雨漏りの原因は様々ありますが、一般的に

屋根材が劣化して、屋根材が割れたり、隙間ができたりすることによって起こります。

雨水が屋根に侵入し、内面に敷いてある防水シートにダメージを与え雨漏りになるのです。

屋根塗装をすることで、割れ目や隙間をコーティングをすれば雨漏りは止まるのでしょうか？

この方法は雨漏り対策として、正しいのでしょうか？

屋根塗装は、雨漏りする前の屋根には雨漏り対策として効果を発揮しますが

雨漏りが発生してしまった屋根に対しては効果がありません。

塗装はあくまでも、屋根を保護することが役割であり、

劣化した屋根材や防水シートが、塗装によって直ることは無いのです。

応急処置としては使えるかもしれませんが、一時期雨漏りが止まったとしても塗装の劣化によって再発してしまいます。

DIYなどで雨漏り防止策として塗装をする方がいますが

屋根の表面をいくら塗装で保護しても、屋根材自体の修復はできませんので

実戦している方は注意が必要です。

雨漏りを直すには、雨漏りの原因をしっかりと調査して突き止め、

その原因に対して適切な対処法をとらなければいけません。

雨漏りは屋根の表面が割れていたり、隙間があるからといって、その隙間を埋めれば直るという簡単なものではないからです。

屋根の内部、防水シートや野地部分まで劣化していることもあるのです。