都城市のO様のお宅の下屋部分の瓦が損傷しており雨漏りが起こっていました。原因は台風時に物が飛んできて接触したことが考えられます。瓦自体の劣化が軽度だったため今回は瓦の補修と屋根の塗装で対応することにされました。
施工内容 |
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築年数 |
25年 |
施工期間 |
7日間 |
工事費用 |
70万円 |
セメント平瓦の損傷で雨漏りにお困りのO様宅への現地調査
お問い合わせいただき実際に屋根の上を見させていただきました
すると下屋(げや)の部分が一部割れており、大きく隙間ができている状態でした。
下屋とは…1階と2階にさしかかった小さな屋根のことです。
O様とお話させていただくと去年の台風9号が来たときに台所の上から雨漏りしたとのことでした。
その時は台風が過ぎた後特に被害もなかったので放置したそうですが、台風は毎年の行事みたいな物なので今年は来る前に対策したいと考えお問い合わせいただきました。
実際には下からは見えない箇所の瓦が損傷しており、まとまった雨量であれば水の侵入も容易な状態でした。
さらに屋根全体も見させていただいたところ苔が大量に付着しており損傷部分だけでなく屋根全体のメンテナンスも必要でした。
苔が大量に発生するということは
前回塗装した塗膜が劣化し表面の防水性能が低下していると考えられます。
そういった状態を放置してしまうとさらに苔の大量発生につながり特に雨が降った後も湿気が残り続ける状態になり瓦の痛みに直結します。
そうならないために定期的な屋根のメンテナンス(点検、屋根塗装など)が必要です。
2階建てのお家なので足場の設置が必要です。
なぜなら2階の屋根は非常に高所なので作業の安全性はもちろん、施工を丁寧に行うために必ず設置させていただきます。
中には足場を組まずに屋根の補修や塗装をする業者さんもいるみたいなのですが、都城店では施工した後も安心していただくために安全性と丁寧さを守りながら施工させていただきたいと考えております。
足場が組み終わったら、大量に付着した苔を落とすために屋根の高圧洗浄を行います。
塗装前の高圧洗浄は汚れの除去だけではなく、旧塗膜の浮きが原因で塗装してもすぐ剥がれるという状況にならないために必要な作業です。
雨漏りを心配されているO様なので、
瓦の損傷した部分や軽度なヒビが確認できたところは洗浄時の水が入り込まないように職人と事前に打ち合わせし作業に入ります。
洗浄が終わったら、まずは下塗りを行います。
なぜ下塗り、中塗り、上塗りと分かれているかというと
各工程に大事な意味があります。
下塗り・・・傷んだ瓦の表面をコーティングする・その上から塗装する塗膜の密着をよくして剥がれなどが起きないようにする
中塗り・・・基本的にベースとなる塗料を下塗りの塗料と密着させる
上塗り・・・中塗りの上からさらに塗装することで必要な塗膜の厚みをつけ長期間効果を持続させるため
中には工程を抜いたり、飛ばして施工する業者さんもいます。
もちろんそれで問題ない塗料なのかもしれませんが、内容はしっかり確認したうえで塗装作業に入ることをお薦めします。
ご不安やご不明なことがあれば当社にいつでもご相談ください。
無事損傷部分の補修工事と屋根の塗装工事が完了しました。
お問い合わせいただき始めて現地調査させていただいた時はO様も自身のお家の屋根に大きな隙間ができており、瓦自体もここまで劣化しているとは思わなかったと話していただきました。実際に雨漏りの被害が過去に出ていたのでどこかに必ず理由があるはずと思い確認し原因の究明ができて本当に安心しました。
発見が早く大きな被害が出る前にお問い合わせいただけたので補修と屋根塗装で問題なく工事が終わりましたが、
屋根の劣化や、雨漏りは放置すると取り返しのつかない状態になることも珍しくありません。
些細なことでも「まだ大丈夫」と思わずにいつでもお問い合わせください。
無料点検させていただき現状のご説明やお家にあったご提案をさせていただきます。