建物自体は築40年の鉄筋コンクリートの3階建てになります。大通りに面していて車通りも多いので建物が揺れやすい環境ではあります。鉄筋コンクリート造の建物の場合、クラックが生じてしまうと内部にある鉄筋へ影響を与えてしまう事で、錆びを発生させ、鉄筋の効力をゼロにしてしまいます。鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートの圧縮力のつよさと併せて強靭な強さを発揮することが出来ます。しかし鉄筋が全く使い物にならなくなってしまうと、コンクリートの圧縮力の力しか発揮させる事しかできません。また、鉄筋コンクリート内部に水が侵食する事で、水運の膨張と膨れを繰り返してしまい破損につなげてしまいます。鉄筋コンクリート造の構造体が古くなると中性化してしまうのは、クラックによる雨水浸透が大きな原因です。クラックをいかに早く防ぐかが、建物を長く持たせるためのポイントとなるのです。屋上部分にかんしては、汚れやひび割れが目立って見えます。雨漏りしているので早めの防水処理が必要になります。