温水ソーラーパネル撤去と雨漏り部分補修をしました

お客様のお悩みや雨漏り工事のきっかけを伺いました!

ソーラーパネルを撤去し雨漏り補修をされたお客様との写真
他の屋根修理業者から「雨漏れを補修するために温水ソーラーパネルを撤去して欲しい」と言われたので、ソーラーパネルを撤去してくれる業者を探されていたところお問合わせを頂きました。

温水ソーラーパネルのメーカーは地元に支店がないので撤去するのに時間がかかるそうで、困っていたそうです。
施主様には「お宅が雨漏れ調査をしてくれなければ、間違った調査報告で、雨漏れしていない箇所を工事することになるところだった。
迅速に対応していただき、問題個所の説明を写真を使って丁寧に説明していただいたので、安心して施工をお願いできる会社と感じた。」と仰っていただきました。
コストを抑えたご提案させて頂き、連休前のご契約でしたが雨漏れ補修工事をさせて頂きました。

工事のきっかけやお問合せまでの不安、アメピタの印象まですべて教えます!!

施工前アンケート
Q1:弊社にお問い合わせになる前にどんなことで悩んでいましたか?
※破損した温水ソーラーパネルの屋根への悪影響(瓦への損壊・雨漏り等)
※温水ソーラーパネルの撤去会社(メーカー)に連絡をしたが地元に支店が無い為、施工に至るまで時間を要すると回答が有ったので困惑した。

Q2:何がきっかけで弊社をお知りになりましたか?
※地元で温水ソーラーパネルの撤去会社を探すにあたり、インターネットで検索。

Q3:弊社を知りすぐにご連絡頂けましたか?もしご決断されなかったとしたらどんなことがご不安でしたか?
※すぐに決断をしました。
(不安材料)
①自分では確認し難しい場所の為、納得出来ない説明と見積りを提示された場合
②折り返しの連絡や訪問の先延ばし。

Q4:何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか?
※迅速な対応とQ3の不安材料が無かったた為。

Q5:実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか?
※迅速な対応且つ依頼事項(問題箇所)の説明を現状の写真を用いて丁寧に説明して頂き安心して施工をお願い出来ると思いました。

温水ソーラーパネル撤去と雨漏補修工事のビフォーアフター

ソーラー撤去と雨漏り補修の施工前
ソーラー撤去と雨漏り補修の施工後

工事基本情報

施工内容
屋根補修工事,雨漏り修理,その他の工事
施工期間
1日
施工内容その他
温水ソーラーパネル撤去工事
築年数
30年以上
保証年数
雨漏れ補修ヶ所のみ1年
工事費用
約¥80,000~(瓦屋根補修・ソーラー撤去)
お客様の屋根に設置されていた温水ソーラーパネルはタンク一体型でした。寿命は15年~20年程度でその間屋根に乗せて生活していただく形となります。もちろん20年近く屋根に乗せていても問題はないという想定のもと、施工されるわけですが満水状態の温水ソーラーパネルで300kg以上、水が入っていなくても大きなものであれば100kgを超える重量があります。300kgと言えば大型バイクが一台屋根の上に乗っているのと同じことです。屋根への負荷がとても大きくなります。

一般的な設置方法は針金やピアノ線で吊るだけなので、外れる危険性も高く、屋根へダメージを考えると雨漏りのリスクについて常に考えなければいけません。 また屋根が重くなるということは耐震性が下がるということを意味しますから、地震時にどんな被害が起こるかと想像すると非常に心配です。十数年前に温水ソーラーパネルを屋根の上に設置したけど現在は使用していないということであればすぐにでも取り外すことをお勧めします。

この度の工事は結果的に温水ソーラーパネルの撤去と雨漏り補修を施工させていただきました。しかし当初は温水ソーラーパネルの撤去のみのご依頼で、雨漏り補修は別の業者にご依頼する予定だったそうです。雨漏りで困って業者に見てもらったところ「棟の漆喰部分が崩れている」という状況から「棟が原因で雨漏りしている」と安易に結び付けてしまったようです。お話を伺って唖然としたのは屋根に登り、屋根の劣化状況を確認したのみで詳しい調査を行っていなかったということです。

実際の雨漏れの原因は屋根の平部にあったのにも関わらず、間違った診断を下していたのです。実はこういったことは珍しいことではないのです。そもそも雨漏りはたった一滴の水が入ってしまう穴があるだけでも起こります。原因を特定することが大変難しいケースがあるのです。そのため私たちの無料点検では屋根に登ることはもちろんですが小屋裏にも入らせていただき、雨水の浸入経路や劣化状況を確認するようにしております。また必要であれば散水試験を行い、念には念をで雨漏りの原因箇所を特定します。今回のケースはとても残念なことですが同業者である屋根業者が必要な点検を怠ったために、もしかしたら本来必要のない棟の補修工事をして不要な高額費用をお客様がお支払いしなくてはいけない状況になるところでした。(状況から棟部分の漆喰工事等も必要な状態であることは間違いないとしても、棟補修をしても今回は雨漏りが直ることはありませんでした。)

もし雨漏れの補修を依頼する場合は原因特定のためにきちんと点検を行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。可能であれば屋根裏や室内を見せて頂ければ、より確実に雨漏れ箇所を見つける可能性が高くなります。室内を見せることが難しい場合は、壁からどのくらい離れた部分、何メートル離れた部分に雨漏れがしている、染みがあると教えていただけると、雨漏れを見つけることができる可能性がより高くなります。正確に雨漏れ箇所を見つけるためにはお客様の協力も必要というわけですね。

工事詳細

現地調査

ソーラー撤去と雨漏り補修の施工前
雨漏れをしている部屋の上にあたる面
別の業者さんで雨漏り補修をするのにあたり、温水ソーラーパネルの撤去のご依頼を受けたためソーラーパネルのサイズを確認させていただくため現地調査にお伺いました。

ソーラーパネルは2階寄棟屋根の南側に設置されていました。ソーラーパネルの撤去ではパネルの大きさや、設置されている屋根の広さ、近隣との間隔などをチェックします。また撤去したあとに、ソーラーパネルを避難させる場所があるかも確認しておかなければいけません。写真程度の大きさのものであれば、屋根の形状にもよりますが人手で解体・撤去できる大きさです。今回は現地調査の結果、充分なスペースがあるので問題なく解体して撤去できるという判断になりました。

お客様にお話をお伺いすると、雨漏りを依頼するのは瓦専門の屋根業者だったようで「雨漏れを直すには、ソーラーパネルを撤去して欲しい」と言われたので依頼されたそうです。もともとお客様のお悩みは雨漏れでしたので、ソーラーパネル撤去の調査をしながら雨漏れがしている箇所も確認してみると、どうやら瓦専門業者が言っていた箇所とは違う箇所で雨漏りがしているということが分かりました
棟の様子
雨漏りの原因
瓦専門業者さんは棟部の漆喰が崩れ、土が露出している部分から水が染み込み雨漏りにつながったと判断して、棟部の積み直し工事を提案されたそうです。

ですが、実際は温水ソーラーパネルの配管近くから雨漏れしていることが分かりました。配管を固定するために針金を瓦の下に通すのですが、そこから雨水が浸入していたのです。写真の赤〇部分です。お分かりになりますでしょうか。瓦が重なり部分の一見すると見逃してしまうような見えない箇所が原因となっていました。昔の屋根下地工法では瓦の重みによって屋根の勾配(傾斜)が緩くなり雨水が逆流してしまう現象が起こり、浸入を許してしまうということがありえるのです。勾配は屋根にとってとても重要で、雨水が屋根にたまらないように逃がしてあげる役割があるのですがその役割が果たせないことで雨漏りに繋がってしまったのでしょう。

おそらく瓦専門業者さんは瓦を剥がずに屋根の表面だけを見てお伝えしたのだと思います。これでは正確な雨漏りの原因特定はできませんよね。雨漏りは原因特定が非常に大切な工事です。屋根に対する知識と経験はもちろんですが丁寧に細かいところまで点検してくれる業者を選びたいところです。

お客様には棟の状態を説明したうえで、「現在雨漏りしている箇所だけ」でも補修できますと提案させていただきました。お客様は「いづれ大きな工事にかかるから、今回はソーラーパネルの撤去と雨漏りしている箇所の補修だけにする」とのことでしたのでご希望に沿って弊社にて雨漏り補修も承ることとなりました。ソーラーパネルの撤去だけを弊社がして、雨漏れ修理を他社に任せていたら雨漏りは治らないし、余分なコストもかかるところでしたが原因がはっきりしてほっとしました。

温水ソーラーパネル解体・撤去作業

ソーラー撤去と雨漏り補修の施工前
棟の様子
温水ソーラーパネルの撤去作業に入ります。こちらのソーラーパネルは現在はもう壊れていて使っていないそうです。
まず最初に2本の配管(黒・青)を取り外す作業から始まります。使っていないと言ってもソーラーパネルに水が残っていることもあるので水抜きをしながらの作業になります。
ソーラーパネルの解体
ソーラー撤去
配管を取り外したら、ソーラーパネルの解体に入ります。パネルが落下しないか気をつけながら、吊るしている針金を外していきます。今回は数人でパネルと本体を押さえながらの作業でした。パネルの落下はお住まいの外壁や雨樋、エアコンの室外機などを傷つけてしまったり、職人の怪我につながる可能性もある危険な作業です。慎重に作業を進めていきます。

パネル部分の撤去が終わりましたら、貯湯タンク部分の撤去作業です。本体はロープでしっかりと固定して安全におろします。ソーラーパネルの置いてあった場所には土が固まっていましたが、しっかりと掃除をして無事撤去完了です。これまで長年重さに耐えてきた瓦がソーラーパネルの重みによって破損していないかもしっかり確認する必要があります。

雨漏り箇所の補修

雨漏れをした箇所
瓦桟
温水ソーラーパネルの撤去・解体作業が完了したので、次は雨漏れ補修に入ります。雨漏れをしている箇所を見るとソーラーパネルを固定するための針金から雨水か伝って、野地に使われている木材が腐り、瓦桟(かわらざん)が下がってしまっているのがわかります。瓦桟とは葺かれた瓦がズレ落ちないようにするために打ち付ける木材のことで、瓦の重なりを均等にし、水の浸入を防御する役割もあります。
アスファルトルーフィング
べニア板を敷いてからアスファルトルーフィング(防水紙)を敷きます。アスファルトルーフィングとは板紙にアスファルトを染み込ませた防水シートで、雨水が家に侵入するのを防いでくれます。雨漏りを防ぐためにはこの防水紙が非常に重要で、瓦の隙間を潜り抜けてきた雨水から雨漏りを守るために最後の壁なのです。そしてその上から新たに瓦桟も入れ替えました。
補修後の様子
最後に瓦を元の様に葺き直して作業完了です。ここに温水ソーラーパネルがあったとは思えないくらい綺麗な仕上がりです。これで雨漏れの心配もなくなりました。今回はお客様のご要望もあり雨漏れ部分の補修のみでしたが築30年の建物ということで、表面上の瓦は問題がなくても野地板や防水シートは劣化していきます。瓦の耐久性は半世紀以上と言われていますが、一般的に野地板の寿命は20年~30年、防水シートは15~20年くらいなので、瓦に問題がなくとも目に見えないところは劣化している可能性が高いです。

今回は見送った棟もやはり寿命がきていたのでしょう。こちらも当然いづれは補修が必要になっていきますし、全体的に野地板や防水紙の張替えも必要でしょう。ノーメンテナンスで何十年も何もしないというわけにはいかないのがお住いです。雨漏りというお住まいのSOSサインが見えたらトータル的なリフォームを検討してみるタイミングかもしれません。

工事を振り返って

他の屋根業者から温水ソーラーパネルの撤去しなければ雨漏れが直せないときいていたので、撤去と処理作業の依頼が一緒にできたので助かりました。

依頼してから補修作業までにお盆休みを挟んでしまうので、その間に雨が降ったらと心配してましたが雨漏れがしないように仮止水までしてくださり、お心遣いに感謝しています。
お願いして本当に良かったです。ありがとうございました!

雨漏り修理を依頼するにあたって期待していたこと・依頼した決め手

施工後アンケート
Q1:施工業者をきめられる際にどんなことで悩んでいましたか?
※依頼場所が確認し難い所で有る為、納得が出来ない説明&見積りを提示された場合。

Q2:何がきっかけで弊社をお知りになりましたか?また何故弊社にお問い合わせをしようと思われたのですか?
※温水ソーラーパネルの撤去会社をインターネットで検索中、御社がヒット。
※他県からの出張訪問ではなく地元で撤去可能な会社だった為、問合せを致しました。
Q3:弊社への発注をすぐにご決断頂けました?もしご決断されなかったとしたらどんなことが不安になりましたか?
※破損した温水ソーラーパネルの屋根への悪影響(瓦の損壊・雨漏り)が心配だったので直ぐに決断致しました。
(不安材料)※施工の先延ばし。Q1と同じ

Q4:数ある会社の中から、弊社へ工事を発注して頂いた一番の決め手は何でしたか?
※温水ソーラーパネルと屋根の損壊状況を写真を用いて丁寧に説明して頂いた事。
※温水ソーラーパネルの撤去と屋根の施工が同時にお任せ出来た事。

Q5:工事が終わってみていかがですか忌憚のないご意見を頂戴出来ましたら幸いです。
※お盆休みも有った為、施工に入る迄多少時間を要し雨の心配もしたが、施工は一日作業で完了した為、安心しました。

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