「このままだと雨漏りしますよ!」2023年11月、新潟にて、ウソの文句で必要のない工事をし、代金をだまし取ったとして屋根修理業者が逮捕されました。
実はこのような詐欺は、2018年から2022年の4年間にも約3倍になっていると、国民生活センターが発表しています。(※)
よくあるケースを知って屋根修理の詐欺に遭わないようにしましょう。離れて暮らすご家族にもご注意ください。
もし「雨漏りします!」との指摘を受けてご不安な場合は、アメピタにもご相談ください!本当に必要な工事やメンテナンスをご案内いたします。→メールフォーム
「屋根の板金が外れています。」「瓦がずれているのが見えました。」「このままだと雨漏りしますよ。」「無料で点検します。」このような営業トークで屋根に上がり、不安を煽って工事を迫る悪徳商法です。点検商法と呼ばれることもあります。次のような場合にはご注意ください。
突然訪問され、「屋根が壊れているようだ、無料で点検しますよ」とその場で屋根に上がろうとします。
点検後、壊れた屋根の写真などを見せながら、「このままだと雨漏りする」「一刻も早く修理しないと危ない」とせまります。しかし実際にはウソの写真であったり、その業者がわざと壊していたりすることもあるのです。
「今なら道具の準備があるので安くできる」「キャンペーン中だから」と、その場で工事の契約をさせようとします。
多くはこのような手口で、必要のない工事や高額な工事を契約させようとします。一度契約すると別の箇所も指摘されて次々と支払いが増えていく、というのもよく聞くケースです。
悪徳業者も巧みにアプローチを変え、いろいろな営業トークで迫ってきますが、以下のようなことを言われたら特に要注意です。
近所で工事をしていたらお宅の屋根が見えて…というのがよくある決まり文句です。近所で工事中だから、すぐにはしごや道具を用意できる、と言われることもあるそうです。
近所で工事中で、その親方から行ってこいと言われた、という文句もよく使われるようです。若い職人風の人に、こちらも強く言えなくなる手口の一つです。
後で連絡するから社名を知りたい、と言っても、何かとはぐらかされて社名を明かさなかったり、名刺もなかったり、ということであればとても怪しいです。
国民生活センターによると、屋根修理詐欺の被害に合う方の約70%が60歳以上、50%以上が70歳以上です。高齢者の方が狙われやすい傾向にあります。
自分はそんな詐欺には引っかからないと思っている方ほど訪問者の話を聞いてしまうようです。お一人で暮らすご高齢の方は普段しっかりしていらっしゃる分、危機感が薄いかもしれません。離れて暮らすご家族がいらっしゃる方などは特に、以下のルールを決めておきましょう。
「訪問販売の話は聞かない」
これだけです。訪問販売のすべてが悪徳ではありませんが、本当に必要なものやサービスがあればご自身で探してこちらから問い合わせるのがベストです。
訪問業者が来ても対応しない、話を聞かない、帰ってもらう、ということを徹底しましょう。「知り合いの工務店に見てもらう」などと言うのも効果的です。
屋根の問題を指摘されて「本当に雨漏りになったらどうしよう」と不安になる方もいらっしゃると思います。
最近では、別の業者を装い日にちを開けて訪問することで「本当に雨漏りするかも」と思わせる巧みな業者もいるようです。
10年、20年と暮らしていれば、棟板金が緩んだり、瓦がズレたりと、何かと屋根に不具合が起こり始めていてもおかしくはないんです。それを「すぐに雨漏りする」と大げさに言ったり、高額な費用で工事したりと言うのは問題ですが、改めて指摘されると、「そういえば屋根の板金が浮いている気がするし、ずっとメンテナンスしていないし…」と気になってしまいますよね。
ですからその場合は、上記でも書いてあるように、自分から業者を探して問い合わせてください。もちろん、屋根の点検ならアメピタにもご相談ください。アメピタは雨漏り修理専門ですが、雨漏りを事前に防ぐための点検やメンテナンスも承っております。
地元の業者が伺い、必要な屋根の修理・メンテナンスをご案内いたします。
「このままだと雨漏りします!」と突然訪問されても話を聞かないようにしましょう。屋根の状態にご不安があれば、アメピタが再度点検いたします!→メールフォーム