鎌倉市今泉台にて
バルコニーから雨漏りが発生してしまったとのお問い合わせを受け、調査をさせて頂きました。今までバルコニーのメンテナンスはしたことが無いそうで、点検・補修のお見積もりをご希望でした。防水工事は状態によって施工内容が大きく変わるので、しっかりと点検をして雨漏りを解消したいと思います。今回は防水の劣化による雨漏りでしたので、
ウレタン防水工事を実施致しました。
施工内容 |
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築年数 |
24年 |
施工期間 |
6日間 |
工事費用 |
詳しくはお問合せ下さい。 |
バルコニーの点検です。今までメンテナンスは何もしてこなかったという事で、ひび割れが目立っていました。排水溝は苔が発生し、緑に変色しています。ウレタン塗膜が劣化で既になくなり、下地が水分を含んでしまったのが苔の発生原因です。こちらのバルコニーは陽当たりが悪く、湿気が籠りやすいので苔が発生しやすいです。
苔によって水捌けが悪く、そこに植物の種などがあると防水層から雑草が生える可能性があります。防水を傷める悪循環が生まれますので、早急に補修する必要があります。
ひび割れが発生しており雨水が入り込んでいるのが今回の雨漏りの原因ですので、下地補修をした上で塗膜防水をする必要があります。
点検の結果をご報告し、ウレタン防水工事をご用命頂きました。
早速バルコニーの施工を行います。まずは高圧洗浄で表面を綺麗にしていきますが、防水が劣化していて雨漏りを起こす場合は充分に注意が必要です。場合によっては洗浄をする前に漏水が起きないように処理をする必要があります。
洗浄が終わった乾燥後に、樹脂モルタルを全体的に塗布します。防水で大切なのはしっかりと勾配を作ることです。勾配が無く水たまりができる状態だと、防水がすぐに傷んでしまい雨漏りが起きてしまいます。その為、しっかりと排水が出来る様に施工をしなければいけません。特に防水は下地の勾配に合わせて施工していきますので、下地の段階で調整を行う必要があります。
時間を置き、樹脂モルタルが乾燥した後はプライマーを塗布していきます。今回はウレタン塗膜防水を通気緩衝工法で行います。
ウレタン防水には代表的なものに絶縁工法と密着工法の2つがあります。密着工法は工期が早く、コスト面で優れています。しかし下地にしっかりと密着をさせる為、下地の影響をもろに受けてしまいます。水蒸気によって膨張したり、防水層にひび割れが起きたりする場合もあります。それに対し絶縁工法は、下地から防水を浮かせるという工法なので、下地の影響を受けにくい防水なのです。
平場に通気緩衝シートを敷いていきます。立上りにはメッシュシートを張り補強していきます。このシートを用いることによって下地と防水を絶縁しています。
次に改修用ドレンを取付けて、内部での雨漏りが起きないように施工していきます。ドレンはしっかりと叩いて下地に合わせますが、その後にメッシュシートで補強をしてシーリング処理によって隙間からの雨水侵入を防ぎます。
通気緩衝シートとセットで脱気盤筒を取り付けます。水蒸気に対しては出口を用意してあげる必要がありますので、その為の脱気盤です。
ウレタン塗膜防水にはダイフレックスのDSカラーを使用します。通気緩衝シートの上にウレタン塗膜防水を伸ばしていきます。
ウレタン塗膜防水を立上り、平場の順に、しっかりと重ねながら施工していき、十分に乾燥させて2層に塗っていきます。
ウレタン防水塗膜が乾燥したらトップコートを塗布します。トップコートを含め、防水層には定期的なメンテナンスを行いましょう。
防水工事が終わり、これでバルコニーからの雨漏りの心配は無くなりました。
私達アメピタでは、今回の様なバルコニーの防水工事を多数行っております。防水工事の料金は1㎡あたり約5,000~承っております。詳しくは
無料点検の際にお気軽にお尋ね下さい。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ横浜支店】
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