陸屋根や屋上の雨漏りの原因は?
陸屋根とは、ビルやマンションなどでよく見かける
勾配(傾斜)の無い平らな屋根のことです。
日当たりもよく、屋上スペースを有効活用できるなどのメリットもあるので
庭園をつくって屋上緑化を楽しむことができたり、
見た目のシャープなので、デザインにこだわる方には人気のある屋根です。
メリットの沢山ある陸屋根ですが、
雨漏りしやすいというデメリットもあります。
陸屋根は勾配のある屋根とは違うので、雨水が流れません。
水はけや排水のことを考えて防水処理をしっかり行っていれば雨漏りの心配はないのですが、年数が経てばどうしても劣化が進んで傷んでしまいます。
防水シートの貼り合わせた部分やパラペット(陸屋根の周囲を囲んだ低い壁)部分等は特に傷みやすい箇所になります。
排水口も注意が必要で、雨水を流すために設置されていますが、一番雨水が溜まる場所などでとても劣化が早く、落ち葉やゴミが詰まないように常にキレイな状態を保たなければいけません。
排水口が機能しなくなると水が溜まり、屋上はプール状態になり防水シートの劣化を早めることになってしまいます。
その他にもコンクリートの亀裂やひび割れ・防水塗装のめくれなど、
放っておくと雨漏りにつながる原因は沢山あります。
屋根は一日中日に当たる場所なのでとても劣化が早い場所です。
何か異変を見つけたら、そのまま放置することはせずに
専門業者に見てもらうことをおすすめいたします。
早目のメンテナンスが屋根を長生きさせることになります。
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