港区芝のお客様より屋根材が剥がれて落下してきた、というご相談を承りました。詳しいお話をお聞きすると、古くからその地で
工場を営んでおり、建物は工場兼ご自宅ということでした。かなり前に増築もしており、その部分から雨漏りしているようです。今回は古くからある部分と増築部分にそれぞれ
屋根カバー工法を行うことに致しました。以前からある部分は下地を強化してから屋根カバー工事を行っています。
施工内容 |
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築年数 |
45年 |
施工期間 |
6日間 |
工事費用 |
詳しくはお問合せ下さい。 |
金属屋根が強風で剥がれてしまったとのことで、早速現地調査を行います。増築した新しい部分ではあるようですが、錆具合から見てメンテナンスは特にされていなかったようです。お客様の話では増築から20年程が経過しているとのことです。
屋根と同様、貫板を固定している釘も錆びています。その錆で釘が膨張し、貫板にヒビが入ってしまったようです。そこに腐食が重なり、挙句割れてしまった部分もあります。これでは
棟板金を固定しておくのには心許ないですね。
屋根の上には抜けた釘が転がっていました。こちらの建物の屋根は軒先に
雨樋がないタイプです。その代わり、屋根の上面に谷樋が設けられています。軒先から雨樋がなくなり、華奢に見えるのがメリットですが、ここに雨水が溜まるため傷みやすいです。底がいっぱいに錆が広がっています。
増築部分と従来の部分にも谷がございます。今のところ錆びてはいなのですが、この様な、継ぎ目が低い形状は雨水が溜まりやすいためあまり好まれません。この下が雨漏りしている様で、
コーキング処理がなされている部分もあります。
現在も雨漏りは進行しており、棟板金も飛散しておりますので、点検時に養生をして応急処置をしておきました。先に築年数が古い方の建物から屋根カバー工事を行っていきます。
こちらは錆が酷く、屋根の強度も低下しているので、通常の
防水紙と屋根材の重ね葺きだけではなく野地板の重ね貼りもしていきます。まずは現在の屋根材の上に構造合板を設置していきます。
構造用合板の上に防水紙を敷設していきます。増築部分との間で谷の部分には新しくに屋根を設けて、これまでの屋根と同じ高さにします。屋根の形状を部分的に変える事により雨漏りを発生させにくくします。
現在は瓦棒屋根ですが、今回は同じ金属屋根材でも立平葺きへと変更します。立平葺きはシンプルであるが故に耐久性が高いです。かんごう式とも呼ばれており、屋根材の縁にある突起同士を重ね合わせて葺いていきます。
続いて行うのは増築部分の屋根カバー工事です。こちらは下地を再利用できるので、屋根材の上に防水紙を敷き、その上に屋根材を固定する屋根カバー工法を行います。使用する屋根材はカバールーフ455です。
防水紙を敷き、その上からカバールーフ455を重ね葺きしていきます。屋根材が葺き終わったら従来部分との取り合いを収めていきます。
まずは防水紙を破風部分に貼り、加工した板金を取り付けます。従来よりも強い屋根にできたので雨漏りの心配はありません。
雨漏りが無事解消し、お客様にも非常に喜んでいただけました。私達アメピタでは、今回の様な屋根カバー工法による雨漏り解消の工事経験が多くあります。切妻屋根を金属屋根材でカバーする工法ですと、施工料金は60㎡で698,000円~承っております。詳しい金額につきましては
無料点検の際にお気軽にお尋ねください。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
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