吹田市広芝町にてバルコニー床の防水調査をいたしました。1階が店舗になっている小さめの鉄筋コンクリート造ビルです。バルコニーの床の劣化が激しいので補修してほしいとのお問い合わせです。
バルコニー床は、ビルには施工されることの多いアスファルト防水です。表面はコンクリート仕上げになっていますが、ひび割れが激しく、これまでにも何度もコーキング材で補修を繰り返しているようです。 鉢植えがたくさん置かれ、床にたまった土から直接植物が生えてしまっている箇所もありました。常に水分と接している、あまり良い状態とは言えません。
床に植物が生えている
アスファルト防水は、アスファルトを染み込ませたシートを重ねて防水層を作っています。表面のコンクリートにヒビが入ってもすぐに建物内に水が染み込むということはありませんが、長年の内に下のアスファルト層も傷んできているはずです。鉄筋コンクリート造だからと言って雨漏りと無縁なわけではありません。内部の金属が錆びれば構造の強度にも問題が生じますし、爆裂と言ってそこからコンクリートが割れてしまうこともあるのです。
バルコニーの立ち上がりの塀にもいくつかひび割れが見られました。 このままコーキングで補修を繰り返していくよりも、上から新しい防水層を成型してしまった方が今後も安心かと思われます。よくものを置いたり出入りしたりすることが多いとのことなので、比較的安価で耐用年数も長い、
塩ビ製防水シートによる施工をご提案いたしました。工期も早く、一般家庭の屋上やベランダなどでもよく使われる工法です。 ご自宅や会社に屋上やバルコニーがあるという方、定期的な点検、お手入れが建物を守ります。無料点検はアメピタまでご相談ください。