秋の中でも頭抜けて雨漏りが多くなるのは
10月です。
これは秋雨前線による長雨が続くことや、台風など
強風により家の瓦が剥がれたり、
棟板金が飛んでしまうなどの被害箇所から雨漏りに繋がるケースも多いのです。
家だけではありません。10月は枯葉が多く舞いますから
雨樋や
排水溝を詰まらせていることも少なくありません。秋の季節は自分でできる対策として、
落ち葉やゴミの掃除をこまめに行い雨樋や排水溝周りを綺麗にしておきましょう。春は梅雨がやってくる前に雨漏りリスクに気付けるタイミングでもあります。
気象庁のデータによると東京の平年降水量は3月、4月頃から徐々に上昇して9月、10月には
2倍に膨れ上がります。梅雨や秋を迎える前に家のメンテナンスを行うことで雨漏り対策に繋がります。
また、冬は外と室内の温度差が大きくなる季節。特に気をつけたいのは
結露です。
特に天井裏、小屋裏は真上の屋根からは冬の冷気が、下の室内からは暖房などの暖かい空気によって結露が発生しやすくなります。
湿気がこもることでカビが発生し、木材の腐食によって建物そのものに被害が及んでしまえば大規模な工事が必要になるケースも。
結露を防ぐには天井や壁に
断熱材を施工するのが一番有効ですが、難しい場合は
こまめに換気を行い小屋裏に湿気がこもらない環境を作ることが大切です。