シーリング劣化から雨漏りは発生します!
雨漏りの原因はいろいろなものが挙げられますが、
その中の一つに、「シーリングの劣化」があります。
シーリングとはサイディングボードの継ぎ目や隙間に目地材を埋めることを指します。
このシーリングが劣化によってひび割れや剥がれてしまったりしてボロボロになり雨漏りになることがあるのです。
![シーリング劣化 シーリング劣化](https://amepita.jp/wp-content/uploads/17951.jpg)
普通、雨漏りというと屋根から水が垂れてくるイメージをされる方が多いと思いますが、
実は外壁の隙間からの雨漏りも少なくありません。
シーリングは雨水が外壁の継ぎ目から侵入するのを防ぐほかに、地震などが起きた時に外壁のダメージを受け止めるクッションとしての役割があるので、早いものだと約5年で劣化してヒビが入ってしまうことがあります。
劣化が始まると防水・クッションの役割を徐々に失っていきます。
![シーリング劣化 シーリング劣化](https://amepita.jp/wp-content/uploads/17950.jpg)
サイディングボードの耐久年数は、素材にもよりますが約10年と言われています。
ですが、そのサイディングボードをつなぎ合わせるシーリングは5年ほどで劣化してしまうというわけですね。
そしてその劣化により、シーリングはボロボロになり、サイディングボードの継ぎ目に隙間ができて、雨水が浸水するというわけです。
劣化したシーリングをそのままに放っておくと、外壁の内側にある防水シートまで劣化してしまうので、建物の寿命までも短くしてしまう可能性があります。
建物を長持ちさせるためにも、劣化したシーリングは早めに補修することをおすすめいたします。
![シーリング シーリング](https://amepita.jp/wp-content/uploads/8c5486da53d19027c0b37b643d1b9202-600x450.jpg)
![シーリング補修作業 シーリング補修作業](https://amepita.jp/wp-content/uploads/6d00b0c7f5f19f89f442b36f9cad37d2-600x450.jpg)
ホームセンターなどでシーリング材は簡単に手に入りますが、
シリコン系やウレタン系・変形シリコン系・アクリル系・ボルサルファイド系など種類が様々あり、それぞれに適した使用場所があります。
耐久性や密着性にも違いがあり選定にも知識が必要になります。
応急処置でシーリングをしたことにより本来の雨水の通り道をふさぎ、雨漏りがひどくなったという例もあります。
「穴や隙間を埋めればいい」という簡単な作業ではないので、自信のない方はプロの業者にご依頼しましょう!
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