さいたま市岩槻区にお住いの方より雨漏りの不安があるため、メンテナンスしたいとのお問い合わせがありました。屋根のメンテナンスが必要な時期であったことと、屋根の状態を調査した結果、屋根カバー工事をご提案し、工事を実施する事となりました。
屋根カバー工事は大きく分けて以下の手順で行います。
- 1.屋根の汚れやカビ、コケなどを洗浄して落とす
- 2.既存の屋根の上から防水シートを張る
- 3.丈夫で軽い金属でできた屋根材を取り付ける
- 4.棟の貫板や板金を設置し完成
屋根カバー工事では、使用する屋根材や周囲の環境によって差はありますが、おおよそ2週間程度の短期間で施工することができます。
どのように行われているか見ていきましょう!
屋根の表面や内部の汚れを徹底的に洗浄したのち、しっかり乾燥させてから防水シートを屋根全体に貼ります。
防水シートには、屋根を内部に浸透させない重要な役割を果たしています。このシートが傷んで破れてしまったり穴があいたりすると雨漏りが発してしまいます。
今回使用した防水シートは、地震などで建物が動いたときにも追従する柔軟性がありつつも、破れにくい丈夫なシートを使用しています。
防水シートを張り終えたら、金属製の屋根材を設置します。
スーパーガルテクトに使用されるガルバリウム鋼板は、耐用年数が長く、他の金属素材と比べてサビにくい屋根のリフォームに適した建材です。
また、防火性もあり、国土交通省認定の飛び火性能試験にも合格、安全性も備えています。
既存の屋根に設置されていた貫板は、水分を含み腐食が進んでいました。
雨漏りの原因になることも多い部分ですので、新しい木材に交換して設置します。
最後に板金を取り付け完了です!
板金からの雨漏りは目立たない部分から起きることが多いので、普段見えない部分もしっかり雨仕舞を施します。
雨仕舞とは、建築用語の一つで、建物の内部に雨水が浸入しないよう適切に排水する処理を施すことです。
防水シートと金属屋根が重なる分、多少屋根が重くなることはありますが、二重構造になるため断熱性や遮音性、防水性が向上します。
廃材も少ない為、葺き替えに比べ費用を安く抑えることができます。
雨漏りしやすい天窓(トップライト)の周りもしっかりカバーされています
天窓は10年以上経過すると、防水シートや防水テープ、パッキンなどが劣化し雨漏りしやすい部分になります。
雨漏りを防ぐために、天窓周辺の屋根材との取り合いや防水シートの張り方なども的確に進めておりますのでご安心ください。
いかがでしょうか?
弊社ではそれぞれの屋根に適した工事を、ご希望に合わせて提案いたします。
まずは アメピタさいたま見沼店 までご相談ください!
現地調査、お見積もりは無料で承っております!