瓦屋根の漆喰補修で雨漏り防止!修理方法と費用目安
この記事は次のような方におすすめです。
●瓦屋根の漆喰が剥がれていて不安な方
●漆喰って補修が必要なの?と疑問をお持ちの方
●瓦屋根からの雨漏りにお困りの方
●瓦屋根の漆喰が剥がれていて不安な方
●漆喰って補修が必要なの?と疑問をお持ちの方
●瓦屋根からの雨漏りにお困りの方
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屋根の漆喰こんな症状は要注意
漆喰のひび割れや剥がれ、剥がれたことにより内部の土が流れ出ている、などの状態があれば補修をご検討ください。
ひび割れている
漆喰の寿命は20年程度です。
劣化してくると、黒ずみ、やがてひび割れてきます。 この状態では緊急性はありませんが放っておけばいずれ剥がれ落ちてしまいます。
劣化してくると、黒ずみ、やがてひび割れてきます。 この状態では緊急性はありませんが放っておけばいずれ剥がれ落ちてしまいます。
剥がれ落ちている
瓦屋根の漆喰が剥がれて無くなっている。
欠片が屋根の上や庭に落ちている。
こうした症状が1、2ヶ所ではなく何ヶ所もとなればいよいよ要注意です。
欠片が屋根の上や庭に落ちている。
こうした症状が1、2ヶ所ではなく何ヶ所もとなればいよいよ要注意です。
漆喰の役割は2つ。
・隙間を埋める
・瓦を支える
これらの機能が果たせなくなってしまいます。
・隙間を埋める
・瓦を支える
これらの機能が果たせなくなってしまいます。
中の葺き土が流れ出ている
棟部分の漆喰が剥がれ落ちたことで、内部の土が露出して、流れ出てしまうこともあります。
棟の倒壊を招くかもしれず、危険です。
棟の倒壊を招くかもしれず、危険です。
漆喰の劣化が雨漏りに?
場所にもよりますが、漆喰が剥がれ落ちたからといってすぐに雨漏りになるわけではありません。
棟部分であれば中に葺き土があります。
隙間の漆喰がなくなって雨が入り込んだとしても、下葺きが屋根を守っているはずです。
棟部分であれば中に葺き土があります。
隙間の漆喰がなくなって雨が入り込んだとしても、下葺きが屋根を守っているはずです。
しかしダメージは確実に
ところが雨水が当たるべきでない箇所に当たり続ければ確実に問題に繋がります。
漆喰が傷んでいるということは、他の建材もそれなりに劣化しているでしょう。
瓦屋根が雨漏りになる原因は必ずしも漆喰ではありませんが、漆喰の劣化を放っておくのは屋根の内部に雨の通り道を作る危険性があるのです。
漆喰が傷んでいるということは、他の建材もそれなりに劣化しているでしょう。
瓦屋根が雨漏りになる原因は必ずしも漆喰ではありませんが、漆喰の劣化を放っておくのは屋根の内部に雨の通り道を作る危険性があるのです。
もっと危険な事態にも
漆喰の劣化が招くのは雨漏りだけではありません。
瓦のずれや落下、棟瓦の倒壊のリスクが高まります。
漆喰の役割のひとつが「瓦を支えること」です。 それがなくなってしまうわけです。
瓦のずれや落下、棟瓦の倒壊のリスクが高まります。
漆喰の役割のひとつが「瓦を支えること」です。 それがなくなってしまうわけです。
鬼瓦のずれ
鬼瓦が支えを失って傾いてしまうケースは珍しくありません。大抵は銅線で繋いでありますから落下することはありませんが、瓦同士の隙間を大きく開けてしまうことになり、そこからさらなる被害拡大を招きます。
のし瓦のずれ、落下
棟部分に積んであるのがのし瓦です。
漆喰を失って瓦を支える力が弱くなると、のし瓦がずれてくることがあります。
漆喰を失って瓦を支える力が弱くなると、のし瓦がずれてくることがあります。
棟の倒壊
固定力が弱くなった棟そのものが、地震や台風で崩れてしまうことがあります。
とても危ないですし、頂部を守るものがなくなることで雨漏りのリスクも高まります。
とても危ないですし、頂部を守るものがなくなることで雨漏りのリスクも高まります。
漆喰補修方法と費用
瓦屋根の漆喰が劣化したとき、補修方法は大きく2つになります。
漆喰の詰め直し
…古い漆喰を取り除き新しい漆喰を詰め直す。
5,000〜8,000円程度/m
棟取り直し
…棟を解体し積み直す。
10,000〜20,000円程度/m
※それぞれ足場代(15〜20万円前後)が別途かかります。
漆喰の詰め直し
…古い漆喰を取り除き新しい漆喰を詰め直す。
5,000〜8,000円程度/m
棟取り直し
…棟を解体し積み直す。
10,000〜20,000円程度/m
※それぞれ足場代(15〜20万円前後)が別途かかります。
漆喰の補修
棟の下の三日月型の部分の古い漆喰を撤去し、新しい漆喰を詰め直します。
新しい白い漆喰はとても美しいものです。
新しい白い漆喰はとても美しいものです。
漆喰補修の手順
①古い漆喰を取り除く
古い漆喰を割り取っていきます。内部の土が見えてきますので、削りとりすぎないよう整えながら漆喰を撤去します。このときの整え方で、新しい漆喰の密着度も変わってくるのです。
古い漆喰を割り取っていきます。内部の土が見えてきますので、削りとりすぎないよう整えながら漆喰を撤去します。このときの整え方で、新しい漆喰の密着度も変わってくるのです。
②新しい漆喰を詰め直す
コテを使い葺き土の上から漆喰を詰めていきます。漆喰は約10mmの厚さで薄すぎず、厚すぎず、職人の経験と腕が必要な作業です。
コテを使い葺き土の上から漆喰を詰めていきます。漆喰は約10mmの厚さで薄すぎず、厚すぎず、職人の経験と腕が必要な作業です。
③清掃、完工
余分な箇所についた漆喰は除去していきます。こうした細かい作業ができあがりの美しさを左右するのです。
余分な箇所についた漆喰は除去していきます。こうした細かい作業ができあがりの美しさを左右するのです。
漆喰は詰め増しではなく詰め直し
古い漆喰の上から新しい漆喰を施工する業者もいます。
価格が安いこともあるのですが、古い漆喰を残したままにすると密着性が悪くなり、新しい漆喰が剥がれ易くなってしまいます。
補修を依頼するときは確認してください。
価格が安いこともあるのですが、古い漆喰を残したままにすると密着性が悪くなり、新しい漆喰が剥がれ易くなってしまいます。
補修を依頼するときは確認してください。
漆喰を詰めすぎても雨漏りに?
三日月への漆喰は厚ければ良いというものではありません。
その上ののし瓦よりも内側に入るように施工します。
そうでないと、棟から流れてきた雨水を漆喰が受け止めてしまうことになり、水を吸って雨漏りの原因を作ってしまいます。
その上ののし瓦よりも内側に入るように施工します。
そうでないと、棟から流れてきた雨水を漆喰が受け止めてしまうことになり、水を吸って雨漏りの原因を作ってしまいます。
棟取り直し
棟が歪んでいたり、多くののし瓦がずれ始めたりしているなら、棟を一度解体してから積み直すこともできます。
棟取り直しの手順
※工法は様々ですが一例をご紹介します。
①棟の解体
現在の棟を解体します。
瓦は基本的に再利用しますから、割れないよう丁寧に作業していきます。 この時、棟の中の葺き土は全て撤去してきれいに清掃します。
現在の棟を解体します。
瓦は基本的に再利用しますから、割れないよう丁寧に作業していきます。 この時、棟の中の葺き土は全て撤去してきれいに清掃します。
②のし瓦を積む
水糸を張って高さを合わせながらのし瓦を積みます。
今では土ではなく、防水性の高い南蛮漆喰を使うことが一般的です。
のし瓦も、高く積むほど威厳ある屋根になりますが、地震や台風被害を考えて少なくしたり無くしたりする方も増えています。
水糸を張って高さを合わせながらのし瓦を積みます。
今では土ではなく、防水性の高い南蛮漆喰を使うことが一般的です。
のし瓦も、高く積むほど威厳ある屋根になりますが、地震や台風被害を考えて少なくしたり無くしたりする方も増えています。
③冠瓦を積む
一番上のかまぼこ型の瓦が冠瓦です。
最後に、通しておいた銅線やステンレス線で棟全体をまとめるように留めます。
一番上のかまぼこ型の瓦が冠瓦です。
最後に、通しておいた銅線やステンレス線で棟全体をまとめるように留めます。
点検商法には注意!
漆喰の劣化や棟の歪み、また瓦屋根からの雨漏りが気になったらアメピタまでご相談ください。
実は、漆喰は点検商法の標的になりやすい部分です。
実は、漆喰は点検商法の標的になりやすい部分です。
突然訪問し、
・「漆喰が割れています。すぐに補修しないと危険です。」と不安を煽る
・点検として屋根に登りわざと壊して工事させようとする
・高額な工事費用を請求する
などの行為が報告されています。
このような場合にも話は聞かず、ご自身で地元の業者を探して点検してもらいましょう。
もちろんアメピタにもお問い合わせください。 無料点検を行い、必要な工事をご提案いたします。
・「漆喰が割れています。すぐに補修しないと危険です。」と不安を煽る
・点検として屋根に登りわざと壊して工事させようとする
・高額な工事費用を請求する
などの行為が報告されています。
このような場合にも話は聞かず、ご自身で地元の業者を探して点検してもらいましょう。
もちろんアメピタにもお問い合わせください。 無料点検を行い、必要な工事をご提案いたします。
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