サッシ周りや屋根の隙間からの壁のシミ。雨漏りが原因と考えられるため補修工事を
施工内容 |
- 金属屋根補修(一部張替え・コーキング補修)
- 窓サッシコーキング
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雨漏りは水が漏れ出ている場所が原因とは限りません。
原因は屋根以外にも配管、窓まわり、ヒビ割れなど様々な要因が考えられるため、事前の調査で隅々まで確認して参りました。
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調査時の様子はこちら
特にこの屋根の隙間と窓のサッシの隙間が原因として考えられたため、今回補修工事を行うことになりました。
サッシまわりは、外壁内の防水紙と窓枠との隙間が出来やすい箇所です。
新築時にはしっかりと埋まっていた隙間も、時間が経つことにより隙間が段々と開いてきてしまうことが多く見受けられます。
そのため、定期的にメンテナンスが必要な箇所です。
今回はこちらの窓回りにコーキング剤を充填し、隙間をしっかりと埋めました。
雨水の染み込みだけでなく、屋内への風の侵入も防ぐことができます。
ご自宅のサッシ等とコーキング材のお色を近くし目立たなくすることも可能なので
気になっている所がありましたら、一度ご相談いただければと思います。
続いて屋根の補修です。
トタン屋根にある隙間を埋めていたゴム状のものと古い漆喰を撤去します。
そして新しい金属製の面戸を設置しました。
面戸(めんど)は隙間を塞ぐ平面の部材を指します。
細かい隙間は窓回りで使用したようなコーキングなどで埋めることができますが、違う建材同士が重なる箇所や使用する部材の形状によっては大きな隙間が出来てしまいます。
この面で出来た隙間を埋めるために面戸を使用します。
古い漆喰は劣化して痩せてしまっていて隙間を埋め切れていませんでした。
漆喰は性質上また同じ状態になってきてしまうことが考えられるため、
金属製の面戸を使用いたしました。
ある程度まで形を合わせて設置した面戸ですが、隙間が全くないわけではありません。
そのため、コーキングでわずかなすき間を埋める必要があります。
また、面戸を固定しているネジが抜けないようにネジ頭もコーキングで埋めました。
屋根の波状になっているすべての箇所で同様の補修工事を行いました。
以上でご紹介は終わりとなります。
いかがだったでしょうか。
今回、雨漏りの箇所を突き止めるための点検は何カ所も調査を行いました。
事前にしっかりとした調査を行ったため、確実に施工を行うことができました。
雨漏りは原因を追究することが困難です。
屋根だけを見れば良い、ヒビだけ確認すれば良いというわけではありません。
プロの目で直接隅々まで確認することが大切で
それでもはっきりしない場合は雨水にみたてた水を流してみるなど
それぞれの状態で判断をしていくことになります。
定期的に建物のメンテナンスを行うことで雨漏りの防止、家の劣化の防止になりますので定期的な調査をオススメしています。
見積や点検は無料で行っておりますので、しばらく屋根を見ていない方や、他にも家の状態が気になる方はお気軽にお問合せください。
事前にご連絡させていただき、状況にあった専門的な知識を持ったスタッフが調査にお伺いいたします!