この記事は次のような方におすすめです。
換気棟からの雨漏り、屋根の板金の不具合、また換気棟の設置をご検討中の方もアメピタまでご相談ください。屋根の状況を点検し最適な工事をご提案いたします。→お問合せメールフォーム
結論から言えば、換気棟は雨が降り込んでも建物内まで浸入させない構造になっているので心配はいらないのです。
換気棟は屋根の頂部に穴を開けて取り付けるものなので、そこから雨が入らないか不安になりますよね。換気口が表面に見えているタイプのものなら尚更、横殴りの雨が穴から入り込んでしまうのでは…と思ってしまうかも知れません。
換気棟の換気口から雨が入ったとしても、それより内側にしっかり立ち上がりがあるので、普通の雨風で屋根の内部まで雨が浸入することはありません。
横殴りの雨が入り込んだとしても屋根の外側へ排水させるように設計されているのです。
大型台風やゲリラ豪雨が多い昨今、換気棟の各メーカーは散水送風試験を繰り返し、雨水を入れず、より効率よく排気させる仕組みを開発しています。
また、施工の際には防水テープやシーリングを使い、すき間を作りません!換気棟はこのように、製品の工夫と正しい施工によって雨漏りしないように作られるのです。
しかしそれでも換気棟が雨漏りを起こすことはあります。主な原因は次のふたつです。
前述したように、換気棟は正しく施工すれば雨漏りの心配はありません。しかし施工の手順を間違えていた、必要な防水テープを施工していなかった、などということがあればリスクは高まります。
トラブル回避方法
換気棟は施工実績の多い業者へ依頼しましょう。せっかく換気棟を取り付けたのに十分に機能しないのでは困ります。屋根面積に対してどのくらいの換気口面積が必要か、どのような棟換気製品が良いか、といったことも慣れた業者にお任せした方が安心です。
どんな建材も年月とともに劣化します。特に換気棟は屋根の天辺に取り付けるものですから、雨風に毎日さらされるのです。
こうしたことが原因で換気棟が浮いたり、できた隙間から雨水が入ってしまったりということが起こります。
台風・強風の後や、10年毎など、定期的に点検しましょう。下から見て、浮いている・歪んでいるように見えたら危険信号。アメピタはもちろん、ほとんどのリフォーム業者が点検無料です。気になったら点検だけでもご依頼ください。
無料点検のご依頼はお電話でも
ご都合の良いお日にちをお知らせください。
ログハウスのアスファルトシングル屋根です。台風の大雨で棟部分から大量の雨漏りがありご相談をいただきました。換気棟のプラスチック部品が劣化、また一部の部品が欠落してしまっているようです。補修は難しいため、交換にて雨漏りを止めることになりました。
棟板金を外すと、なんと屋根違いの継ぎ目にも大きな穴が。そちらも補修し、新たに、急勾配にも取り付け可能なトーコー製の換気棟を取り付けました。
実は以前にも別の場所で同じ雨漏りがあり、半分交換しています。今期の工事で屋根全ての換気棟を交換できたので、お客様にもご安心いただけました。8mで約18万円の工事です。
換気棟があると、屋根裏の湿気や熱気を効率よく排出することができます。温かい空気は上に登っていきますから、屋根の天辺に換気口を設けておくことで、電気の力など使わなくても小屋裏の換気対策ができるのです。
今でこそ換気棟がメジャーになってきましたが、築年数の長いお住まいだと設置されていないことも多いでしょう。長年のうちに天井裏の断熱材が劣化していることもあります。夏は2階が暑いとお困りではないでしょうか?
雨漏りかと思ってお問合せをいただき伺ったら原因は結露だったということがあります。屋根下地である野地板が結露により腐ってボロボロになってしまったケースもありました。そんな結露や暑さを屋根裏の換気で改善できるかも知れません。
換気を行う時には「吸気口」と「排気口」、複数の換気口があった方が効率が良いというのはご想像いただけると思います。屋根裏を換気する場合も同じで、棟部分だけでなく「妻換気」「軒先換気」が同時にあるとより効果が期待できます。
「妻」というのは三角屋根を正面から見た場所のことを言います。ここにガラリと呼ばれる通気口が設置されているお住まいも多いと思います。このガラリも構造や経年劣化で雨漏りすることがあるため、カバー取付などご相談ください。
軒天に換気口や有孔ボードを設けることで吸気口とします。
「我が家には何が必要?」現在の屋根周りやお困りの状況を確認しご提案いたしますからご安心ください。
換気棟をご検討中の方。換気棟からの雨漏りでは?とお困りの方。アメピタまでまずはご相談ください。