメピタにいただくご相談の中には、この様なご相談も少なくありません。

　屋根から発生する雨漏りの原因は様々ですので、しっかりと拝見させていただかなければ浸水箇所を特定する事は出来ません。
　ですが、屋根塗装をしてからそれほど期間が経過せずに発生した雨漏りは、「縁切り不足」が原因である可能性があります(>_<)

　そこで、この記事ではスレート屋根塗装に必要とされる「縁切り」の役割や方法と併せ、縁切り不足が雨漏り被害を招いてしまう理由について詳しい情報を解説いたします。

スレート屋根塗装に必要とされる縁切りとは？

　スレート屋根塗装において、縁切りは非常に重要な工程です！
　縁切りとは、塗装後にスレートの隙間が塗料で塞がれないように雨水の通り道を確保する作業を指します。

　スレートの構造上、屋根材内部に浸水した雨水はスレートの重なり部（小口部分）から流れ落ちる仕組みになっています。

　しかし、スレートは厚さ5mm程度の薄い屋根材です。
　塗装を行うと乾燥した塗料の膜が隙間を塞いでしまい、雨水が正常に排水されません。

　そこで、縁切りによって適切な隙間を設ける事で雨水の排水口をつくる工程が必要となります！

　従来、縁切りはカッター・皮すきなどを使用して職人による手作業で行われていましたが、近年ではタスペーサーという器具を差し込む方法が一般的です。
　手作業と比較して作業効率が良く、さらに適切な隙間を均一に設ける事ができます！

縁切り不足が雨漏りに繋がる理由

　一方、縁切りが全く行われていない、もしくは適切な隙間が設けられていないことを「縁切り不足」と呼びます！
　前述の通り、縁切りで設けられている隙間は屋根内部に浸水した雨水の排水口として大切な役割を担っています(>_<)

　縁切り不足が雨漏りに繋がる理由は、屋根材同士の隙間が塞がれることで雨水や湿気の排水・換気経路が失われてしまう事です。
　その様な状態では屋根材の下に水分が滞留し、それが雨漏りの原因となってしまいます。

　もちろん全てという訳ではありませんが、「屋根塗装して間もないのに雨漏りが発生してしまった…」という屋根を調査させて頂きますと「縁切り不足」が原因であったケースも少なくありません。

屋根塗装の知識・経験豊富な施工業者を選びましょう

　今回は、スレート屋根塗装における縁切りの重要性と併せ、縁切り不足が雨漏りの原因となる理由について詳しくご紹介させていただきました。

　縁切り不足は施工不良の一つですが、こうした屋根塗装に関する知識が不足している施工業者も残念ながら存在しています(>_<)
　屋根塗装をご依頼される場合には、経験・実績豊富な施工業者を選定される事が大切です！


　私達、街の屋根やさんはスレート屋根塗装の施工実績も豊富に持っており、今回ご紹介させていただいた縁切り工程におきましてもその重要性を理解した上でしっかりと施工されていただきます。
　点検～お見積りの作成まで無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい！