国立市谷保でこれから購入を検討している中古住宅において、雨漏りしている箇所を見てほしいとご依頼をいただきました。
中古住宅を購入する前の雨漏り調査は非常に重要です。まず、自分で確認する方法として、物件見学時に天井や室内の壁を隅々まで観察し、シミや変色などの跡がないかチェックすることが挙げられます。また、屋根材の状態も確認することが大切で、破損している瓦や劣化により白茶色に変色した屋根材は雨漏りの原因となる可能性があります。
より確実な方法としては、ホームインスペクションを利用することです。これは専門家による住宅診断で、雨水の浸入の有無は最重要の調査項目となっています。基本的には目視調査で行われ、天井、壁、ドア枠、窓などに注目し、濡れ、カビ、シミなどがないかを確認します。
しかし、ホームインスペクションにも注意点があります。これはあくまでも「一次調査」であり、精密な検査とは役割が異なります。雨漏りの有無は確認できますが、具体的な原因や最適な修繕方法については、より専門的な調査が必要となる場合があります。
また、調査方法によっては見落としが発生する可能性もあります。例えば、点検口から小屋裏を覗くだけの調査では、大規模な雨漏りや点検口付近の問題以外は発見が難しい場合があります。そのため、小屋裏に実際に進入するなど、より詳細な調査を行うオプションを選択することも検討すべきです。
雨漏りは見落とすと深刻な二次被害を引き起こす可能性があるため、購入前の調査は慎重に行うべきです。可能であれば、複数の方法を組み合わせて調査することで、より確実に雨漏りのリスクを評価できるでしょう。
アメピタは雨漏り診断士の有資格者が在籍しておりますので、雨漏り調査はもちろん、調査で発覚した不具合の補修についてもお任せください!
天窓のパッキンから雨漏りが発生する主な原因は、ゴムパッキンやシーリング材の経年劣化です。これらの部材は天窓と窓枠の隙間を密閉し、雨水や塵の侵入を防ぐ役割を果たしています。しかし、紫外線や雨風に長期間さらされることで、ゴムパッキンは硬化したりひび割れたりし、シーリング材は肉やせや破断が生じます。この結果、隙間ができて雨水が浸入し、室内側で雨漏りが発生します。
特にゴムパッキンの寿命はおよそ5~10年とされており、それを超えると劣化が進みやすくなります。また、防水シートやルーフィングシートといった周辺部材の劣化も雨漏りを助長する要因となります。
さらに、天窓周辺にゴミや落ち葉が溜まることで排水が妨げられ、水が溢れてパッキン部分から浸入するケースもあります。 こうした問題を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。劣化したパッキンやシーリング材は早めに交換し、天窓周辺の清掃を行うことで雨漏りリスクを軽減できます。また、既に雨漏りが発生している場合は、防水テープなどで応急処置を施しつつ、専門業者による修理を依頼することが推奨されます。
天窓の雨漏りを屋根側から確認する際には、複数の重要なポイントに注意を払う必要があります。まず、天窓と屋根の接合部分に使用されているコーキング(シーリング材)の状態を確認します。経年劣化によりコーキングにひび割れや剥がれが生じていないか注意深く観察します。
次に、天窓周辺の防水紙(ルーフィング)の状態を確認します。防水紙が劣化して破れたり、めくれたりしていないかチェックします。 さらに、天窓の軒先側に設置されているエプロン(通常アルミや鉛などの柔らかい素材で作られている)の状態も重要です。エプロンが変形したり、屋根材との隙間ができていないか確認します。また、天窓周辺の屋根材自体にも注目し、ひび割れや欠けなどの損傷がないかを調べます。
加えて、天窓周辺の排水状況も重要なチェックポイントです。落ち葉やゴミなどの異物が排水部に詰まっていないか確認し、水の流れを妨げていないかを調べます。
最後に、天窓のフレームや枠の状態も確認し、腐食や変形がないかをチェックします。これらのポイントを総合的に確認することで、天窓からの雨漏りの原因を特定しやすくなります。
棟瓦の漆喰が雨漏りしていないか確認する際には、いくつかの重要なポイントに注目する必要があります。
まず、漆喰の表面に目視できるひび割れや剥がれがないかを確認します。これらは雨水の侵入経路となる可能性が高いため、特に注意が必要です。次に、漆喰と瓦の接合部分に隙間や浮きがないかをチェックします。この部分は雨水が浸入しやすい箇所であるため、入念な確認が求められます。
また、漆喰の色が変色していないかも重要なチェックポイントです。白色が濁っていたり、黒ずんでいる場合は、水分の侵入や劣化が進んでいる可能性があります。さらに、棟瓦の周辺部分に苔や藻の発生がないかも確認します。これらの存在は過度の湿気を示唆し、雨漏りのリスクを高める要因となります。
加えて、棟瓦の両端部分にある「のし瓦」と呼ばれる部分の状態も重要です。
のし瓦が浮いていたり、ずれていたりすると、そこから雨水が侵入する可能性があります。最後に、棟瓦の下にある葺き土の状態も確認します。葺き土が露出していたり、崩れていたりする場合は、漆喰の劣化が進んでいる証拠となります。
これらのポイントを総合的に確認することで、棟瓦の漆喰からの雨漏りリスクを評価することができます。ただし、屋根上での点検は危険を伴うため、専門業者による調査を依頼することが推奨されます。
アメピタでは天窓のメンテナンスは66,000円から、漆喰については8,800円からご案内しております。詳しい費用についてはお気軽にご相談ください!
※各種工事の費用は専用ページを御覧ください
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
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