「
トップライトからの雨漏りを何とかしたい!」川崎市多摩区宿河原にお住いのお客様より、そうお問合せをいただいたのが工事のきっかけでした!
トップライト(天窓)の寿命の目安は
20年程度と言われていますが、お客様のお住いの築年数も22年ほどだということで、
ちょうどトップライトが寿命を迎える頃合いでした😖💦
施工内容 |
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築年数 |
22年程 |
施工期間 |
3日 |
工事費用 |
116万円 |
お客様と相談しながら日程を調整し、早速調査に伺いました!🔍
雨漏りを起こしているというトップライトを実際に見たところ、窓枠(木部)の四隅には雨染みができ、黒ずんでいる状態でした😢💦
同じような染みが
結露によってできることもありますので、この染みが雨漏りによるものかどうかの判断は難しいところですが…
ポタポタと水が垂れてくるようだったり、
トップライト周辺のクロスや壁紙まで変色したり剥がれてきたりするような状態であれば、雨漏りが原因だと考えられます。
念のため、屋根の上からも状態を確認しようとしたのですが…今までメンテナンスを行ってこなかったということで屋根材には苔が多く付着しておりました。それに加えて急勾配で、トップライトまで近づくまでに滑って落ちてしまいそうな状態だったため断念いたしました😔💦
水も漏れてきている状態とのことですので、
トップライトの経年劣化による雨漏りであると判断しました!
トップライトの寿命ですが、約20年程度が目安であると言われています。寿命を迎えたトップライトは雨漏りを引き起こすことが多く、お住まいの築年数が20年ほど経つというお客様から同じようなお問合せを数多くいただいております💦
雨漏りが簡易的な補修で止まれば良いのですが…そうでなかった場合、解決するにはトップライトの「撤去」か「交換」の二択を選ぶ必要があります!😢
撤去したらお部屋が暗くなってしまうため、それでも問題無いかどうかをよく検討していただかなければなりません。
ノーメンテナンスですと、トップライトの寿命は20年ほどとなりますが、お客様のお住まいの築年数も22年ほどとのことですので、トップライトが寿命を迎えていると考えられる状況でした😖💦
「
簡易的な補修ではなく、雨漏りを根本から解決したい!」というご要望もありましたので、
トップライトの撤去か
交換工事をご提案させていただいたところ、「無くてもあまり困らない」ということで、
トップライトの撤去工事を行うことになりました!
交換をすればこれまで通り明かりをそのまま受けることができるのですが…トップライト本体は意外にも高額で、大体
20万円程は掛かります。そのため、
施工費も高額になってしまうということを考えておかなければならないのです!
もちろんアメピタ!では天窓交換工事も承っておりますので、お困りの際は是非お問合せください😊👍✨
>>天窓からの雨漏りについて、詳しくはコチラ!
「トップライトの撤去」というと、トップライトだけを撤去するように思いますが…その周りに葺かれている屋根は、それぞれが重なり合っています。そのため、少なくとも
トップライトが設置されている面の屋根材はすべて剥がして工事を行う方が望ましいんですね😉
屋根材の下に敷かれている
防水紙は、
雨漏りを防ぐ最後の砦ともいえる存在です。この防水紙を一面に施工することで雨漏りを起こさない屋根に仕上げることが可能です!✨
このとき、同時にトップライトの撤去も行ってしまいます!
撤去したトップライトの周りの木部の一部がボロボロになっていたため、補修を行いました😃
撤去したトップライトを見ると、
屋根の上側(水上側)の木部が腐食している状態でした!😱 雨が降った際、
水の流れをせき止める水上側は特に雨漏りを起こしやすいのです!
防水紙が傷んでいなければ雨漏りを起こすことはありませんが、防水紙が築年数の経過とともに傷み、破れたことが原因となって雨漏りに繋がってしまったと考えられます。
この部分は簡易的な補修では直せない部分のため、撤去工事を行ってよかったです😔💦
今回雨漏りを起こしていたのは二階にあるトップライトだけでした。が、一階の屋根にもトップライトが二つ取り付けられており、「
心配だからこちらも撤去してほしい」というご要望がありましたので、この二つのトップライトも撤去しました!🌞👍✨
撤去後に確認したところ、室内までは浸透していなかったものの、こちらのトップライトでも雨漏りの形跡が見られたため、一緒に工事を行う判断をしていただいてよかったです💦
昔はトップライトを製造しているメーカーは数多くありましたが、今回のように雨漏りを起こしやすいことが原因でどんどん減っていき、現在では2社しか残っていません。このような状況を目の当たりにするたびに、多くの会社が撤退していった理由がよくわかります。そもそも、屋根を受け流す役割のある屋根に穴を開けて設置するのだから、リスクがかなり大きいのは当然です😖
トップライトを撤去し終えたら、続いては新しい屋根を葺く作業になります😄✨
屋根葺き替え工事と同じ工程になるため、新しい野地板を前面に設置し下地の補強を行います!
野地板を設置したら、新しい防水紙を敷設していきます!今回使った防水紙は、
田島ルーフィングさんの
PカラーEX+というものです。新築の際に
Pカラーと呼ばれる緑色のものが使われることが多いのですが、それよりもグレードの高い防水紙となります✨
雨漏りを防ぐために一番重要な部分ですので、重ね合わせの順番などを厳守ししっかりと施工していきます。
新しい屋根材には、ケイミュー製のコロニアルクァッドを使用!
今回の葺き替え工事で使用した新しい屋根材は、ケイミュー製のコロニアルクァッドです!
コロニアルクァッドは、これよりもひとつ前の
コロニアルNEOを改良して作られた
ノンアスベストの
スレート屋根材です。
コロニアルNEOという屋根材は、ノンアスベスト初期型のスレートのことです。施工後10年ほどでボロボロに剥離してしまうという点で、強度に問題がありました💦 そんなコロニアルNEOの弱点を改良して作られたのが、コロニアルクァッドです!
現在コロニアルクァッドは新築住宅で最も多く使われているスレート屋根材です。強度も改善され、安心してお使いいただくことができます😉✨
スレートは軒先から上に向かって葺いてきます。今回の工事は、
トップライトの設置面のみを工事する部分的な葺き替え工事でのご対応となりました!
屋根のてっぺんまで葺いていったところで屋根の繋ぎ目にぶつかります。その部分に棟板金と呼ばれる板金のカバーを取り付けて施工は完了です😉👍✨
トップライトの撤去工事が無事に竣工を迎えました!✨
雨漏りの原因を取り除くことができましたので、これでお客さまも雨漏りの心配なく、安心してお過ごしいただけます😉🎵
トップライトの撤去…というと小さな、ちょっとした工事と感じますが、ご紹介したように
トップライトの設置面が関係してくる工事となりますので、規模が意外と大きくなります!
トップライト周辺のみの工事は技術的に不可能なわけではありませんが、屋根に継ぎ目を作ってしまうことになります。防水紙との兼ね合いも考慮すると、
結果的に雨漏りを起こしやすい屋根になってしまう可能性も考えられます😥💦 工事によるリスクをしっかりと理解したうえでどのような工事を行うのかを考えることが大切です!
アメピタ!では、
トップライト設置面のみの屋根葺き替え工事にも対応しております。トップライトからの雨漏りでお困りの方は、是非お問合せください😊👍✨